研究室の選び方、偏差値じゃない大学の選び方
Q.どうやって研究室を選んだらいいですか。
A.なるべく先輩の多い、ホットな専門分野のモダンな解析手法を使っている研究室にいこう。
注意事項:これは理系に偏っている。特に工学、物理系。あと別に自分の言っていることと真反対でもやりたいことがある人は別にその研究室にいけばいいと思う。大丈夫。全てを失っても人は生きていけるから。
始めに
こんにちわ。ぴくむんです。
私は、
小さい頃から実生活で役に立たない学問ばかり教えられる。
「現代社会でダイレクトに役に立つ学問がない」
研究は、勉強の醍醐味であるのに大多数の人がやっていない。
「大多数の人は研究をする機会がない」
ことに対して疑問を覚えていました。そこで、
国なんてあてにせずに
自分の力で「実生活に直接役に立つ学問の確立」することや、
大学に行かなくても「誰でも研究できる環境の整備」する活動を始めようと思いました。
この記事では、「実生活に直接役に立つ学問の確立」の一歩として、偏差値を使わない大学の選び方、研究室の選び方について自分が持っているノウハウを全部書いてみました。参考になれば幸いです。
専門分野か業種(理論、計算、実験、解析)を決める
就活にも言えることではあるが、まずは専門分野か業種を固定しないと何も決まらない。
お勧めなのは、業種(理論、計算、実験、解析)を決めることである。
大雑把な決め方は、
教科書を舐め回すのが好きなら理論
パソコンカタカタするのが好きなら計算、解析
実際に手を動かすのが好きなら実験
でいいと思う。
基本的に研究者は全部できるが得意不得意があることに注意したい。
どういうことかというと、研究室訪問で「理論やりたいんですけどできますか?」って聞いても、「まぁウチに入れば一通りできるよ。」っと言われる。
実情は、得意不得意があるので理論の研究をしていても十分な手助けが得られないことが珍しくない。なので、聞き方としては「他の先生のお話も聞いてみたいので、理論強い先生を教えていただけますか。」と聞いてみるのがいいだろう。
専門分野の決め方は、なるべくホットな専門分野をお勧めする。アカデミックにホットな業界なんてあるのかと聞かれたらちょっと首を傾げてしまうが、なるべく就職と強そうな業界をお勧めする。
これを見ればわかるのだが、圧倒的に機械とITハード・ソフトが有利である。
そして、なるべくモダン(新しい)解析手法を使っている研究室がいいと思う。
別にレガシー(古い)解析手法をdisっているわけではないが、就活になるとモダンな手法の方が受けがいいのが事実である。
もし君が何も興味ないのであれば、機械もしくはITハード・ソフトの専門分野で、モダンな解析を使っている研究室に進むことをお勧めする。
これ以上ホットの組み合わせはないだろう。間違いなく就活は無双できるだろう。
次にすることは、テーマを調べてみる。
https://research-er.jp/articles/search
がお勧め。
適当にネットサーフィンしたりして、
「へー、こんなテーマがあるんだ。何言っているのか全然わからん。」
ってなってほしい。
そして、そのわからん単語を一つ一つ調べていけば、何かしら見えてくることがあると思う。
人物名がわかれば
で調べれば詳細な研究内容が出てくる。
とにかくネットサーフィンをしよう。調べた分だけ力になる。
ここで、大方この研究面白そうだなぁと言うのが出てくると思う。
出てこなければDMしてください。一緒に探しましょう。
次に、やることは研究室訪問である。
研究室選びで抑えておきたいところ
・先輩がいっぱいいる方が有利
先輩の数というのは間違いなく財産である。基本的にうまく先輩を使いこなせば苦労なしに修論までは書けると思う。問題は先輩がいない場合である。これはイージーになるケースは殆どない。先輩の数は要チェックである。
・配属後のテーマを聞いてみよう
既存のテーマがどのくらいあるかと聞いてみよう。具体的には、「もし、自分がこの研究室に配属されたらどんなテーマになりますか?」って聞いてみよう。もしそこで具体的なことを言われずにふわふわした回答を受けた場合は、要注意である。もしかしたら君の卒論、修論もきっとふわふわしたものになり、イバラの道になる可能性が十分ある。
・先輩の卒論修論を貰えるか聞いてみよう
先輩の姿は未来の自分である。その先輩が書いている卒論修論を見せてもらおう。そうすれば、大体どのようなことをやるかを理解できるはずである。
・ホットなテーマを選ぶべき
これは研究室配属後の話にはなるが、色んなテーマが言い渡されると思う。
一番成果が出ているテーマを選ぼう。昔の古びたテーマというのはノウハウがなくなっている場合が殆どである。下手すれば、先輩のテーマそのものをもらってもいい。なるべく最新のテーマを選ぼう。
やった方がいいこと
・先輩と雑談
この世は雑談ゲーである。雑談は時の如く雑な会話ではない。上の人との雑談はもっとも重要な時間である。
ここで、仕入れていかないといけないことは。
「先輩間の仲の良さ、就職状況、研究忙しいか、先輩の日本人で博士号取れた人が何人いるか、得られるスキル」
である。
就職する人は、どのようなスキルを得られるかを気にした方がいい。研究室時代に培ったスキルというのは、就活の時に使えるし、なんなら就活後にも使える。
研究者を目指している人は、「先輩の日本人で博士号取れた人が何人いるか」を確認しよう。もしも、その研究室にこだわりがなくて、少ないようであれば絶対にやめよう。君は新たな道を切り開きたいとか、俺は特別だと思っているかもしれないが、絶対にやめよう。いや地獄見たければ別にいいけどね。
あとは、なるようになると思う。
別に研究室選びミスっても、教授は君の命まで取ることはないし、教授も世間体があるから、全員卒業させないような真似はすることない。そして、ブラック研究室で生き残ったという経験は、社会に出て役に立つ時は必ずくる。
あとがき
いかがだったでしょうか。
研究室、就活において共通しているのは、業界か業種のどちらかを固定して、なるべくホットな場所に行くことです。
結局私たちのような、生まれつき世界を変えられる力がない人間は、結局誰かに見出されない限り、力を発揮することはできません。
若気がある人は、「俺は選ばれし人間とか、俺だけは違うとか、革命、自由、解放」とか好き好んで使いますが、結局人に知ってもらって、認められて、偉くなるものだと思っています。誰一人、一人で偉くなれるものではないと私は思います。
なので、困ったときはいろんな人に聞いてみましょう。
まずは頭を下げて、「色々教えてください。一番ホットな場所はどこですか。」と聞くのがいいと思います。
もし、研究室が決まらなければコメントやTwitterでDMしてください。
わからないなりにも、正しい方向ぐらいは示せると思います。
安心してください。あと研究室選びに失敗しても無駄にはなりません。その失敗から学べることは山様にあります。10年以上研究者を目指し、研究室に5年通って恋人友人お金を失い、博士号をとれなかった私が言うのですから間違いありません。
あなたは、研究室の選び方、偏差値じゃない大学選び方はなんだと思いますか?
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冒頭繰り返しになりますが、もう一度言わせてください。
私は視野の広さと興味を持てる範囲、そこから物事を考える力、素直に相手の声を受け止める力は誰にも負けません。
なので、もしよろしければ、こんな私を推してください。
推してくれたあかつきには必ず歴代史上最高に役に立つ学問を作ってみせます。
わざわざ、こんな小難しい長い弱小記事をちゃんと最後まで読んでくれるそんな貴方が大好きです。本当に感謝しています。
ありがとうございました。
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