【あと650日】東京都港区にプリスクールを開園する人が港区にこだわる理由。~前編~
東京都港区の外国人比率は約8%で全国トップクラス。でも今、港区でインターナショナルプリスクールを開園したい理由はそれだけではありません。
前編では、実際に暮らしてみて感じた”子育て世代に寄り添う街、港区”についてまとめてみました。
港区って思っていた通り
私は最初、港区というと芸能人や経営者などのセレブリティが住んでいてミシュランレストランがあるお金持ちの街、というイメージを持っていました。下町情緒あふれる墨田区両国から引っ越してきたのは結婚のタイミング、出張やメディア本社へ出向く仕事が多い夫のアクセス面を考えてのことでした。
暮らしてみて、イメージ通り街中で撮影現場に出くわしたり著名人を見かけることも頻繁にありますし(交差点で女優さんを見かけて、見たことがあるから友達だと勘違いしておーい(^^)/と声をかけてしまったことも・・!)それに大企業やメディアの本社、商業、それから半数以上の大使館が港区に集まっている、といったところも唯一無二の日本一の区だと感じます。
でも港区って思ってたのと違う
元々そんな印象だったので、大人の街というかちょっとツンツンしてそうというか、子育てのしやすさというのはあんまりピンときていなかったのですが、実は港区ってファミリー層も予想以上に暮らしやすいと感じています。
まず立地や環境だと、大きな街へ電車やバスでアクセスしやすいので車がなくても週末いろんなところへ気軽にお出かけできます。それに徒歩圏内でも遊べる施設や公園、自治体や商業施設主催の季節ごとのイベントがいたるところで行われていて、大がかりなものばかりなのかと思えば自治会のお祭りやバザー、おもちつきなど、地域のものも豊富です。
都会のなかではありますが大きな公園は近くにいくつもありますし、舗装された広い歩道は子どもを歩かせやすい。何より人が温かくて、ベビーカーを抱えて段差のあるバスから降りるときに声をかけられなかったことはないんじゃないかな?という程皆さん優しいです。(実家のある田舎に帰ると真逆で毎回ビックリしつつ再認識します。)
だから泣くかもしれないベイビーと一緒にバスに乗るのもだんだん怖くなくなってきて、コロナ禍の育休期間はよく港区から頂いた子育て支援の無償乗車券でバスに乗ってお台場の広々とした公園をお散歩していました。
妊娠出産から続く切れ目のないサポート
妊娠・出産の際には、他の区と比べても高い水準の助成やサービスを受けられました。私がお世話になった助成だと不妊治療費や里帰り出産での無痛分娩費用、それからコロナ禍の妊娠期間中にはマスクやタクシー券、子育て期には子育て支援の商品券を送付していただいたり。
サービスでは、産後すぐの居宅訪問からママ友を作るきっかけになる集まり、歯磨き指導や離乳食指導、徒歩圏内に3つほどある子育てひろば、産後ドゥーラや産前産後家事育児支援などを利用させていただきました。
また子どもが熱を出しても仕事を休めない日は一日2,000円で徒歩圏内の病児保育室を活用させてもらっています。じいじやばあばは遠方ですが、よく仕事と子育ての両立で壁となる”突然の欠勤”はこれまでほぼ経験せず子育てとの両立ができています。
港区の年少人口増への取り組みが超本気
私が知っているだけでも実際に子育てをする中でこれだけ多くの支援に支えられてなんとか日々の暮らしが成り立っているのでとてもありがたいです。
助成やサービスだけではなく、区として『やすらぎある世界都心・MINATO』というビジョンを掲げていること、子育てを大切に考えているのが実感として伝わってくること、私が出産した2020年から2023年現在まで助成や支援がさらに良くなっていること(すでに出産した身としては複雑な思いですがw)そして実際このご時世でも14歳までの年少人口も含めた人口が増え続けているのを見ると、これからの港区も楽しみで、期待する気持ちを持ち続けることができています。
そんな理由で私は港区が大好きになり、子育て世代にしっかりと寄り添っていてビジョンも同じ方向を向いている港区でこれからの教育の選択肢のひとつとなるスクールをを作りたい、という気持ちを強く持つようになっていきました。
もちろんどの自治体にも色々な良いところがあって、少子化の今、子育て支援を拡大させておられるとは思いますが、子育て中の方やこれから子育てを考えている方には港区がどのような支援を行っているのか、ちょっと意外な一面をぜひ知っていただければと思います。そして子育て支援に更に力を入れる地域がどんどん増えていくことを願っています。
後編では港区の認可外保育施設へのサポートについて、より具体的な情報を提供していきます。
今後も子育てや教育に役立つ情報を更新していきますので、引き続きご覧いただければ幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました!