もっとネガティブを気軽に共有できてもいいんじゃないかな。それで救われる事もある。

これだけSNS等無数のサービスが世に出回っている訳ですが。

私は、「ポジティブに向かいすぎて、疲れていないか？」と思うのです。

特に実名が使われるSNSでは、ネガティブ要素は吐きづらい。

ネガティブを吐こうものなら、「空気読め」と言わんばかりにスルー。

もしくは「そういうネガティブなことは投稿しない方がいいですよ」とこっそり言ってくるとか。

少なくともウェーイ系の間では、ポジティブな話題しかありません。

てなわけで、クローズな間柄で（もしくは匿名で）毒を吐いたり相談したりします。

しかしこれは所詮対症療法なので、根本の解決にはなっていません。

今のネット世論はポジティブで埋まっているので、ポジティブの中にあるネガティブなんてあえて反応しないでしょう。

ただ、そのネガティブこそ、問題解決の鍵になるんじゃないかと思うのです。

ネガティブってのは、要は否定的、消極的感情です。

今の日本社会はそういったネガティブ要素はそこそこあると見ているので、大半の人は何かしらそこでつっかえを感じています。

それは本人の問題ではなく、社会の問題である事もあります。

でもそれがどっちなんだってのは、出して見ないと分からないじゃないですか。

だったら最初から出してしまってもいいんじゃないかと思うのです。

それが問題解決に向かい、より良い方向に向かうなら。

今の社会はポジティブで取り繕っていないと生きていけないみたいな風潮があります。

根っからポジティブな人もいるでしょうが、年がら年中ポジティブでいろってのは少なくとも私には無理な話です。

今の世の中の流れに逆行するかも分かりませんが、心の中にあるネガティブを吐き出すことで前に進むなら、それほど素晴らしいことはないと思っています。

ポジティブだけでなく、ネガティブも目をそらさず共有してもいいんじゃないの、というお題でだらだらと書いてみました。