Chemin de Vézelay ヴェズレーの道 34日目 Orthez → Sauveterre de Bearn
これまでに一緒に歩いてきたアルフレッドがダリオといっしょに35キロ先のサン・パレまで歩くとのことで我々とは別行動に、その代わりにベルギー人女性のカトリーナがSauveterre de Bearnまで一緒に歩くことになりました。
Sainte-Suzanneの村に着くと、教会前の広場で車から楽器を下ろしていたグループがいました。彼らはこれから教会でコンサートを行うらしい、ぜひ聞いてみたかったけどまだスタートしたばかりでこの先の道のりが長いので諦めて先に進みました。
Lanneplaà村の教会前の広場に村人が集まって何かのイベントをやろうとしていました。何をしているのか伺ったらこの日は79年前に第二次世界大戦が終わった対独戦勝記念日、約80年前にフランス軍人として戦ったおじいさんが軍服を着てフランス国旗を掲げて戦争で亡くなった戦没者に慰霊をしていました。
教会でテーブルの上に会ったノートを何気なく見たら、先を歩いて行ったダリオのメッセージを見つけました。
教会のあったL'Hôpital-d'Orion村を過ぎると、巡礼路は急坂&ぬかるみのハードな泥道。この日の道はかなり悪戦苦闘しました。
シエスタ時間のチェックイン待ちを兼ねた教会の見学を終えて宿に到着、宿の中に入ろうとしたのですが、かなりひどい泥だらけのズボンと靴、このままでは綺麗な室内を汚してしまうと思い靴を脱いでズボンをまくり上げて入ったら、宿の女将のマダムが「流石日本人!外国でも靴を脱いで家の中に入るのね!」と変な誤解をされてしまいました。ていうか現地ヨーロピアン巡礼者たちが泥だらけの靴で家の中でも靴を履く神経が日本人からすると理解出来ないと思うんですが、、、
この宿は夕食の提供が無いということで町の中のレストランで外食するつもりでいたのですが、残念ながらこの日はその外食できるレストランが祝日のためことごとく休業。宿の女将さんが電話をかけまくって宿泊者ではなくても夕食を提供してくれる他のホテルをなんとか探してくれました。感謝感謝
Sauveterre de Bearn Gite情報
宿の名前 : Maison de la Tour Gite pèlerin
宿代 : 20ユーロ(朝食付き)
E-mail : contact@bearndesgaves.com
Website : Maison de la Tour (Sauveterre-de-Béarn) | Tourist Office Béarn des Gaves
Phone : +33 6 28 36 73 37