ピコピコ エクスプレス＿1992＿５月号（１）

ピコピコ１６年分の歴史の中から＿＿＿＿
選りすぐりの「ピコピコ」１年分をまるごと大公開！？
「ピコピコシティ」が始まって10年目の「ピコピコ」
【ピコピコエクスプレス】（1992年度）をご紹介しています

ピコピコ エクスプレス （1992） ５月号

５月号の始まり始まり〜
今回は１ページずつ載せてます！
まずは恒例のピコピコキャラたちのマンガ部分から ↓↓↓

次回（はがき紹介へ）つづく

５月号、始まりました。いかがでしたか？
「ピコピコ エクスプレス」は妖怪「破餓鬼」というのがキーワードのようです。読者投稿ページなので、必ず毎月ボツはがきが出るわけですが、それによって何がこの先、起こるのか？を先に明かしておいて、一体どんな「妖怪」が現れるのか？読者もドキドキしながら、その謎、その時に向かってピコピコエクスプレスは走って行くわけです。うまいですね〜。読み物としてもよく出来た伏線です。

妖怪「破餓鬼」のビジュアルがどんななのかを
想像しながら子供たちは、その瞬間を待ちわびます。

１０年目なので作者も描き慣れてますね。
漫才の掛け合いのように主要キャラのテンポが絶妙（笑）
で、４年生になったばかりで初めて見るピコピコキャラなのに、当然のように登場してくる脇キャラたち。説明もなくサクサク登場して来ますが、ちょいちょい変です（笑）しかも編集者は全てリアルに実在してる！というのがピコピコの凄いところです。子供たちが実在の編集部の大人たちに親しみを持って「４年の学習」という１冊の雑誌を楽しめるという効果ももたらしています。

なぜなら読者ページ以外の企画ページにも編集部の皆さんが記者として写真や記事の中で頻繁にリアルな姿で登場してたりします。ピコピコの あのひとは本当に存在してるんだ！ということで（笑）雑誌まるごと子供たちは楽しめたということなんですね。もちろんピコピコの中のキャラの特徴は作者が各編集さんたちの特徴などを楽しく変テコに（笑）マンガ用にアレンジしているわけですが、そこに普通じゃない愛着が生まれたりしています。とにかく、くぽりんはそういうとこが上手。

それにしても「SEXY」Tシャツのコーゼンちゃん。
毛深くて、とても可愛い（笑）大人気の歴代キャラです。
で、コーノリン（編集長）ですが、ここを初めて読む方のために説明しておきますと、この読者ページは１年ごとに読者も代わって行くので毎年リニューアルされるわけですが、ピコピコ読者ページは（タイトルは変わっていても）中に登場するキャラクターたちは継続しています。なので前年度の流れなんかも汲み取りながら新年度の子供たちに向けて描いて行きますので、連続して読んでる読者（兄弟姉妹が学習を取ってる場合、連続して読んでるという読者も大勢いるわけです）にも、より一層、楽しめるという作りにもなっています。

で、実際の編集部の事情もありまして、編集長とか担当編集者とか移動になったりしますと、ピコピコ読者ページの中でも、ちゃんと移動扱いになるわけですね。仲間に加わったかと思えばサヨナラになることも。

そんなわけで編集長コーノリンも普通に登場してるわけですが、怪しい謎の服装（？）をしてるわけです。あれは何？って気になりませんでしたか？（笑）そこで前年度に遡って調べてみましたので、気になった方の為にご紹介しておきます。

コーノリンはコウノトリに運ばれて新しく「４年の学習」にやって来た編集長。ピコピコ始まって以来の「空飛ぶ編集長」として紹介されています（笑）その時の様子がコチラ ↓ それで可笑しな服装をしてたわけです。もはや服ではないが（笑）

前年度「ピコピコシティ」（1991年度10月号）より

いかがでした？
今回はここまで！
次回もお楽しみに！

学研「４年の学習」読者ページ
「ピコピコエクスプレス」1992年度５月号
構成・マンガ：くぼ やすひと

ご案内：ピコピコスタッフ