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アラフォー2児の父親SEがプログラミングを学んで人生が楽しくなった話

はじめに

みなさん、こんにちは!私、IT業界でシステムエンジニア(SE)をしているぴこ(@pikogappa)と申します。

本記事は、私のプログラミング学習に関するまとめ記事です。個人の活動・考えにもとづく一つのエピソードとして、暖かい目で見守っていただければ幸いです。


自分のキャリア

私は事業会社で社内SEとして、自社のビジネスチームと協力しながらシステムやWebアプリ開発での

  • プロジェクトリーダー/プロジェクトマネージャー(PL/PM)

  • 要件定義/基本設計

  • 受入/運用試験

  • リリース

  • 保守運用

のような業務を行っています。

IT業界でのSEとして経歴はありますが、自身のキャリアの中で実装やプログラミングの経験はありませんでした。

学習を始めたきっかけ

このようなキャリアの私が今回プログラミング学習を始めたきっかけは大きく2つありました。

自身のコンプレックス

私はキャリアを重ねる中で「エンジニアという肩書でありながら、自分では何も作れない」ということがコンプレックスとなっていました。

元々は開発できるエンジニアに憧れて働いていたのですが、実際に作る部分は自社内の開発チームもしくは、外部の会社にお願いすることがほとんどでした。

異動や転職のタイミングで、「開発(プログラミング)がしたいです!」と主張していた時期もありましたが、「ぴこさんは上流工程やPL・PM経験が豊富なので、そこを活かしてください!」と言っていただけることが多く、かつ大規模なプロジェクトでのやりがいも多く、そのままのキャリアを重ねていました。

モヤモヤを抱えつつも結婚して子どもたちが生まれ、日々家庭に仕事に忙しくなる中で、自分の気持ちに向き合うことも少なくなりました。

しかし、40歳という節目を前に「やっぱりアプリを作れるようになりたい!」という気持ちが強くなり、学習を始めようと決意しました!

子どもの影響

ある時、長男が習い事でプログラミング教室に通うようになりました。長男はブロックとScratchを使って、子どもらしい創造的な作品をとても楽しそうに作っていました。

私がWebアプリを作れるようになれば、子どもたちと楽しく遊べるし、良い家庭教育にもなるかなと思いました。

子どもたちが大きくなる頃には情報学も必修になるし、「パパはエンジニアなのにアプリ作れないの?」といわれる未来を想像してしまい少し焦ったこともありました(笑)

デイトラでJavaを学習した理由

私はオンラインスクール「デイトラ」で「Java」を学習することにしました!その理由は大きく以下の通りです。

限られた時間で効果・効率的な学習がしたかった

私は過去に何度かプログラミングを独学(学習サイトや書籍など)で勉強をしていた時期がありました。しかし、一人で黙々と学習する中で習慣化できず、躓いた時に質問するメンターを探すのも手間でやめてしまいました。

また、仕事以外の家事・育児もある中で時間も限られていました。そのため、今回の学習では

  • 未経験からIT業界へ転職できるレベルなどの効果・効率的なカリキュラムがある

  • 講師・メンターさんへの質問や、コードレビューしてもらえる環境がある

  • 受講生同士の交流もできるコミュニティ機能のある

ということを実現できそうなオンラインスクールでの受講を検討しました。

口コミや、説明会の雰囲気が良かった

スクールは数多くありましたが、Xでの口コミの評判の良さやYoutubeなどのコンテンツの品質が高いと感じた「デイトラ」での受講を検討しました。

ある日説明会があったので参加すると、Javaコース講師のエナミ先生のお話を聞けました。説明会後に質問できる機会があり、自身のキャリアと開発できるようになりたいという悩みを相談させていただきました。

先生からは

「プログラミング学んだら、PL・PMや上流工程に関わるエンジニアとしての幅が広がるし、外注から自社で開発する内製化もトレンドだからやっておいて損はないですよ。何よりプログラミングできると楽しいですよ!

