【カードラッシュCS予選全勝!】葉隠れポンチョヌメルゴンの強さ&マッチアップを徹底解説!
どうも皆様こんにちは!
主に関東でポケモンカードの活動をしているピラフと申します。
最近ピィのARのツイートでちょっとバズった人です笑
今回は2023年8月6日(日)に行われたカードラッシュCSのチーム戦に参加することができたので、戦績のご報告とマッチアップ、そしてこれがあったから勝てたやん!って感動した葉隠れポンチョについて解説していきたいと思います!
ロスヌメに関する部分の解説は全文無料なので、是非暇つぶしに読んでいってもらえると励みになります!
※いいなと思って下さった方は1作目のヌメルゴンのnoteをご購読いただけるとめちゃ嬉しいです!
それでは解説に参ります!!
◆戦績
カードラッシュCSは総勢48チームが参加する大会で、ビエラさんやサイトウコウセイさんなど有名な選手たちも沢山参加する豪華な大会でした。
配信も行ってました!
さて、戦績は、、、
個人6−0、チーム3−3で17位でした!
決勝トーナメントに進めるのは上位16チームということで、惜しくも予選敗退となってしまいましたが、沢山の競合が集まる中で個人として6−0できたのはすごく自信になりました!
チームとしてはトナメにいけないのはすごく悔しくて、練度高めて次こそはトナメ進出、あわよくば優勝目指してリベンジを誓いました!!
マッチングについてはX(旧Twitter)に記載の通りで、どのようなマッチアップだったかなどを振り返っていければと思います!
本当にいろんなデッキと対戦することができたので、意識するべきことなど少しでも参考にしてもらえたら嬉しいなと思います。
◆使用デッキリスト
使用デッキについてはいつもお馴染み「ロストヌメルゴン」デッキになります。
こいついつまでヌメルゴン使ってんねん!って感じですが、黒リザードンにかなり強いので環境的にはまだまだいい立ち位置にいると考えています!
そんなデッキリストはこちら!
こちらは2023年7月22日に行われたポケ実ポケカ部対戦会で準優勝した際の構築と変わっておりません。
(入れ替えカートとポケモン入れ替えの枚数を変えようと思ったら、提出したリストが前のままになっていたことは内緒です笑)
また、シャロンチャンネルでもロスヌメデッキが紹介されておりました!
(ネストボールとボスが1枚ずつ違うだけほぼ同じレシピでした!)
デッキパーツの細かい採用理由や、各対面の戦い方など勝つための情報をこちらの記事にメチャクチャ詳細に解説しておりますので、以下の記事をぜひ確認してみてください!
※なんと30,000字越の超大作です笑
◆最強カードとは!?
この章が今回のnoteで一番書きたかった重要な箇所になります!
ツイートでは伏せていた最強カードとはなんなのか!?
そのカードはタイトルにもある通り「葉隠れポンチョ」です!
デッキリストを見てもらってから、「なんじゃこのカードは!?」となった人もいるのではないでしょうか?
メチャクチャ簡単にいうと「進化したらボスの指令無効!!」って感じです!
ヒスイヌメルゴンVstarの特徴としては、アイアンローリングで次のターン受けるダメージを「−80」することで、盤面にずっと居座り続けることが大事になります。
その対策としては、あなぬけのひもからのボスの指令を行うことで、一度ベンチにヌメルゴンを下げることで受けるダメージ「−80」がなくなるため、比較的簡単に突破できるようになります。
上記のような対策として、2023年7月頃から試して使ってみたところ、非常に使い勝手が良く、今回のラッシュCSでも葉隠れポンチョのおかげで勝てた試合が2試合もあったため、強さを証明できたと考えています!
上記の対策以外にも強い点が何点かあったため解説していけたらと思います!
○葉隠れポンチョが強い3つの理由!
強い点は大きく以下の3点と考えます!
・あなぬけ→ボス対策
・いつでもヤミラミで戦える
・縛られない
1つずつ簡単に解説していきます!
あなぬけ→ボス対策については、先述した通りなので、ここでは記載しません。
一番強いと思ったのは、二番目の「いつでもヤミラミで戦える」が大きいと思っています。
ヌメルゴンの強い点としては、何度も申し上げている通り、アイアンローリングによる「−80」によって、少しでも長いターンヌメルゴンが盤面にいることが重要になります。
そのため、ベンチにヌメルゴンがいると「−80」が働かず、ボスの指令などによって呼ばれてしまうと簡単に倒されてしまいます。
したがって、基本的にはヌメルゴンで戦い続ける必要があります。
(常に受けるダメージ「−80」のヌメルゴンを押しつけるため!)
