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Chemin de Vézelay ヴェズレーの道  36日目 Ostabat Asme → Saint Jean pied de Port

フランス広域MAP
Ostabat Asme  から Saint Jean pied de Port まで

ヴェズレーの道最終日、今朝は22kmの短距離にもかかわらず朝6時に出発。理由はここ最近のカミーノ人気でサンジャンピエドポーの巡礼事務所が異常な混雑をしていることがひとつ、さらに公営Giteが予約不可の先着順というスペインのアルベルゲスタイルになっているため。そのためパリから移動してきた巡礼者が到着する前にサンジャンピエドポーに到着したかったからです。

今朝は朝から雲一つ無い快晴のお天気。昨日の巡礼路のような激しいアップダウンはなく歩きやすい巡礼路でした。

朝焼けに照らされるOstabat Asmeの教会
巡礼路上にあった十字架
礼拝堂かな?と思ったら避難所みたいな施設。
床の上にマットを敷いて巡礼者が寝てました
避難所の案内板
多くの巡礼者が歩いてました
教会マニア?(敬虔な信者)のダニエラ
教会があると必ず立ち寄ってました
お城
どんな人が住んでいるんでしょう
サンジャンの手前にあった小さな礼拝堂
礼拝堂 逆側から
礼拝堂内部

サンジャンピエドポーに近づくにつれて、ヴェズレーの道やルピュイの道を1か月以上歩いてきた貫録?ある巡礼者ではない、初心者巡礼者まる出しの人たちがルートを逆に歩いてきていました。彼らに話を聞いたらフランス人の道を行くはずが間違えてルピュイの道の逆方向へ来てしまったとのこと。いったいどうやったら間違えるんだ???

サンジャンピエドポーの城壁と門が見えた!
門の前で記念写真
懐かしい景色が見えた
公営Gite前
すでにリュックサックがずらり並んでました
右側が先頭、14番目に到着
サンジャンの巡礼事務所

サンジャンの巡礼事務所で今回の巡礼で最後のスタンプを押してもらいました。サンティアゴデコンポステーラの巡礼事務所のようにルピュイの道&ヴェズレーの道を歩いてきた巡礼者にコンポステーラ(巡礼証明書)は貰えないの?と聞きましたがそのようなモノは無いとのこと。ちょっと悲しい。

懐かしいサンジャンのメインストリート
教会前の門
橋の上から

サンジャンピエドポーの町を歩いていたら、昨日着いたはずのアルフレッドと再会、残念ながら一緒に歩いたダリオは朝にスペインを目指して行ってしまったそう。アルフレッドと3日ぶりの再会して4人のこれまで健闘を祝して川沿いのレストランでランチを食べました。

ランチの後、この後のスペインの巡礼路(サルバドールの道、イギリス人の道)を歩く前に嵩張る冬物衣料とサンジャンのお土産屋で購入した書籍類を日本の自宅宛てに郵送で送りました。郵便局から戻ってくるとカトリーナが遅れて到着。残念ながら公営Giteは満室になってしまったので、彼女は私営Giteに泊まることに。

公営のGiteの前でチェックイン待ちをしている巡礼者の約半数が韓国人でした。まるで団体ツアーで来ているのかと勘違いするほどの多さ。リタイア世代の人もいましたが驚くのは20代の若者が多いこと。(日本人の巡礼者はほぼリタイア世代ばかりなのに)日本人の若者も韓国人の若者たちのようにもっと海外に行っていろいろチャレンジして欲しいですね~
彼らは今回が初めてのサンティアゴ巡礼、翌日のピレネー越えをとても不安がっていたので。翌日は遅くても朝5時には出発すること、朝ご飯はオリッソンで食べられること、水はオリッソンで汲めるので出発時にはそんなに沢山いらないこと、遅くても14時までにはロンセスバージェスに辿り着くこと。荷物が重くて山越えが心配な人には荷物配送サービスがあるからそのサービスを利用すること、といろいろ教えてあげました。さらにパンプローナにあるアジアンフードの食料品店で辛ラーメンとキムチが買えることを教えてあげたら狂喜乱舞してました。

翌朝韓国人巡礼者の皆さん、深夜の2時半ごろにゴソゴソ起き始めて、まだ真っ暗闇の朝3時に出発して行きました。しかしいくらなんでも3時は早すぎでしょ、寝不足でバテなきゃいいけど。

夕食はリバーサイドのレストランで
打ち上げディナーパーティーにカトリーナも合流
公営Giteのリビング
ベッドルーム
ほぼスペインのアルベルゲと同じ
翌朝早くザビエルとダニエラが
パリ近郊の自宅へ帰宅していきました

Saint Jean pied de Port Gite情報 
宿の名前 : Refuge Municipal Saint Jean pied de Port
 宿代  : 13ユーロ 素泊まり
E-mail  : refugemunicipal@gmail.com
Phone  : +33 6 17 10 31 89


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