【活動報告】＃ピルコンルームno.6「コンドーム学概論」開催
ピルコンでは7月31日18時～19時に、＃ピルコンルーム no.6「コンドーム学概論〜あなたの知らないコンドームの世界〜」を開催しました！
▽イベントページ
当日は約３０名の方にご参加いただきました。
大学卒業後に就職したコンドームメーカーで広報や商品企画を担当し、現在はピルコンフェローとして活動している[みささん]と、
必需品なのに正しい使い方についてなかなか教えてもらう機会がないコンドームについて、取説から選び方まで一緒に学びました。
コンドームは「最後に着るデート服」
「あなたにとってコンドームとは？」から始まった、みささんからのお話。
このパートでは、コンドームの具体的な役割や、コンドームの避妊失敗率を踏まえた理想的なコンドームの使い方についてお話ししました。
また、コンドームは、素材 サイズ ゼリー 形 厚さ パッケージの６つの要素によって、様々な商品が販売されていることを紹介し、下記のような悩みを解決できる商品もあることを説明しました。
それらの違いによって、こんな悩みを解決することができます💡
「ラテックスアレルギーに悩んでいる（使用時にヒリヒリやかゆみがある）」
「性交痛に悩んでいる」
「性行為のマンネリに悩んでいる」
「もっと長く楽しみたい」
最後に、コンドームのセブンルールと題して、
「コンドームの使用期限はどこに書かれている？」「コンドームと相性の悪いもの」「コンドームの保管方法と持ち歩き方」など
コンドームとうまく付き合っていくための７つのルールを、クイズ形式で紹介していただきました。
グループディスカッション：「コンドームを買うときの恥ずかしさをどう乗り越える？」について考えてみた
グループディスカッションでは「コンドームを買うときの恥ずかしさをどう乗り越える？」について考えてみました。
このテーマについて、以下のような意見が出ました。
「ドラッグストアで働いていたことがあるけど、コンドームを買う人に何か特別に思うようなことはなかったので、気にする必要はないかも」
「通販を使う」
「売り場がわかりにくく行きにくいので、医薬品やサプリなどのヘルスプロダクトと同じ場所においてわかりやすくしてみてはどうか？」
「買うときにとても恥ずかしくなるパッケージ。もう少しわかりすく、どんな人も手に取りやすいデザインにしたい」
このように、多角的な視点からこのテーマについて考えることができました。
ロールプレイング：「こんなとき、あなたならどうする？」
次に、このようなテーマについて小グループで実際このような場面になったら、どのようなやり取りをするかディスカッションをしました。
最近付き合ったばかりの恋人と、今日は初めてのお泊まりデート。
良い雰囲気になったけど、恋人がなかなかコンドームをつける/気にする素振りを見せない...
「こんなとき、あなたならどうする？」
参加者からは、このような案が出ました
「一緒につけてみようよ！」
「お気に入りのやつがあるから試してみない？」
「コンドームつけてくれないならしない」
「何か忘れてない…？」
前半のみささんのレクチャーもあり、「このコンドーム、私たちにあっていると思うよ！」など、コンドームの６つの要素それぞれの利点も踏まえた返答案などもたくさん挙げられました。
実際こういった場面に出会ってしまう可能性を、誰しも持っています。
そんなとき、焦って場の空気に流されてしまうのではなく、自分の意見を率直に伝えたり、相手がどのように考えるのかを想像するための、良い練習になったのではないかと考えています。
次回 #ピルコンルーム は8/21（金）18:30 -19:30
ピルコンとリラックスしてフラットに性の健康について学んだりディスカッションできる場、#ピルコンルーム！
皆さんも是非、このハッシュタグをつけて感想をつぶやいてみてくださいね。
そんな、全国の学生も社会人も気軽に性について学べる！と大好評のピルコン主催オンラインイベントは、次回8月21日（金曜日）18:30〜19:30開催！
▽イベント詳細・お申し込みはこちらから
テーマは「なぜ自分の見た目が気に入らないんだろう？」
メディアから発せられるメッセージを動画教材を活用して批判的に読み解きながら、自分が自分の体と向き合いながら、自分らしく幸せに生きていくために何が必要なのか、またどういったメディアの表現やコミュニケーションだと自分の体をポジティブに捉えられるのかをピルコンと一緒に考えてみましょう！
今後もピルコンでは、避妊やボディイメージ、男子の性教育などをテーマにオンラインイベントを月1回程度、定期的に開催していきます！
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この記事を書いた人：フェロー 嵐柴綾（あらしばちゃん）
金沢大学経済学類4年。大学3年次のスウェーデンへの交換留学を経験。現地でリプロダクティブヘルスについて学ぶ傍ら、現地学生や政府へのヒアリング調査などのフィールドワークを経験。帰国後は、所属大学にフェミニズム団体WannaBeME（https://note.com/wannabeme_ku）を設立し、2020年5月からピルコンフェローとしても活動している。
note： https://note.com/_deep4breath