生後4カ月でそけいヘルニアの手術を受けることになった話 術前検査編

この記事は、生後4カ月(息子の場合、修正月齢2カ月)でそけいヘルニアの手術を受けることになった息子について、手術前の検査の内容や、当日こうすればよかった等の反省点を簡潔にまとめたものです。

息子は松戸市立総合医療センターで手術を受けることとなったので、術前検査もそちらで受けました。術前検査前にそけいヘルニアが自然治癒しているかどうかの診察もありました(先生いわく、生後すぐにそけいヘルニアの症状が認められたものの、生後3~4カ月になると自然治癒しているケースがごくまれにあるとのこと)が、触診の結果やはり脱腸が確認されたため、予定通り手術を行うことが決定されました。

この診察中に採尿パックが取り付けられました(後ほどこれを母親が外して検尿カップに尿を入れる、という作業が発生します。看護師さんがやってくれるのかと思いきや、「お母さんがやってください」と看護師さんににべもなく言われ、しぶしぶやってみたところ、採尿パックを丁寧に剥がしさえすれば、大変容易に採尿できました。)。

そしていよいよ検査が始まるのですが、このあたりでお腹が空いてしまった息子が大変むずかり、その後の検査では泣きわめく息子をなだめつつ、病棟1階から3階に散在する各科を回ることになり大変疲れたので、術前検査(またはその前の診察)前に授乳することをお勧めします。診察の順番が回ってくるまで予約時間から30分以上待ったので、その間に授乳しておけばよかったのですが……看護師さんもそのあたり気を利かせて欲しかったですが、残念ながらここの病院はそういった配慮をする暇がない位皆さんお忙しいので、仕方がなかったです(これは小児科だけでなく、産科でもそうだったのですが、看護師さんに配慮してもらうのを期待するのではなく、疑問や質問は患者からどんどん聞いた方がいいです。多忙な故、質問票や口頭で事前に伝えてあった内容も忘れられていたり、看護師同士での情報伝達がうまくいっていないことがしばしばあり、母子共にお世話になっている病院なので、あまり悪いことは言いたくないのですが、これはいつも気になっています。)。ですので、術前検査の受付をする際に、授乳してよいタイミングを聞いておくといいと思います。検査直前になってしまうと飲んだミルクを検査中に誤嚥してしまう危険性があるので、あまりたくさん飲ませないでくださいと言われてしまいます。

ちなみに、術前検査の内容は、
採血、採尿
X線撮影
心電図
麻酔科の医師との面談
でした。

赤ちゃんが泣いていたりして興奮状態だと、心電図にも影響が出てしまうので、先ほども書きましたが、検査前の授乳は確実に実施することをお勧めします。

と、少し苦情めいたことも書いてしまいましたが、診察の際の手術の説明も適宜図を描いたりして丁寧にしてくださいますし(これは産科でもそうでした。私がここの病院を好きな理由のひとつはこの点です。)、手術まであと残すところわずかとなりましたが、親としてあまり心配せずにお任せできるのは、本当に有難いです。

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