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【メンバーシップ記事】シンプルに、開示請求

今日は開示請求の話をしたいと思います。

開示請求という言葉は多義的ですが、最近は誹謗中傷を内容とする投稿について、裁判所とプロバイダ間の協議によりその投稿者を割り出すことを請求する発信者情報開示請求を指すようです。
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(通称: プロバイダ責任制限法)
という特別法に定められています。

私は法律については全然プロではありませんし、なんなら予備試験(司法試験の前戯みたいなやつ。司法試験より難しいけど。)の短答に2回受かったくらい(論文落ち2回)ですが、それでも法律をかじったことのない方のポストを見ていると、開示請求についての考え方が少し間違えていると思う時があります。

多くの方の考える開示請求
=訴訟提起
→これだけで120万円示談金取れる!

このように捉えている方が多いです。
しかし実際のところ開示請求というのは前述のように相手方の名前や住所を割り出す手段に過ぎないわけです。もし損害賠償を請求したい場合、その後に別途の訴訟提起が必要となります。

🐬開示請求にかかる費用

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