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物語構造抽出プロンプトとアレンジの実例
今回のプロンプトは、おとぎ話や史実などのストーリーを挿入すれば、自動的にその展開パターンを読み取り、その型を用いたあらすじにアレンジしてくれるものです。ChatGPTやCopilot(旧称:Bingチャット)でご使用ください。
●実際にプロンプトを使ってみよう
これから紹介するプロンプトは、既存の民話、おとぎ話、ニュース記事などの「既存のストーリー」をアレンジして、新しい物語を作る手順を、ChatGPTに指示するためのものです。
このプロセスを通じて、時間をかけずに創造的かつオリジナルな物語を生み出すことができます。
その前にまず、素材に使う「既存のストーリー」を探してこなければなりません。
ぴこ蔵は自動的に簡単な物語を作ってくれる『モノノ怪がちゃりん』という自作のツールを無料公開しており、使い勝手がいいので、これを利用することにしました。
あらすじを作るのが面倒くさい方は気軽にお使いください。もちろん著作権フリーです。
モノノ怪がちゃりん
https://www.arasuji.com/gpt/mononoke/
それではいよいよプロンプトを作り、それを使ってオリジナルの物語を構築してみましょう!
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ここからはマニュアルとしての意味を重視して、ぴこ山ぴこ蔵とChatGPTとのやり取りを詳細に記述しています。少し長くなりますが、レア度と資料性は高いと思います。保存してご活用ください。
なお、こちらで紹介したプロンプトはご自由にお使いいただいて結構です。
●自分用のプロンプトを作ってみよう
以下のプロンプトを、丸ごとChatGPT(3.5で充分です)やCopilotにコピペして使ってください。
ここから先は
9,075字
¥ 500
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