Chemin de Vézelay ヴェズレーの道 17日目 Limoges → Flavignac
今朝は冷たい風が吹きすさぶ中ホテルを出発、ルネサンス様式のリモージュ駅の横を通り、リモージュ旧市街を通り抜けて、宮殿のような建物の病院の前を抜けて郊外の住宅街へ
郊外の住宅街の運動公園でゼッケンを付けたアスリートたちが集まっていたのでイベント関係者と思われる人に「これから何やるの?」と聞いたらハーフマラソンみたいなランニングのイベントが行われるとのことでした。
30分ほど歩き続けていたら先導の自転車の人が来て「この後からランナーが来るから、来たらよけてあげてね」と、まさかサンティアゴの巡礼路でハーフマラソンやるとは。かなり狭い未舗装路にもランナーが続々と走ってきてそのたびに脇に避けてトレッキングポールを振って応援してあげました。
やがて巡礼路は下り坂になって川沿いの道へ、古い橋を渡るとAixe-sur-Vienneの町に到着。町の中心部に教会があったので立ち寄ってみたら、続々と地元の人達が教会を訪れていてちょうど日曜ミサが始まったところでした。比較的大きな教会でしたが町の人がほぼ全員来ているんじゃないかと思うくらい教会の中は満員でした。ミサ中だったので教会内は撮影できず
Aixe-sur-Vienneの町を通り抜けて田舎道の巡礼路を歩き続けると、渓流沿いの道になり、やがて眺めの良い丘の上の道に、途中のSaint-Martin-le-Vieux村の教会で2日ぶりにダニエラとザビエルの御夫婦と再会、一緒にお昼ご飯を食べました。
丘をいくつも越えると、貴族の館がありました。
この日の宿はキャンプ場、この村の公営Giteの予約をした際に「公営Giteはすでに満室だけど、キャンプ場のバンガローなら泊まることが出来るよ」と言われ、バンガローに泊まることに。ザビエル&ダニエラ夫妻はGiteに泊まることが出来たので室内を見せてもらったら定員はたったの4人。これじゃすぐに定員いっぱいになる訳だ。Giteの管理人も兼ねていた村の役場の職員さんに車でバンガローまで連れてってもらい施設の利用方法を説明してもらいました。広大な芝生のキャンプ場に4人だけが泊まれるちいさな小屋がこの日の宿でした。シャワールーム&トイレは小屋内には無く、かなり離れた場所にあったので深夜と早朝にトイレに行くときは死ぬほど寒くてかなり堪えました。
自分がバンガローにチェックインしてから2時間後に、ベルギーから来た若い男性の巡礼者が到着、彼の名前はダリオ。今日の朝リモージュをスタートしたばかりの巡礼初日で、すでに靴が足に合わずに苦労しているみたい。靴擦れとマメで血まみれになった靴下を洗濯していました。
Flavignacキャンプ場情報
宿の名前 : Camping Municipal Espace Hermeline
宿代 : 15ユーロ(食料保存庫に缶詰、パスタがありました。)
E-mail : accueil@espace-hermeline.com
Phone : +33 5 55 78 86 12
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