醗酵バケツで酵素シロップ仕込み
微生物を元氣にしてくれるプラスチックで出来た醗酵バケツを使っての酵素シロップ仕込み
酵素シロップの作り方はとてもシンプル
旬の果物と砂糖類を1対1で混ぜるだけ
果物は何でもOK!
丸ごとよりも切ってから混ぜた方がより水分が出やすくなるので早く砂糖が溶けます
↑こちらは柚子、すだち、レモンをミックスしたもの3kgとてんさい糖3kgを混ぜたもの。まだ砂糖が完全に溶けていないので、溶けるまで毎日かき混ぜます。
途中で1週間ほど出掛けてて混ぜられなかったら表面に白カビの膜が張ってしまったのですが、あえて取らずに混ぜ込んでしまったら消えてしまいました。
その後カビ臭さもなく、砂糖が全て溶けてしまうとしばらく放置していても表面にカビが出ることもなくなりました。
これって実は凄いことで、白カビは害がないので(特にうちの場合は糀由来のカビなので)混ぜ込んでしまって大丈夫なのですが、場合によってはカビ臭さが残ることがあります。だから、酵素シロップだけでなく味噌や醤油でも氣になる方は取り除いてくださいと言っています。
でも、この醗酵バケツ内は有用微生物群が活性化しているのでカビ臭さがきれいに無くなったのだと思います。
カビは好気性細菌(空気が必要)なので、液体の中に入ると酸素が足りなくて死んでしまいます。この醗酵バケツで使われてる微生物の振動数は乳酸菌由来で、乳酸菌はめちゃくちゃ種類が多く、好気性と嫌気性(空気が要らない)の両方が有るのでいろんな環境で活動することが出来ます。醗酵菌は単独種を純粋培養するよりも複数種が一緒に醗酵して多様な社会の方が複雑で奥深い味わいになりますので、この醗酵バケツで作る酵素シロップもとても美味しくなります。
バケツの底に丸みがあるので、砂糖を溶かすために混ぜるのも、角に固まって残ることがなく、非常に混ぜやすくてお勧めです。
↑松葉の新芽と青い松ぼっくりでも酵素シロップ仕込んでみました。
↑同量のきび糖を加えて溶けるまで混ぜる。
酵素シロップを作る時の砂糖ですが、一時期書籍などが発売されたりして酵素シロップ作りが流行ったこともありますが、その時のレシピはほとんどのものが白砂糖を使うことを推奨していました。1ヶ月経てば飲んでも良いとのことでしたが、白砂糖で作ったシロップは、私は1年置いても飲んだら頭が痛くなって飲めませんでした。
なので、私は白砂糖などの精製された砂糖は使いません。グラニュー糖、氷砂糖、三温糖も同様です。
では何を使用しているかというと、てんさい糖、きび糖、黒糖、はちみつなどの低精製でミネラルの多い、自然に近い糖を使います。微生物の活性にはミネラルも重要ですので、白砂糖でなければならないということはないんです。使う糖によって風味や味わいも変わるので、合わせる果物によって糖の種類を変えたりもしています。
▪️りんご+黒糖
▪️レモン+はちみつ
など
これからの季節は梅、いちじく、あんずなどが
秋には梨、すだちなど
旬のお好きな果物とお好きな糖で酵素シロップ仕込みをどうぞ。
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