【2021年衆議院選挙に向けて】緊急避妊薬のスイッチOTC化、薬局での入手に関する各政党の公約は? #緊急避妊薬を薬局で #衆議院選挙2021
2021年10月31日は、衆議院選挙の投開票日!
ピルコンでは、各党の「緊急避妊薬に関する政策」について、各党の公約から簡単にまとめました!
まとめ
自由民主党
●女性活躍
女性に対する暴力を根絶し、女性の人権と健康を守ります。
性犯罪・性暴力被害者支援センターの体制強化、DV被害者民間シェルターの先進的取り組み支援等に取り組むとともに、緊急避妊薬の適切な利用推進、性犯罪厳罰化に向けた刑法改正を求めます。
出典:自民党政策BANK
公明党
●女性等が活躍できる社会へ
意図しない妊娠のリスクから守るため、緊急避妊薬に関する教育を充実
させるとともに、緊急避妊薬を求める人が薬局で薬剤師の関与のもと処
方箋の必要なく購入できるように制度を見直します。
立憲民主党
●性暴力の防止
[性暴力被害者支援法案の制定]
各都道府県の性暴力被害者のためのワンストップ支援センターは、被害発生直後の緊急対応(72時間以内の緊急避妊、証拠保全、医療ケア、心理的ケア、被害届等)が可能となる医療拠点型を目指します。
アフターピル(緊急避妊薬)を処方箋なしで薬局で購入できるようにします。
出典:立憲民主党政策集2021
日本共産党
●リプロダクティブ・ヘルス&ライツの視点にたった政治を
避妊も中絶も、女性の大切な権利です。避妊薬と緊急避妊薬を安価で入手しやすくします。中絶薬を早期に認可し、中絶医療を国際水準まで高めます。
出典:日本共産党 総選挙政策 なにより、いのち。ぶれずに、つらぬく
国民民主党
緊急避妊薬についての明確な言及はありませんでしたが、「ジェンダー後進国脱却」という記載がありました。
社会民主党
緊急避妊薬についての明確な言及はありませんでしたが、「リプロダクティブヘルス・ライツ(性と生殖における健康と権利)の確立に尽力」という記載がありました。
日本維新の会
●男女共同参画(ジェンダー・イクオリティ)(4)医療・不妊治療
.母体を適切に守るため、性と生殖に関する知識を啓発するとともに、アフターピルのオンライン診療・処方などの規制緩和を検討します。
れいわ新選組
●自分のからだを自分で決定できる権利を守る
緊急避妊薬の薬局での販売を求めます。性暴力にあった被害者が 24~72 時間以内に医師から処方箋をもらうことができない場合などに入手しやすくします。
「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト」でも、各政党への公開質問状に対する回答として、緊急避妊薬についての政策もまとめられていました!(10/21追記)
政策集では記載のなかった社会民主党、国民民主党も前向きな回答でした。
緊急避妊薬の議論は今どうなっているの?
厚生労働省での緊急避妊薬の市販化の議論は、2021年10月の検討会で話合われ、次回2022年2月に開催予定です。
#緊急避妊薬を薬局でプロジェクトでも、いち早いアクセス改善、スイッチOTC化を求める要望やこれまでの議論のファクトチェックをまとめて発表しています。
多くの政党で、性暴力の防止、ジェンダー平等、生理の貧困などにも言及していたり、リプロダクティブヘルス&ライツという言葉が政策の中に入っているのも印象的でした!
いかがでしたか? ぜひ皆さん投票の参考になれば幸いです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?