ぼくのかんがえたさいきょうの英語学習マップ(鬼のようにボキャビル編) 2024年8月29日更新
🐬更新情報
2023/12/01 大幅更新
2020/05/12 Q&Aで回答
2020/05/02 Q&Aで回答
2020/02/14 Q&Aで回答
2019/09/22 Q&Aで回答
2019/07/25 熟語帳レビュー追加
2019/06/02 Q&Aで回答
2019/04/14 Q&Aで回答
2019/03/22 Q&Aを追加
2019/03/11 英検1級対策を加筆
🐬ボキャビルの重要性
ボキャビルは重要です。
こんなことは今更語るものでもない気がしますが、一点強調したいことがございます。
大切なのは「単語量」ではなく「単語力」です。
つまり、単純に受動語彙の数を伸ばすのではなく、1単語あたりの多義、コロケーション、語法を増やす方が有用だということです。
100人の知り合いより10人のマブ友、みたいな!
🐬この記事の目的
英検、TOEICなど用途別のおすすめのボキャビルテキストとその使い方を紹介すること、これがメインです!
この記事ではAnkiの使用法の紹介はあくまでおまけです。
一番基本的な部分だけ紹介しております。
私自身がもう少しAnkiに習熟したらより深い内容をお伝えしたいと考えております!
🐬書いてる人
🐬用途別必要ボキャビルサイズ
以後、目安としてSVL12000というアルクが考えた基準を採用します。
まあ要するにドラゴンボールでいうと戦闘力みたいなもんです。
サンプルとして2018年度第3回の英語検定の過去問を使用し、測定しました。
※なお測定には青山学院大学のWord Level Checkerを使用させて頂きました。
🐁英検2級
98%読めるようになるために必要なSVL→5000-6000
🐁英検準1級
98%読めるようになるために必要なSVL→7000-8000
🐁英検1級
98%読めるようになるために必要なSVL→8000-9000
※TOEICはビジネス語彙が多すぎるせいで正確な測定が困難なので除外
まとめると、98%内容を理解するのに必要な語彙数は
2級→5000-6000
準1級→7000-8000
1級→8000-9000
たった1回分のテストがサンプルですが、わりと妥当な数値ですね。
とはいえ、98%という数値を用意した根拠は「なんとなく」ですし、所詮目安です。
🐁SVL12000の弱点
便利な指標ではあるのですが、あくまで単語ユニットでの語彙レベルなので、イディオムやコロケーションに対応できていません。
例えばfireもawayもSVLでいうとレベル1ですが、その組み合わせのイディオムFire away!(話し始めてください)は英検1級のボキャビル本に載っているものです。
例えるなら、ドラゴンボールでいうポタラですかね。あれ使って悟空とベジータが合体するとめちゃくちゃ強くなるじゃないですか。
fire とawayも合体してめっちゃ強くなる。
そんな感じです。
あと、これは英検に顕著なんですが、解答根拠部分は恣意的に語彙レベルの高いところが選ばれていることが多いです。
だから98%読めていても、残りの2%が解答根拠部分だったりします。
「読めてるのに解けない」は、「(ほとんど)読めてるのに(解答根拠部分は読めてないから)解けない」だったりします。
というわけで、SVLはあくまで目安の1つとして活用してください。
🐬用途別おすすめボキャビル教材とその使い方
🐁英検(全級共通)
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