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しょいのみ(ひしお)051
【しょいのみの作り方】
にし阿波では「ひしお」のことを「しょいのみ」と呼んで、どこの家にも必ずある伝統的な調味料です。
他所のひしおとはちょっと違っていて、蒸した大豆や乾煎りしたピーナッツなどを一緒に漬け込んで熟成させたりします。
各家庭によってもその辺りは違うようですが、そら豆を麹にしたものが入った「しょいのみの素」なども売られています。
にし阿波では、極々普通にスーパーや道の駅、産直直売所などで「ひしおの素」や「しょいのみの素」が売られているので、とても簡単に手に入れることが出来るんです。
徳島市内の方でも「しょいのみ」を知らない人がいたりもするのですが、逆ににし阿波の人は全国的にみんな知っていると思っていたり、他所から来た者から見るとそんなギャップが面白かったりします。
ひしおよりも豆が多い分、しっかり食べ応えがあり、おかずにもなりますのでぜひ作ってみてください。
〈材料〉出来上がり2リットル
・ひしほの素(大豆麹・麦麹・米麹ミックス)180g x 3袋
・乾燥大豆 2合(一晩浸水して柔らかく蒸す)
・生ピーナッツ 1〜2合(乾煎りしておく)
・みりん 600cc
・醤油 600cc
・エリジアム、麻炭パウダー、乾燥松葉など
〈作り方〉
蒸した大豆、煎ったピーナッツ、ひしほの素をボウルに入れてザックリ混ぜたら、みりんと醤油も加えて良く混ぜる。
エリジアム13滴、麻炭パウダー、乾燥松葉も加えて良く混ぜる。
*これは私のオリジナルですので、お好みで加えてください。
古いしょいのみがあれば一緒に加えて継ぎ足し、清潔な瓶に入れて1週間寝かせれば完成!
一宇の辺りでは、ちりめんじゃことしょいのみを合わせてご飯や豆腐にのせて食べるのが一般的です。
炒め物にしても美味しいので、茄子の味噌炒めや麻婆豆腐のかくし味に入れたり、炊いたそば米と一緒に炒めると肉味噌みたいになってめっちゃめちゃ美味しいです。このそば米としょいのみを炒めたものは、地元の人も食べてあまりの美味しさと意外な組み合わせでビックリしてました。
1年以上熟成させるとこんなに濃い色になります↑
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