しかし、葉隠れポンチョがあれば、ベンチに下がってもボスの指令などで呼ばれないため、ヌメルゴン以外のアタッカーで戦うことができます!
例えば、ミライドンにアイアンローリングで200ダメージ与えた後に、もう一度ヌメルゴンでアイアンローリングを打つのは、残りHP20に対してはダメージが勿体無いですよね、、、
ただ、葉隠れポンチョがあれば、ヌメルゴンがベンチにいたとしても、ヤミラミのロストマインを積極的に打つことができ、ついでに10個のダメカンを載せることができるので、モココなども同時に倒すことができます。
このように、葉隠れポンチョがあるだけで、さらにロストの強みを活かすことができます!
(ポンチョ付けたヌメルゴンに相手にする気持ちは多分これ笑)
※このように、ヌメルゴンをベンチに下げたい場面が多くなるため、ポケモン入れ替えを増やそうと思っていました。
最後に縛られないについてですが、エネルギーのついていないヌメルゴンを呼ばれて何ターンか縛られるなどをされる確率が非常に少なくなります。
もし、リソースを使い切った最終場面で縛られてしまうと、LOで負ける可能性すら出てきます。
このように、準備ができていない段階のヌメルゴンは逃げエネが3必要のため、縛られると負けに直結する可能性もあるので、こういった可能性を減らせるのも強い点と考えています!
◆マッチアップ解説
カードラッシュCSのマッチアップについては以下になります。
◆マッチアップ
1回戦 ロスギラ
2回戦 ロスヌメ
3回戦 ミライドン
4回戦 神パオ 後
5回戦 サーナイト 後
6回戦 神黒リザ
大体環境にいそうなデッキと概ねマッチングできたと思うので、すごくいい経験になりました。
ここからの解説は自分自身も振り返り成長に繋げていく議事録なようなものになります!(気楽に読んでいってください!)
うまくいった箇所なので、うまくもう一度再現できるように一緒に学び、反省していければと思います!
○1回戦:ロスギラ(先攻)
対面的には五分五分の対面です。
1ターン目に、はなえらびを2回することができ、順調にロストを貯めることに成功!
相手のバトル場がキュワワーだったため、相手のロストの型がわからずヌメルゴンは置かずにターンを終了。
次のターンに相手ははなえらび1回からのアクロマの実験、場にギラティナを2体のみ展開し、アビスシークでターンを終了。
その後相手は、アクロマの実験でロストを貯めつつ、「ひきさく」や「ロストマイン」で戦ってきます。
ヌメルゴンを置かない選択は正しかったですが、ロストバレットとして戦う上で非常に厄介で上手い戦い方をされ、相手のひきさくのタイミングでザマゼンタの「かたきうち」を打てなかったため、非常に難しい戦いになりました。
最後は、ギラティナVstarで戦ってきた為、かたきうちでサイドを取り勝つことができましたが、キバナを引けていなかったら負けていた戦いなので、ロストバレットとしてギラティナを相手にする場合はより一層リソースの管理が重要だと学ぶことができました。
ひきさく後のザマゼンタのかたきうちが非常に重要でした。
○2回戦:ロスヌメ(先攻)
対面的にはミラーなので五分五分です。
相手は当日のラッシュCSベスト4のビエラさん率いるチームでした。
1ターン目からはなえらびを2回することができ、順調な滑り出し。
相手ははなえらびからアクロマの実験まで完璧な立ち回りでしたが、ウッウがサイドにいるためロストをためて終了。
ヌメルゴンは出てきませんでしたが、ギラティナではないことは分かったため、ヌメルゴンを準備し、ウッウでサイドを進めます。
次のターンも相手は準備ができず、技を宣言することができなかったため、このままウッウでサイドを進めました。
ここまでサイド差を広げると概ね勝ちが見えてきましたが、まだ相手がどんなロストデッキか分からなかったため油断はできません。
次の相手のターンにヌメルゴンが初登場し、ミラーと判明しますが、ヌメルゴンを除いて残り4体のポケモンが並んでおり、サイド枚数4枚なので、ヌメルゴンを完全に無視する戦いを決意。
サイドを取られますが、ツツジケアでヤミラミのロストマインでマナフィとキュワワーに6個ずつダメカンを乗せて、次のターンのロストマインで3枚取り+ヌメルゴンVstarの準備をして万全な盤面を構築。
結局手札干渉はされなかったため、クララからヤミラミを回収し、ロストマインで勝ち切ることができました。
ミラーとしては、必ずヌメルゴンを相手にさせ、かつ先にモイストスターを使わせる戦いが重要になります!
