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感情的になれるということ

自分は、感情を表に出すタイプの人間だ。特段それでトラブルになったことはないし、周りから愛されるところでもあると思う。ただ、女性は感情的になりやすいから〜だとか、感情的になるのは馬鹿だとか、感情的な人は論理的でないとか、そういう世の中の風潮に流されて、自分の感情的な部分をいまいち愛せないでいた。

ただ、最近友達同士の喧嘩や関係悪化があちこちで急に起こって、それを取り持つために話を聞いたりしている中で感情的になれることって結構な長所なんじゃないかと実感した。具体的には……

1.同じ熱量で共感することで相手も理解されてるんだと安心する、味方だと思ってくれる

例えば、怒ってる人と一旦同じ熱量で怒って、そこで初めて自分の意見を言った方が受け入れられる。特に感情的になってる人にいきなり自分の意見を言うのは更なる火種の元になる。(これで実際トラブルが悪化していたのを見た)

2.裏表のない分かりやすい人間だと周りから思われる

普段から落ち込んでいたり喜んだりする姿を見せると、この人は腹の中に何かあるな、とかは思われない。人の前で感情の浮き沈みを全く見せない人は、壁や嘘臭さみたいなものを感じられてしまって、敬遠される。(普段から感情をあまり見せない人に対して、あいつ嘘臭いからあいつには相談しない、みたいなことが起きていた)

この2つが最近実感できている良さで、作品を見るときに素直に涙を流せるとか、色々な人に寄り添えるとか、そういう言わずもがな……みたいな良さもいっぱいある。そもそも世の中の「感情的なのは悪」みたいな意見だって意外に根拠がない。

感情的かつ論理的、またその逆も全然成り立つし、感情的であることにはメリットがあるのでそれを実践することはむしろ賢いだろうし、女性だから感情的になるというのがもし事実だとしても「男の子は泣くな」的な前時代風味の教育によって相対的に感情的な性別になってしまっただけだろうし。

感情的なのは悪いことじゃない。度が過ぎなければ結構人生に置いてプラスになるので、もっと自分の感情を解放してみませんか、という提案でした。

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