【交換記事企画】第1話「僕がセクサロイドの主人に!?」
ピンポ-ン
兄「はーい」
宅急便でーす、セクサロイドの配達に参りました
兄「おっ!やっと届いたか!」
——————
アザシタ-
兄「さてさて、セクサロイドもとい、セックスするのに特化したアンドロイドをとうとう購入しちゃいましたよっと」
兄「いやーしかし、セクサロイドという言葉のみが先行してこの世に誕生しておよそ200年。ようやく俺ら庶民も実物セクサロイドを買える時代になったとはな〜…….」ジ-ン
兄「しかしこの箱の大きさといい、わざとらしいほどのピンクのリボンの装飾といい、いかにもセクサロイドが入ってますよ〜感を演出した外装だな」
兄「宅急便のお兄さんも察して、セクサロイドの配達でーすって言っちゃってたしね。宅配会社には後で電話とメール両方でクレーム入れとこう。」
兄「さてさて、開封して設定しますか。えーと……説明書によると、
起動プロトコル
——【眉間右横の電源ボタンを押して下さい。その際主人は自動的に登録されます。】
兄「なるほぞ(なるほどを少しアレンジしたムカつく言葉)。こんなに簡単に設定出来ちゃうのね!テクノロジーさまさま!それじゃあ電源ボタン押しちゃうか!ウヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!!」ポチ!!
……..シ-ン
兄「ん?起動して…….ない?」
セクサロイド「チンチンガソウニュウサレテイマセン。チンチンガソウニュウサレテイマセン。」
兄「わ!!ビックリした!!!!」
セクサロイド「チンチンガソウニュウサレテイマセン。チンチンガソウニュウサレテイマセン。」
兄「チンチンがそうにゅうされていません?」
兄「っかしなー。説明書にはそんなこと書いてなかったけど…….あっ!!!!」
【※尚、一連の起動プロトコルはチンチンを挿入したまま行って下さい】
兄「あらー。端っこに書いてたの見逃してわ。チンチンを挿入しながらやらなきゃいけない作業だったのね。」
兄「でも困ったなー。俺は先の大戦でチンチンを失っていて代替チンチンが届くにはまだまだ時間がかかりそうだし…….」
コンコン、ガチャッ
弟「兄ちゃんなんか困りごとかい?……って、え!!それセクサロイド!?」
兄「おー!弟!丁度良いところに。そうだ!!お前このセクサロイドにチンチン挿入しといておくれ!兄ちゃんその間に起動ボタン押しちゃうからさ。」
弟「そんな!!無理だよ!!僕まだ童貞だし挿入だなんて!!」メッソウモナイ!
兄「いーからいーから。」
弟「そんな!!無理無理無理!!!」
兄「まあまあ、なんならお前が今頭に付けてるVRゴーグルの最新版買ってやるからさ。」
弟「…….分かったよ。」シブシブソウニュウヲバ…
…….ヌプ
ピ-!!
パチッ!!
兄「おー!!目が開いたぞ!!!」
セクサロイド「マスター。起動して下さり。ありがとうございます。頭に付けてるVRゴーグル非常にお似合いです。」
弟「へ?いやいや!俺はマスターじゃないよ!マスターはこっち!兄ちゃん!」
兄「あちゃー、どうやら挿入した方を主人として認識しちまったようだな。」
弟「そんな!じゃあすぐに再設定しないと!」
兄「んーなになに、説明書によると……」
【再設定は可能ですが、一度工場に製品を送って頂くことになるのでかなりのお時間を頂きます。】
兄「うーん…….まあどうせ俺も代替チンチンが届くまではどうにも出来ないしな……」
兄「よし!しょうがねえ!おい弟!俺の代替チンチンが届くまでお前がこの子のマスターになれ!」
お父さん「えー!!そんなぁ!!無茶だよう!!」
セクサロイド「マスター。これから何卒よろしくお願いします。」ペコリ
弟「いやいやいや!!」
兄「ハハハ!!こりゃあこれから面白いことになりそうだ!!」
弟「か…….か……..か………….