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雑貨屋さんに、陶器を見に行きました。

自分にセンスがないとは思わないけれど、別に良いと思える自信のようなものもありません。センスの良さを信頼している友達に褒められたり、そういう時だけ、「まあね」って態度を取りながら内実喜んでいたりします。

元々その雑貨屋を立ち寄った目的は、クォン・ジェウさんの作品に興味があったからでした。どういうシーンでどの食器を使うんだろうというのは、芸術的なのか、文化の違いなのかわからない部分もあります。でも、醸し出す雰囲気であったり、色がともかく印象に残るのです。

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実物、やはりなんとも言えない気になる引力を有していました。でも、これで俺は鳥の餌のような無糖シリアルを食べるのか、あるいはお粥か。と考えると、なんともイメージが湧かず今回は買うのを諦めました。

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そんなことをぼんやり思っていると、その横にある宮木英至さんという人の作品が気になり始めます。マグカップに惹かれました。どの陶器に惹かれていくかは自分がどんな料理を作れるか次第であって、結局、自分が少し背伸びした金額を出そうと一歩踏み出せるのはコーヒーぐらいかというオチで独り面白くなって笑いそうになりました。

あの赤いボウル、どんな料理が合うんでしょうか。やはり韓国の作家だからビビンバとか合いそうです。サラダはあり得ないし、キーマカレーとかなら有りかな。どうでしょうか。

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