命名書を自作してみた(前半)
2023年、東京手書友禅を用いて命名書のデザインを作ってみた制作過程とその感想です。
なんで作ろうと思ったか
妊娠が分かって名付けを考え始めた頃、命名書が刺繍で出来ているものやプロに依頼した達筆なものなどを見て、世の中の人がとても力を入れていることを知りました。
私自身の命名書は白い紙で、(たぶん父が書いた)素人っぽい字に、下の方に鶴がちょろっと描いてあるシンプルなものだったので、インスタなどの写真が衝撃でした🫨
そこで、折角なら自分でデザインしたものを用意したいなと思いました。
東京手描友禅を使ってみる
2022年3月から東京手書友禅を習っており、6月頃から自分でデザインを考えて作成しています。
友禅は普通、着物や帯などに使うものですが、「命名書を和風なものにしたい」と思い、先生に相談し、色紙に描くスタイルで作ることにしました。
柄に悩む
着物は七五三、成人式、結婚式などで着ることからも、お祝いごとに使える柄がとても沢山あるんです💡
鶴と亀、松竹梅、宝尽くし
男の子なら兜や鷲、鷹
女の子なら鞠や花、束ね熨斗etc.
先生からいろいろヒントをもらいながらも、まだ顔を見ていない・性別も確定していない中、どんなものにするかとても悩みました。
干支と松竹梅をメインにする
まずは、メインのデザインを決めないと色や配置も決まらないので、生まれ年にちなんだもので、赤ちゃんらしく、可愛く縁起良くまとめることにしました。
*松竹梅は健康や長寿の象徴として使用されています🎍
組み合わせ方を考える
・全体に梅の花を散らしてみる
・うさぎを気球に乗せてみる
・竹と松でリースみたいにしてみる
などいろいろ下書きしていました。
デザインがある程度決まる
なんとなく、イメージが固まり、色もこんな感じかな〜と思えるものが出来ました。
悪阻もあり、デザイン作りに1ヶ月以上かかりました🫨
色を決める
今までの作品は、自分で使うハンカチや半衿なので、好きな色にしていました。
最初に塗ったものは、ある程度まとまった感じですが、なんというか無難な感じです。
しかし、今回はお祝いのものなので、セオリーがあるそうです。赤、ピンク、水色、オレンジなど可愛らしくまとめるよう、先生からアドバイスをいただきます。
次回のテーマは
命名書の作成 後半、完成までです。
おしまい