○3回戦:ミライドン(先攻)
対面的にはそこそこ有利対面かと思います。(ライチュウいるけど、こっちもザマゼンタもいるので!)
先攻取ることができたので、はなえらび2回からのヌメルゴンの準備まで進めました。
相手は、エレキジェネレーターなどなんだかんだあり、ベンチにメリープ2体展開からの後攻1ターン目からのライコウのライトニングロンドでキュワワーが取られてしまいました。
2ターン目はアクロマの実験からロストを準備を進めつつ、ライコウにおとぼけスピットで110ダメージを与えました。
その際に、ヌメルゴンVstarに「葉隠れポンチョ」を装備!
(これでかなり安心できます笑)
相手はモココの準備をしつつ、ライコウに勇気のおまもりを装備し、ライトニングロンドでウッウを倒します。
そろそろヌメルゴンで戦わないとボスの指令から倒されてしまいますが、ポンチョをつけているため、このターンはロストスイーパーでおまもりを剥がし、ゲッコウガの「げっこうしゅりけん」でライコウ、モココの3枚サイド一気取りをします。
返のターンはミライドンでゲッコウガを取ってきたため、ヌメルゴンVstarのアイアンローリングで200ダメージを与えました。
例えライチュウでヌメルゴンを取られたとしても、ヤミラミのロストマインで残りHP20のミライドンとモココを倒せばサイドを3枚取れるので、かなり安定した盤面を作ることができました。
結果、モココとエネルギーのついたライコウを前のターンに倒したことで、エネルギーが足りず、ヌメルゴンが倒されなかっため、そのまま勝ち切ることができました!
途中、げっこうしゅりけんを打つ前のターンに、相手の周りが良かったため、ボスの指令でヌメルゴンを倒すことができたとのこと、、、
葉隠れポンチョがなければ、多分勝てていない試合だったので、大活躍できました!
○4回戦:神パオジアン(後攻)
正直メチャクチャ不利対面です!
パオジアンが青天井であり、マナフィを置いてもボスでマナフィを呼んで、キャンセルコロンからのげっこうしゅりけんで盤面が崩壊するため、相手が止まってくれないと勝つことができません!
じゃんけんにも負けて絶望していましたが、相手がパオジアンしか展開することができなく、先攻と後攻を入れ替えることに成功。
急いでロストをためにいきますが、アクロマの実験を引けなかったため、ロスト2枚でターンを返します。
相手は、カイからセビエ、かがやくゲッコウガ、アルセウスを展開し、着々と準備を進め、手張り2回のヘイルブレードでキュワワーを倒します。
次のターンも、アクロマの実験を引けず、ロストを全然貯めることができませんでしたが、運よくボスの指令を持っていたため、ボスの指令でセビエを呼び、おとぼけスピットで倒しました。
次のターンもセビエを準備しますが、遂にアクロマの実験を引くことができ、ロストを10枚貯めることができたため、ロストマインでセビエを取りつつ、他のポケモンにもダメカンを乗せていきました。
ここまでこれば、セグレイブの準備をさせないように戦っていけばいいので、なんとか勝ち切ることはできました。
対戦後相手とお話しした際には、アルセウスVstarもサイドに落ちていたため、中々厳し戦いだったとのこと!
相手の初手に助けられた試合でした。
○5回戦:サーナイト(後攻)
対面的にはちょっと有利、ほとんど五分五分だと思います。
正直一番熱い戦いで、諦めなければ勝つことができると証明できた熱い試合でした!
