Chemin de Vézelay ヴェズレーの道 26日目 Pelegrue → La Reole
ヴェズレーの道のGiteはほとんどが宿泊人数が10人以下、昨晩泊まった公営のGiteの宿泊人数は6人、一番少なかった所は4人という所も。スペインのフランス人の道にある100人以上泊まれる巨大アルベルゲと比べると、こんなに少ない人数しか泊まれないのに巡礼者は宿に困らないの?と思いますが、今のところヴェズレーの道ではこの程度の規模の宿泊施設で充分足りているみたい。それくらい歩いている人が少ないのです。
今朝は目が覚めて窓の外を見たら路面が濡れていて、どんよりとした今にも降り出しそうな雨雲に覆われてました。ただ天気予報では10時ぐらいから回復してくとの予報だったので、その情報を信じてレインジャケットを着ずレインカバーも付けずに出発。まずは宿を出て巡礼路とは逆方向にあるパン屋に行きお昼ご飯をゲット。
Pelegrue から2時間ほどで大きな修道院のある村San Fermeに到着。
昨日坂で自分を追い抜いていったオランダ人のマリアは39キロも歩いてこの村まで歩いたそう。相変らずの健脚ぶりに驚きます。
自分だったら1日で39キロも歩いたら翌日は歩けなくなっちゃいます。
(8年前に銀の道を歩いた時は毎日40キロ歩いてましたが、現在は無理)
Saint-Ferme修道院は内部も見学できたのですが、修道院が開かれるのは朝10時から、あと1時間待てば内部も見られるけど、この後の行程も長そうなので内部の見学は諦めました。修道院から出発しようとしたら後から出発したザビエル&ダニエラ夫妻も修道院に到着。彼らも修道院を見学したがっていたけど開くのが10時から言うと残念がっていました。
Coutures村の教会の脇のベンチで休憩していると、突然爆音が響き渡りジェット戦闘機2機が超低空で飛び去っていきました。さらに休憩後に巡礼路を歩いているときにも何度も戦闘機が低空をかすめてゆきました。
後にLa Reole のカフェで休憩中にザビエルに聞いたところ、パリオリンピックのイベントの練習か、1週間後の第二次大戦戦勝記念日に行われる空軍のデモフライトの練習では?と言われました。 しかし飛び去って行った戦闘機は既にフランス空軍ではすでに引退した旧式のミラージュ2000だったので(現在フランス空軍で使用している戦闘機は新型のラファールのはず)不思議だな?と思いました。
帰国後にマクロン大統領がウクライナにミラージュ2000戦闘機を供与するとの発表を聞いて、きっとあの時に飛んでいた戦闘機はウクライナ人パイロットの訓練をしていたのかもしれません。
La Reole にはシエスタあけの14時に到着するように歩いたのですが、宿に到着してから判明したのはなんと16時にオープン。仕方がないので町の広場のカフェで時間調整をしていたらザビエル&ダニエラ夫妻も到着。ご一緒にコーヒーブレイクをしました。
翌日に泊まるBazasのホームステイの事をザビエルに聞いたら、17時に大聖堂でホームステイ先のホストファミリーが迎えに来るのでそれまでに到着する必要があるとのこと。しかし驚愕の事実が判明! なんと歩行者用の正規の巡礼路を歩くと、Bazasまでの距離は37キロ!!! 17時までに辿り着くために早朝に出発しても体力的に辿り着けるかどうか、、、しかしザビエルたちもBazasのホームステイするので、どうやって17時までに辿り着くのか聞いたところ車道でショートカットするとのこと。彼らは最初から正規の巡礼路を歩くつもりはなかったみたい。このことを聞きそびれていたら明日は馬鹿正直に正規の巡礼路を歩いて危うく集合時間に遅刻するところでした。危ない危ない。
16時になったので宿に向かいチェックインしたら、スタッフはスペイン人のお兄ちゃんでした。フランスに来てもシエスタの時間をスペイン流にするのは止めてほしいですね、、、
La Reole Guest House情報
宿の名前 : Amani Hostel . LA REOLE.
宿代 : 30ユーロ (2食付き)
E-mail : amanihostel.lareole@gmail.com
Phone : +33 6 49 68 69 69