ピラティスで”ストレッチポールが最強”に使える7つの理由
どうも、ピラティスインストラクターで理学療法士のフィジオ先生です。
今回はピラティスで”ストレッチポールが最強”に使える7つの理由について解説します。
解説の終盤にストレッチポールを使ったエクササイズを紹介していますので是非、最後までご覧ください。
まず、忙しい方向けに魅力をサクッとまとめちゃいます。
-ストレッチポール7つの魅力-
◉場所を選ばない
◉姿勢の歪みがわかる
◉不安定な状況が作れる
◉支持物になる
◉動きのサポートに使える
◉難易度調整が容易
◉重さや硬さを利用できる
とまあ、メリットが盛り沢山なんです。
では、それぞれ解説していきます。
◉場所を選ばない
ピラティスといえば、”リフォーマー”という印象をお持ちの方は多いはず。
正直、リフォーマーの方がカッコイイし、魅力も盛り沢山なのですが、ピラティスをするためには専門のスタジオに行く必要があります。
購入する場合、価格が50万くらいします。オマケに馬鹿デカいので正直、個人用に買うにはオススメしません。w
ストレッチポールなら持ち運びもできますし、畳1枚分のスペースさえあれば、エクササイズを行うことができるので非常に便利なんです。
◉姿勢のゆがみが分かる
ストレッチポールの素材は”EPE”と呼ばれる発泡ポリエチレンという素材でできています。
表面は硬すぎず、柔らかすぎない適度な反発力があります。
ポールの上に寝転ぶと背骨がポールの表面に接触し、背中からの感覚刺激が脳へと入力され、身体のゆがみを認知し、自己修正することができます。
◉不安定な状況がつくれる
バランス感覚を高めるためには不安定な状況下で練習するしかありません。
ポールの形状が筒状であるため、ポールの上に寝転がったり、上に乗っかるだけでコロコロと転がり、あえて不安定な状況が作ることができます。
※ローラーに乗っかるのは難易度が高く、転倒の危険性があるのでインストラクター指導の下で行うようにしてくださいね。
転がり過ぎて不安だという方には”グリッポンベース”と呼ばれるローラーを固定できるものも売っています。
◉支持物になる
つま先立ちなどバランストレーニングをする際、足りない筋力を補うために支えが必要な場面があります。
また、心理的な不安から思い切ったエクササイズができず、効果が半減なんて勿体ないですよね。
そんな時、ストレッチポールを縦に置くことで支持物にもできちゃいます。
◉動きのサポートに使える
形が筒状なのでコロコロ転がります。
手や足をもうひと伸びしたい時にストレッチポールの転がりが動きをサポートしてくれます。
◉難易度調整が簡単
ピラティスの初心者には”グリッポンベース”を使用して安定感を持たせ、難易度を上げる時にはストレッチポールの不安定感を利用します。
ストレッチポールは初心者からアスリートまで万能に使えるのが非常に魅力なんです。
◉重さや硬さを利用できる
ストレッチポールの重さは約700gで週刊少年ジャンプと同じくらいの重さです。w
ストレッチポールを手で持ち上げることでちょっとしたダンベルの代わりに早変わりします。
とまあ、他にもメリットはあるのですが、もっと知りたいという方はストレッチポールの公式サイトにもいろいろと効果が載ってるので確認してみてください。
最後にピラティスのエクササイズで用いる物はストレッチポールだけではなく、ピラティスリングやボールなど様々あります。
それぞれに魅力があるので、実際にカラダで体感するのが1番です。
是非、お近くのピラティススタジオに足を運んでみてください。