と言っていただきました。
先生の真摯で熱意ある姿に魅力を感じ、デイトラでの学習を決めました!

子どもたちにモテそうだと思った

デイトラJavaコースは「Minecraft Java Edition」ベースで学習を行います。

私の子どもたちはYoutubeでマイクラ動画を見るのが好きです。
マイクラのプラグインを作れるようになったら、子どもたちに喜んでもらえそうと思ったことも大きな理由となりました(笑)

学習時に意識した点

プログラミング学習をするにあたり、以下の点を意識してました。

毎日学習に触れる環境を作る

学習ページをブラウザ起動時のデフォルトに設定するなど、忙しい日でも1日5分は動画を見るようにしていました。

一度動画を見始めると自然と30分、1時間と学習時間を増やせるようになりました。また朝一で早起きして動画を見る、家事の合間や、通勤途中で動画を見る、などの隙間時間を活用していました。

アウトプットを大事にする

今までの勉強ではつい本や動画を見ながらメモを取るようなインプットを増やしてしまいがちでした。

そのため、今回の学習では

  • ただ写経するだけでなく、授業内容を思い出しながらプログラミングをする(PCが開けない時は学習した内容を紙に書いてみる)

  • 1日の終わりにXに学習記録を書く

  • 面白かった技術記事やレポートを自分なりに要約・整理して投稿する

など、アウトプットを意識して増やすようにしました。最初の学習記録は以下のような感じでした。

学習仲間との交流やイベントに参加する

もくもくと一人でやることが苦手だったので、アウトプットしながら受講生仲間と交流したり、イベントに参加してみました。

  • Xで学習発信されている受講生仲間にリプしてみる

  • 質問スレッドで困っていそうな受講生の手助けをしてみる

  • デイトラのオフ会に参加してみる

などをしていると徐々に同じように学習している仲間とのやりとりが増えたり、講師やメンターの先生から良いフィードバックをもらえたりと学習のモチベーションにつながることが多くなりました。

そのうち、スクール外でも一般募集されている「もくもく会」に参加してみたり、面白そうな技術イベントに参加してみるなど活動の輪を広げていきました。

学習して良かったこと

プログラミング学習を続けていくと、以下のように日々が楽しくなってきました!

子どもたちと開発できるようになった

最初は、授業で使うMinecraftの操作方法からわからず、授業のカリキュラムを進める前に敵にやられてしまっていました。

そんな父を見て息子たちが「ひつじをみつけて、ベッドをつくってー」と教えてくれました。

その後も息子たちは私のマイクラ師匠として数多くのことを教えてくれました。
息子たちがこんなにゲームに詳しいとは知らず、尊敬するとともに、自然と会話が増えていきました

「今日パパは花火を打ち上げるプラグイン作ったよ!」
「えー!みせて!!」

「今日はアイテム増やせるようになったよ!」
「ちーとじゃん!ずるいっ!!ぼくもネザライトの剣欲しい!」

と自分が作ったプラグインをレビューしてくれるようになりました。

またある時、デイトラ内でマインクラフトのプラグインコンペがありました。
お題は自由で好きなゲームを作って良いとのことだったので、私は息子たちといっしょに作りました。

「どんなゲームがいいかな?」
「ポケ◯ンみたいなゲーム!」

と、抽象的な要件定義から始まり

「できた!どう?」
「だめ、ぜんぜんおもしくない、クソゲー…」

厳しいフィードバック(笑)を受けながらもゲームを完成させました!

当時作ったプラグインはデイトラYoutubeでJava講師のエナミさんデイトラCTOの戸田さんに遊んでいただきました。

子どもたちも

「わー、ぼくたちのゲームがでてる!!」

といつも見ているYoutubeでパパと作ったゲームが動いているのを喜んでくれました!これを機に子どもたちもマインクラフトを自分で操作するようになり、マウスやキーボード操作の良い練習になっています!

