初夏の野草茶 040
【初夏の野草茶】
5月のこの時期は野草の種類も多く、よもぎ、ドクダミ、柿の葉など薬効も高いものが揃っているので、梅雨になる前に干してお茶にしておくと保存が出来ておすすめです。
ひとつひとつの薬効を紹介していくと長くなって大変なので、興味のある方はご自分で調べてみてください。
野草のエネルギーの高さにびっくりしますよ〜
〈柿の葉茶〉
柿の葉茶にするのは今の時期、まだ葉っぱが黄緑がかっていて柔らかい時に摘んで、洗って、干します。
乾いてからハサミで細かくカットしておきます。
〈枇杷の葉茶〉
枇杷の葉も柿の葉と同じように、洗って干して、乾いてから、使いやすいようにハサミでカットしておきます。
〈イタドリの葉〉
ゴールデンウィークくらいにポキンと折って、皮をむいて食べられるイタドリですが、食べられる時期を過ぎたら、茎が固く大きく伸びて、山では厄介者扱いされてしまうイタドリですが、この葉っぱもお茶になります。
シュウ酸を含んでいるので、洗って干してから、焙煎してシュウ酸を抜きます。
カラカラに乾燥したら、手でクシュクシュっとしたら細かくなります。
〈ドクダミ茶〉
ドクダミはジュウヤクとも呼ばれていて、10の薬効があると言われています。
葉っぱをお茶にする場合は、花が咲く直前が一番薬効が高いといわれています。
花が咲いたら、花だけ摘んで焼酎に浸けておくと虫刺されの腫れや痒み止めなどに、チンキを作ったり化粧水にしたりと色々使えます。
〈ドクダミ酵素ジュース〉
ツツジの酵素ジュースと同じように、ドクダミでも酵素ジュースが作れます。
洗ったドクダミを瓶に入れ、3%の砂糖水を葉っぱがヒタヒタになるように注ぐ。
2〜3日おいてシュワシュワしてきたら完成!
絞って冷蔵庫へ。
絞った粕もエネルギー高いので、お風呂に入れたり、ミキサーでペースト状にしたりして利用できます。
※今回はパラダイス酵母とエリジアムも入れています。
〈桑の葉茶〉
桑の葉は一度蒸してから干します。
桑の葉茶は長い期間収穫できるので、梅雨が開けてから真夏〜秋の間も作ることができます。
粉にしておくと何にでも入れて食べられるのでおすすめです。