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Chemin de Vézelay ヴェズレーの道  7日目 Villeneuve sur Cher→ Thizay

フランス広域MAP
Villeneuve sur Cherから Thizay まで

この日は今回の巡礼で最長の歩行距離(35キロ)。当初の予定では前日に次の町のCharostに泊まり25kmのちょうど良い距離にしたかったのですが、2年前にCharostの町のGiteがコロナパンデミックで潰れてしまってたので仕方がない。そんな訳で長距離移動に備えて今朝はいつもよりも1時間半早く6時に出発。
Villeneuve sur Cher の集落を出てすぐ先の川を渡ったキャンプ場に自動販売機がありました。自動販売機には野菜(ニンジン、ジャガイモ、ネギ、アーティチョーク)、ヨーグルト、ボトルワイン。さらにピザまでありました。この自動販売機があるのを知っていたら昨日あんな重い荷物を背負って歩かなくて済んだのに、、、

Villeneuve sur Cher の教会
キャンプ場の自動販売機
左側が野菜の販売機 右側はピザの販売機
野菜、ワイン、ヨーグルト、etc

キャンプ場を後にしてからは真っ暗闇の車道の路肩をヘッドライトを点灯して歩きました。まだ暗い早朝なのに出勤の人たちのクルマの通行量がかなり多く、路肩のすぐ傍を猛スピードですれ違うクルマが通過する時はかなりスリリングでした。

狭い路肩を歩く
朝7時頃にやっと日の出が
狭い道にクルマがビュンビュン走り抜けていく恐怖の道でした

日が昇り明るくなって8時前にやっと隣町のCharostに到着。この町は前の日に泊まったVilleneuveの村よりもかなり大きく、スーパーもパン屋もバルもありました。(なんでGite潰れちゃったんだよ、、、 コロナ憎し)

Charost の町 パン屋があったのでこの町で朝食
Charost の町の城壁
Charost の教会
Charost の民家 なぜ犬の写真が???
ボーダーコリーの番犬に注意! の警告でした。

Charostから先は快適な畑の中の一本道。
まるでスペインの巡礼路の様に風力発電の風車がたくさんありました。

麦畑、菜の花畑の中に風車が点々と
地平線の先まで続く麦畑の中の道
廃屋の住民はニワトリ?
某生命保険の勧誘員さん

お昼頃に大きな街 Issoudun に到着。町の中心広場の前にトルコ料理店があったので昼食にしました。お昼ご飯を食べていたらレストランの店内にいた若いアラブ系フランス人に取り囲まれ「Chino!Chino!」とからかわれたけど「俺は日本人だ」と言ったら、周りいた白人系の地元の人たちがアラブ系の若者にからかったことを謝罪するようにせかされて、その若者たちはしゅんとして謝ってきました、、、フランスでは日本人は(某C国人に比べて)それなりの待遇で扱われているのが誇らしかったです。 
ていうか、これまでC国人はフランスでナニやらかしてきたんでしょう???

Issoudun の教会
Issoudun の教会内部 見事なステンドグラス
この日のお昼ご飯 ケバブランチ 8ユーロ

Issoudunで昼食を終えて残りあと8キロ、午後になって気温もグングン急上昇(体感気温30度ぐらい)。炎天下でフラフラになりながら歩き続け今日の宿泊地の村の教会が見えた時は本当に神に感謝したくなりました。

果てしなく続く炎天下の道
やっとこの日の目的地の村 Thizay が見えてきた

Thizay村には中心部の広場に教会と、その向かいには貴族の屋敷がありました。教会前で宿のオーナーに村に到着したことを電話したら、オーナーが出迎えに来てくれました。

Thizay 村の教会
Thizay 村の貴族の館

この日の宿泊施設は地元の一般民家。泊まらせていただいたお部屋は宿主ご夫妻の子供たちが使っていた部屋を客室として改装したらしく、部屋の中には家族の写真などが飾られてました。
夕食の時間になり食堂に行くとスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラから逆方向を歩いてきたベルギー人の巡礼者が同席、夕食を一緒に食べました。 なんと彼は2月上旬にサンティアゴ・デ・コンポステーラを出発、真冬の巡礼路を歩き続け、3月上旬に雪のピレネーを越え、約2か月かけてフランス北部まで辿り着いた鉄人巡礼者でした。彼はそのまま歩き続けてベルギーの自宅まで歩くとのこと。 スゴスギル

この家が泊まらせて頂いた民家
泊まらせていただいたベッドルーム
宿主ご夫妻と、逆方向を歩いてきたベルギー人巡礼者

Thizay Gite 情報 
宿の名前 : M. France & J. Claude Apert
 宿代  : 35ユーロ(2食付き)
E-mail  : mfassmat36@orange.fr
Phone  : +33 2 54 21 29 40

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