一緒に学ぶ友人・仲間ができた

私は発信が苦手なんですが、アウトプットした記事などに「ぴこさんの◯◯を読みました!参考になりました!」と声をかけていただく機会が増えました。

さらに、同時期に学習開始した仲間たちとマイクラサーバを立ち上げたり、リアルオフ会をしたりと自分から少しずつ企画を立てるようになりました!

少しずつJavaコース内が盛り上がり、日々学習するのが楽しくなりました!

仕事に誇りがもてるようになった

私、実は一時期ハードなプロジェクトでのPLが忙しすぎて、家庭崩壊の危機がありました。

今は落ちついていますが、その時のトラウマなのか時折「何も作れないエンジニアが何をやっているのだろうか…もう辞めたほうが良いのではないだろうか…」と思うことがありました。

しかし、今回学習していく中で、未経験からIT業界へ転職を目指す受講生の方たちに向けてIT業界や仕事の話をすると「エンジニアはすごい!私もエンジニアになりたい!!」と言っていただけました。

私自身も皆さんから憧れられるようなエンジニアとしてもっと頑張ろう!と前向きに思えるようになりました。

また、受講生仲間に小学校6年生の子がいました。
ある日データベースの連携で困っていて、私も同じところで躓いていたのでフォローしてあげました。

すると、後日その子からお礼のお手紙をいただきました。
きっと何回も書き直してくれたであろう丁寧な感謝の気持といっしょに「ぴこさんのようなエンジニアになりたい」と言ってもらいました。
エンジニアをやっていて本当に良かったなと思いました。

さらに…

プラグインコンペをきっかけに「デイトラ11DAYS」というイベントで、尊敬するエナミさん、戸田さんとお話させていただく機会をいただきました。

その後、私自身が卒業生へのインタビューをさせて頂く機会もいただきました。

そして、エナミさんの「あつまれITの森」にて「面接官に愛されるポートフォリオ」として紹介いただくなど、数多くの夢のような機会をいただきました。

一受講生でありながらこのような機会をいただき、皆さんに感謝しかありません!本当にありがとうございます。

今後の目標

Javaコースの学習を終えた私が今後目標にしていることは、以下のようなものです。

さらなるスキルアップを図りたい!

学習中に自分の会社でもJavaでの開発プロジェクトが立ち上がり、学習したスキルを業務に活用することができています。今後は実務の中で、より実践的にバックエンド技術を学んでいきたいと思います。

また、ITスキルは学習すると比較的短期間で業務に活かせることがあるので、今後は学習領域を広げてAWSでのインフラ領域のスキルアップや、Reactなどのフロントエンド技術を学習を継続したいと思います。

またテクニカルなスキルに限らず、より幅広い分野でのスキルアップをし、人間としても成長していきたいです。

コースをもりあげたい!

受講生仲間に、IT業界や、エンジニアの働き方を話す中で「自分では当たり前に思っていた経験や知識が、人の役に立つ」ということがわかりました。

また未経験からITエンジニア転職に成功した友人たちがキラキラした笑顔で嬉しそうに話してくれる姿が自分ごとのように嬉しく思いました。

デイトラJavaコースや現在受講しているWebアプリ開発コースを始め、デイトラのコースはどれも素晴らしいコースだと思っています。
今後もコースのもりあげや受講生仲間のサポートができるように努力したいと思います!

おわりに

私は、ずっとやりたいと思っていたことをなかなか始めることができない性格です。プログラミング学習も20代から始めたいと思って、30代終わりにようやく始められました。

でも、今回の学習をきっかけに何事も始めるには遅すぎることはないと実感しました。
もし、何か新しいことに挑戦したいという方は、ぜひトライしてみてください!

また、もしIT業界やエンジニアに興味があるという方がいらっしゃいましたら、私ができることであれば相談に乗りますので、気軽にご連絡ください!

つらつらと長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださり、まことにありがとうございました。


本投稿は、「RaiseTech界隈 Advent Calendar 2024」の15日目の記事となっています!
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