材料4つのウスターソース 003
*無料記事に変更しました
【ウスターソース】
たった4つの材料で作るのに、ウスターソースの味になる不思議なレシピ。
途中でみたらしタレや中華甘酢あんにもアレンジできるので、とても便利です。
〈材料〉
・果汁100%りんごジュース 500cc
・濃口醤油 100cc
・本葛粉 大さじ1
・ガラムマサラ 小さじ1〜2
〈作り方〉
1)りんごジュースを小鍋に入れて半量になるまで煮詰める。
2)1の鍋に醤油を加えてさらに煮詰める。
◎ここでとろみをつけるとみたらし団子のタレになります。
団子やお餅にかけるとおやつに!
◎黒酢とごま油各大さじ1、しょうが汁小さじ1を加えてからとろみをつけると酢豚や肉団子に使う中華の甘酢ダレになります。
3)2の鍋にガラムマサラを加えて、本葛粉を大さじ2杯くらいの水で溶いたものを、少しずつ混ぜながら加えてとろみをつける。しっかり沸かして濃度がついたら出来上がり。ソースが熱い間はさらさらしていても冷めるともう少し固くなります。
〈おすすめレシピ〉
・フライソース
・せん切りキャベツ
・焼きそば(+万能ダレ)
・お好み焼き、たこ焼き(+豆乳マヨネーズ)
・きんぴら炒め(エスニックな香りになります)
わが家ではこのソースが食べたいからといって、フライやお好み焼きを作って欲しい!と言われていました。
それくらい家族にも好評なソースです。
甘酒あんを使った酢豚↑
《材料について》
このソースは材料が少ないシンプルな配合だけに、素材がものをいうレシピでもあります。
りんごジュースは酸化防止剤(ビタミンEなど)無添加のもので。半量まで煮詰めるので添加物も同じように濃縮されてしまいますし、香料が入っていると不自然な香りの仕上がりになります。
醤油は昔からの伝統製法の生搾り醤油を。
長期熟成された旨味のしっかりしたものでないと仕上りが物足りない味になってしまいます。
薄口醤油でも出来ますが、出来上がりの色が薄くなります。
こちらの醤油はネットショップでも購入可能です。
けやき生醤油(濃い口)本醸造 | 古見茶屋 https://gsfr3.app.goo.gl/6UNUu @BASEec
とろみ付けは片栗粉でも出来ますが、片栗粉は酵素に弱く、唾液が入ったりすると、とろみが無くなってサラサラになってしまうので、調味料として保存することを考えて本葛粉を使っています。
その日に食べきってしまう場合には片栗粉でも問題ありません。
《ガラムマサラの話》
ガラムマサラはカレーの仕上げに使うインドのミックススパイスです。
数種類のスパイスをブレンドして作るので、作り手によって味や香りが違ってきます。
市販品もメーカーによって違いますので、いろいろ試してご自分の好みに合ったものを選んだり、自分でブレンドして作ってみても良いでしょう。
ガラムマサラはカレーに使うイメージですが、ポテトとの相性が良いので、ポテトコロッケやポテトサラダの隠し味に少し入れると美味しくなります。
肉や魚の下味付けにこしょうの代わりに使うこともできます。
トマトケチャップもウスターソースも本来ならばいろんなスパイスを調合して加えるのですが、ガラムマサラを使うことでスパイスのことが良くわからなくても、ソースやケチャップを作ることができるようになります。
◎私が使っているのは、三重県名張市にある『be happy ちきゅう食』というヴィーガンのカレー屋さんのオリジナルミックスです。
原料にオーガニックスパイスを使用しており、カルダモンが多めの爽やかな香りのガラムマサラです。
ガラムマサラは自分で作ることもできます。私が作っているガラムマサラもネットショップで購入することができますよ。
ガラムマサラ作りのワークショップもしています。
ガラムマサラ20g | 古見茶屋 https://gsfr3.app.goo.gl/yF3Hq @BASEec