サーナイト対面には絶対に先攻が欲しいところですが、じゃんけんに負けてしまいました。
初手では、相手がラルトスを3体展開し、ラルトスを前にして番を返しました。
後攻1ターン目は意地でもアクロマの実験を引いて、おとぼけスピットを打ちたいところでしたが、そんな都合よく引くこともできず、ヌメルゴンを準備しつつ、ロストを3枚溜めてターンを返しました。
先攻2ターン目、相手のターンは、飴からサーナイトexに進化し、キュワワーを倒されてしまします。
そして、大事な後攻2ターン目ですが、ここでもアクロマの実験は引けず、サーナイトexに向けておとぼけスピットを打つこともできたのですが、あまり意味はないと感じ、ロストを貯めることに専念。(現在ロスト6枚)
次のターンには相手の場にいたラルトス・キルリアはほとんど進化し、ロストには厳しい盤面まで完成、そのままキュワワーを倒され、サイド2枚先行される形になりました。
非常に厳しい状況ですが、ここから巻き返せる可能性あるのがヌメルゴンの強み。
現在サイドは2枚負けている状態なので、リバーサルエネルギーからアイアンローリングを打ったヌメルゴンが倒される可能性は非常に少ないことから、あなぬけのひもなどでサーナイトexを無視してサイドを進めることができる可能性がありましたが、相手のベンチを開けると、ザシアンなどワンパンの可能性があるポケモンを呼ばれる可能性もあり、そのままサーナイトexにダメージを与えることを選択。
また、その際にヌメルゴンVstarには葉隠れポンチョを装備!
次のターン相手はやはりワンパンできないため、ボスの指令でベンチのポケモンを取り、相手のサイドは3枚。
ここで、ツツジからのロストマインでサーナイトexを倒し、非エクサーナイトに4つ、マナフィに1つダメカンを乗せました。ここでやっとサイドを2枚取ることができます!
相手はサーナイトexでヤミラミをそのまま取り、残るサイドは2枚。
こちらが勝つためにはヤミラミで2回でサイドを4枚取り切る必要がありますが、ベンチにはラルトス(HP70)、ミュウ(HP60)、マナフィ(HP70)、ゲッコウガ(HP130)、サーナイト(HP140)が残っており、ダメカンは5つ乗せている状態で、とてもヤミラミ2回でサイドを取り切ることができません。
ここで、相手のベンチが埋まりきっている状況から、賭けも含まれますが、ヌメルゴンVstarで1回サーナイトexをアイアンローリングで戦います。
やはり、リバーサルエネルギーが働かないことからワンパンはできず、一度サーナイトexでヌメルゴンにダメージを与えてきます。
次のターン、自分は頑張ってきたヌメルゴンを引いて、ヤミラミのロストマインで特性でダメカンの乗ったサーナイトexと、ミュウを倒し、一気にサイドを3枚取ります。
普通であれば、この場面でボスの指令があれば、ヌメルゴンが取られて負けですが、ヌメルゴンには葉隠れポンチョがついているため、相手は手札にボスの指令がありましたが、呼ぶことはできず、ヤミラミをサーナイト(非)で取ってきました。
最後はヌメルゴンのアイアンローリングでサイドを取り切り、見事逆転勝利!
半分諦めていましたが、葉隠れポンチョのおかげで勝つことができ、最後まで諦めずに戦うといいことあるかもということを学びました。
○6回戦:神黒リザードン(先攻)
対面的にはかなり有利対面になります。
戦い方としては、アルセウス+リザードンをヌメルゴンで相手し、そのほかマナフィやヒトカゲ、ビーダルをロストマインで倒していく形になります。
先攻を取ることができたので、ロストを2枚溜めつつ、ヌメルゴンを準備します。
相手の後攻の番も順調に準備を進めていきます。
順当に先攻2ターン目の番にロストを貯め、ヌメルゴンを進化させワンパンされないように準備しながらおとぼけスピットでヒトカゲを倒しサイドを1枚先攻します。
次のターンには、アルセウスにサイドを取られてしまいますが、ヌメルゴンVstarで戦い場にダメージを蓄積させ、最後にロストマインで勝つことができました。
こちらがサイドをうまく取らないように立ち回ることができれば、ダメージ調整をすることができ、最後にヤミラミで回収することができるので、かなりこちらに主導権がある戦いができます!
そのほかのデッキへの戦い方や、より詳しい各対面への戦い方、デッキの各パーツの採用理由については以下の記事で全て詳細に記載しております!
次のシーズンに向けてのデッキ探しや、ちょっと変わったデッキを使ってみたい、ヌメルゴンで勝ちたい人は是非読んでみてください!
※3万字を超える大ボリュームです!
さて、ここまででラッシュCSのマッチアップ振り返りは終わりとなりますが、優良部分ではおまけ程度に自分がデッキを構築する流れを解説しようと思います。
◆デッキ構築論
最近は少しですが大会でも戦績を残すことができてきているので、デッキ構築で迷っている方に向けて、勝つためのデッキの構築論について軽くお話しできればと思います。
(内容としては初心者〜中級者向けになります。)
変なデッキを作るのも好きなので、自分だけのオリジナルデッキを作る参考にしてもらえればと思います。
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