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ウクライナ報道 子どもへの注意

週末、ウクライナにおいてジェノサイドがあったとの報道があり、またショッキングな映像のニュースが流れました。ブチャの現状。東部、北部の被害。現実はそういうことなんだと突きつけられています。

日本は11年前、震災の映像で残念ながらPTSDを発症してしまった方々がいらっしゃいます。報道もかなり視聴者への影響を考えて放送しているように思いますが、引き続き気をつけてほしいと願っています。
報道番組を制作される方々には、特に、子どもが見ていることも考えて報道してほしいです。まだ明るい時間帯のニュースなのに「レイプ」という性的な表現がされていました。嫌な思いをされている人がたくさんいると思います。目よりも耳からの情報の方が優位な人たちもいます。ぜひ配慮をお願いします。

報道での注意点

親が報道を子どもに見せるときのアドバイスなどは以前記事にさせていただきました。こちらを参考にしてください。

親へのアドバイス ここをクリック
子どもへのアドバイス 小学校:低学年 ここをクリック
              :高学年 ここをクリック

1番のポイントは「おしつけないこと」だと思います。
報道を見ること、考え、大人の姿勢などなど。押し付けないことです。
「どう思ったのか?」などと、大人から聞かない。言いたいときにきちんと向き合ってあげてください。言いたそうだったら、聞いてあげてください。子どもは親に気を使っています。それはたとえ就学前の幼児でもです。
また、中学受験を控え、時事問題として知っておかなくてはならないことだからと報道を見せない。何が正解なのか?答えとして教えないなどなど。

親子で考えるウクライナ問題

「親子で考えるウクライナ問題」について小川先生がYouTubeで動画配信をしていました。新たな視点が得られとても勉強になりました。いまだにどういうことなのか整理しきれていないのですが、自分ができることを実行していかなくてはと思いました。
1番勉強になった部分は、ロシアの人々がプーチンの言っていることをなぜ信じているのか。とても納得がいきました。心理学的にも興味がある部分です。
4月6日21:00〜22:00 変わる報道番組♯アベプラ
ABEMAPrimeにもこのテーマで出演されるそうです。放送後6日間は無料視聴できるそうです。

子どもにどう伝えていけばいいのか?理解すればいいのか?これからの社会を生き抜くにはどうすればいいのかのヒントになると思います。

相談窓口

体調面への変化が続いた時は 
 かかりつけの小児科へ
不安などの相談は 
 自治体の「児童支援センター」
 日本臨床心理士会 電話窓口 03-3813-9990


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