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Chemin de Vézelay ヴェズレーの道  16日目 San Leonard de Noblat → Limoges

フランス広域MAP
San Leonard de Noblat  から Limoges まで

この日の朝、トイレに行こうと朝6時頃に起きたら、オランダ人の彼女はもうすでに出発しようとしていました。しかも朝ご飯も食べずに。
「なんでそんなに焦って出発するの?」と聞いたら、「自分は歩くのが遅いから、人より早く出発しないと目的地到着が遅くなっちゃうから」だそう。頑張るのもいいけど頑張り過ぎて巡礼路上で倒れてしまないかすごく心配。
今朝はいつもはどうりの7時半頃に出発、城壁に囲まれた町サン・レオナールは小高い丘の上にあるので、まずは谷底を流れる川まで一気に下りました。

サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1654km !
気が遠くなりそうな距離
ヴェズレーの道では年間700人の巡礼者がサンティアゴまで歩くらしい
サリアからサンティアゴデコンポステーラまでの区間だったら
1日で700人ぐらい歩いてそうだけど。まぁサリアからは異常だけどね
いったん谷の底まで下る
鉄道の橋をくぐる

ビエンヌ川には中世の頃に建てられた古い石の橋がありました。
橋を渡る時に写真を撮っていたら橋のたもとにある家の人が窓を開けて挨拶してくれました。 ぼんじゅーる!

中世の頃に建てられた古い石橋
橋を渡った先にあった教会

橋を渡ってからしばらく川沿いの道を歩くと、こんどは登り返しの急坂で一気に丘の上に登り。振り返ると昨晩泊まったサン・レオナールの町が見えました。

川沿いの巡礼路を歩く
急坂をぐんぐん登る 
振り返るとはるか遠くにSan Leonard de Noblatの町が
この日の最初の十字架

この日の巡礼路は、次から次へと十字架が出没。

眺めの良い丘の上の巡礼路
この日2つ目の十字架
並木道の巡礼路
3つ目の十字架

登り下りを繰り返す巡礼路を歩いていると、今朝自分より1時間半先に出発したオランダ人の女の子が前を歩いているのが見えました。
彼女に追いついた時に「大丈夫?まだ足が痛い?」と聞きましたが、彼女は「No problem. Don't worry about me !」と言うので、あまりおせっかいを焼くのも彼女に迷惑になると思い、少しだけ一緒に歩いた後、登り坂で彼女が大きくスピードを落としたので心配だけれども先に行かせてもらいました。自分も歩くスピードはそんなに速くはないけど、彼女の歩行スピードだと昨日13時間もかかって到着したのが判るような気がしました。

森の妖精の小屋?
黄色いホタテ貝

丘を登り切った先にはAureilの村の教会があり、教会前の広場のベンチに今回初めてお会いしたフランス人の御夫婦がいました。お二人はフランス人にしては珍しく?英語が達者で、お陰で不自由なくお話をすることが出来ました。彼等はパリに住んでいて以前は外資系のお仕事をされていたとのことで英語が流暢に話せたみたいです。今晩リモージュでは何処に泊まる?の話題になってお互いの宿泊先を話したら偶然にも同じホテルでした。

Aureilの村の教会
Aureilの村の教会
Aureilの村の教会内部
Feytiat の教会
Feytiat の教会
Feytiat の教会
大都会 Limoges が見えてきた
Limoges 郊外にあった貴族の館
ビエンヌ川沿いの道を歩く
Limoges 大聖堂が見えた
この橋を渡ると Limoges 旧市街へ
Limoges 大聖堂
Limoges 大聖堂
Limoges 大聖堂
Limoges 大聖堂
Limoges 大聖堂

リモージュでは大聖堂の隣りにある修道院に泊まりたかったのですが、予約の連絡を入れた時に修道院は現在改装工事中で泊まれないとのことで、仕方がなくBooking.comで一番安かった駅近くのビジネスホテルに泊まることにしました。

ibis budget Limoges フランス版の東急イン

Limogeは Châteauroux 以来の久しぶりの大きな町、今晩泊まるビジネスホテルでは自炊が出来そうにないので夕食はファストフードで食べることにしました。(コース料理スタイルのフランス料理レストランは高すぎるので)
町の中心にあったフランスローカルのハンバーガーショップに行ったら注文システムがよく判らず、とりあえずカウンターにいた店員に " 英語 " で写真のハンバーガーセットが欲しいと言ったら完全に無視されました。(今回の巡礼ではこれまで出会った人たちは英語へのあからさまな拒絶反応は無かったので、初めての露骨な英語拒絶に面喰らいました。)
それを見ていた地元の中学生ぐらいの女の子たちが、カタコトの英語でこのお店での注文のしかた(最近マクドナルドにもあるタッチパネルの注文システムと同じでした、但しフランス語)を教えてくれて無事ハンバーガーセットを買うことが出来ました。お礼に彼女たちが注文しようとしていたハンバーガーセットを自腹でおごってあげました。そうしたら同じテーブルで一緒に食べてくれたので、「どうして助けてくれたの?」と言ったら、彼女たちは日本アニメの大ファンで、日本人にみえた自分に声をかけたとのことでした。将来はぜひ日本に行ってみたいと言ってました。いつかぜひ日本に遊びに来てね!

Limoge Hotel 情報 
宿の名前 : Ibis Budget Limoges
 宿代  : 35ユーロ(素泊まり) 
E-mail  : h5634@accor.com
Phone  : +33 8 92 68 11 18

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