Chemin de Vézelay ヴェズレーの道 6日目 Bourges - Villeneuve-sur-Cher
この日は2日ぶりの徒歩巡礼に戻りました。
日の出の時間の朝7時半頃に修道院を出発、まずは修道院のある郊外の住宅街からBourges旧市街中心部まで1時間かけて戻りました。
Bourges旧市街の傍を流れるオロン川には水車小屋が残されていました。
Bourgesの旧市街から郊外へ一直線に伸びる道を歩くと、遠くからでも目立つ尖塔が教会がありました。郊外の住宅街の道を歩くと、まるで絵本の「ちいさいおうち」のモデルのような家を発見! 家の入り口の番地を示すプレートには家族のカワイイ絵が描かれてました。
住宅街を抜けると広大な麦畑の中を歩く道になり、やがてBourgesの隣町La Chapelle Saint Ursinに到着、今晩宿泊予定の村にはパン屋も食料品店もレストランも何も無いと予約の時に聞いていたので、この町のスーパーマーケットCarrefourで昼食、夕食、明日の朝ご飯を入手、ずっしり重たくなったリュックを背負って先に進みました。
La Chapelle Saint Ursinの町はずれの工業地帯を通過後、GPSログによると踏切を渡るはずなのですが、なんと工事中で通行禁止になっていました!!! 車は次々引き返して遠回りで別ルートに行ってますが、巡礼者はこの踏切が渡れないと死活問題(10キロ以上遠回りに)、工事の現場監督らしい男性に頼み込んで工事中の踏切を通過させてもらいました。
踏切通過後は左側フェンスが延々と続く舗装路を歩き、お昼になったころでちょうどMorthomiersの集落の入口にテーブル付きベンチがある公園があったので先ほどカルフールで購入したランチでモグモグタイム。ベンチの脇には日本では見かけない古着のリサイクルボックスがありました。
Morthomiersの集落を過ぎると、巡礼路は麦畑の道と林の中の道が交互に続き、やがて今日の目的地Villeneuve sur Cherの村が見えてきました
メールでVilleneuve sur Cher の公営Giteを予約したとき、「現地に着いたら電話してね!」と言われていたので、村の教会前の広場で早速指定された電話番号に電話したのですが何故か繋がらず、ちょうど通りかかった地元の高校生ぐらいの女の子に、「今晩泊まるGiteの管理人さんに電話したいのだけど何度電話しても繋がらず困ってるんだけど、管理人さんの家はどこだか判る?」と聞いてみたら、なんと偶然にも彼女はGite管理人のマダムの親戚(姪かな?)で、自宅まで連れてってもらえました。
Giteでチェックインの手続きの時に管理人のマダムから「このGiteに日本人が泊まるのはあなたが初めてよ」と言われました。まぁヴェズレーの道の北ルートを歩く巡礼者自体が少ないし、さらに日本人となると激レアですからね、、、
この日に泊まったGiteは今回の巡礼で泊まったGiteの中でも一番眺めが良い場所にありました。特にベッドルームの窓からの眺めは絶景! さらにバスルームにはバスタブまでありました。
Villeneuve sur Cher 公営Gite情報
宿の名前 : Refuge pèlerin municipal Villeneuve sur Cher
宿代 : 10ユーロ(素泊まり)
E-mail : mairie-villeneuve-cher@orange.fr
Phone : 06 83 43 57 95 (Marie Françoise)
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