あるあるなこと 。
世の中にあるあるって溢れてると思う。私はエッセイを読むのが好きだけど、そういうエッセイの中にだって読者が「あるある~感じたことある~」みたいな共感を感じるようなネタが書かれてることが多いし、私も読んで「わかるわ~しみるわ~」と本に向かって勝手に頷いている一人なわけで。
Twitterとかを眺めていても、バズって流れてくるのは「こういうのずっと感じてたけど、よくぞ文章に起こしてくれた!拍手!」みたいな、みんなの心の底にずっとあった気持ちとか、よくやってしまうような日常の些細な事を上手くすくい上げて、簡潔に伝えている言葉が跳ねているような気がする。
なんかずっと、レイザーラモンRGの「〇〇あるある早く言いたい~」みたいになっちゃってるけど、そんくらい世の中にはあるあるがいっぱい存在するし、あるあるには需要があると思ってる。あるある探しって結構楽しいもので私ははまっています、まぁRGは最終的にあるある言わないんだけど。
小学生時代、掃除のときは確か、椅子を机の上に逆さに乗せてから掃き掃除をした覚えがある。問題はその椅子を下げる時。思いのほか勢い余って「ばぁぁぁぁぁん!」と椅子を床に叩きつけながら降ろしちゃって即座に「いった~~~~(痛い)」と言っちゃうやつ。あれ何?別に自分は全然負傷していないし、なんとも痛くないのにいつの間にか椅子の気持ちになっちゃってるし。毎回そう口に出した後で、「私はいつから椅子になったんですか?」って自問してるし。「え?私ってまさかコッシー?サバンナの高橋?」とまでは言ってないけどそんな感じの気分にはなるよね。
これは椅子に限ったことじゃなくて、なんかの拍子で思いのほかモノに強く力が加わっちゃったりすると勝手に言ってる。まぁ基本的には知らぬ間に椅子かドアになってることが多いけれど。
こんなあるあるイレギュラーだろってなりますかね、私的には、個人的よくわからん現象あるあるランキング十年連続一位を獲得してもう殿堂入りしてるんですけどね。