推しキャラのねんどろいどがなかなか出ないので図工4の初心者が自分で作ることにした①

注意!
この記事にはドールの作成途中の画像があり顔パーツだけの写真が含まれます。
またねんどろいどカスタムに限らず1/12ドールボディとねんどろいど頭部パーツを組み合わせた画像も含まれます。

はじめまして、ひかりと名乗っている者です。
noteもこれまで見る専門で書くのは初めてなので至らないところも多いと思います。
図工はね、二次元だと時々5もついたりしたけど立体はどうにもダメで。自分でも納得できない物しか作れず成績4でした。
そんな学生生活も遠い遠い昔でそれから10年単位で粘土成型なんぞ経験なし。
今回はタイトルの通り推しキャラの非公式ねんどろいどを作ったよ!という備忘録を書いていこうと思います。
公式で出てるなら迷わず買うべき。
自作の道のりは長いぞ。かかる金銭的コストもプレミア価格ついてる子を買ってでもまだそちらの方が安いかもしれない。そしてやっぱり公式は技術も概念も至高なのである。現状商品化発表がないキャラを作った身としては羨ましい限りです。


前置き

今回がレベル3です(1,2の記事はない)


今回はグッドスマイルカンパニー様から出ている「ねんどろいどかすたむヘッド」(のっぺらぼうで頭パーツも含まれているもの)にパテによる肉付けで髪パーツを、デカールなるもので顔を作りました。
自分で概念ねんどろを作るのをねんどろいどカスタムというらしい。既製品から改造して作る場合もカスタムって言ったり改造って言ったりしてるらしい。今回はなるべくこのあたりのことをねんどろいどカスタムと呼びます。
Twitter(X)にも#ねんどろいどカスタム ってタグでいろんな方が投稿なさってます。
また今回が初めてのねんどろいどカスタムではなく3体めになります。
さすがに初回からパテで頭部を丸ごと作るのは大変なような気がする。使えるものは使っていいと思う。
ついでに自慢しちゃお

1体め

数十年ぶりの工作・レベル1

既存ねんどろいどの髪パーツにパテ盛り、顔はねんどろいどフェイスメーカー(後述)産。色々初心者だった

2体め

レベル2。髪は上と同じく既存パーツに盛りつつ、今度は既存部分を削ったり溝を掘ったりしました。
あと塗り分け後の髪飾り接着とかね。

1体め、2体めともにお洋服はディーラーさん(作られる方のことをそう呼ぶらしいよ)が作成なされたものを購入しました。

キャラクターにはそれぞれ原作と名前がありますが今回は名言しません。非公式の二次創作ですからね。

参考


制作には先達によるWeb上の作り方まとめページや書籍を参考にしました。
まとめ方の秀逸さや技術面でそちらに私が勝てることはないと思いますのでもし「推しキャラねんどろ作りたい!」と思ってこの記事を読まれてる方は以下のまとめもぜひ参考になさることをお薦めします。

偉大な先達・梅さん(@BTBume)の作り方ガイドや作ってると出てくるいろんな質問への回答集。
このページ作る意味ある?というくらいほぼ完璧かつ膨大なボリュームです。ぜひ一読を。

ねんどろのお顔についてはなめらかさん(@nameraka_hpmy)による以下のアイデカール作成についての記事を参考にしました。
公式でねんどろは出てるけど商品に含まれていない表情が欲しい!という時にもいいかもしれない。

どちらの記事も(最初の)作成は数年前ですがほぼ手順は完成形なのではないでしょうか。
強いていうならウェーブのエポキシパテ軽量タイプはヨドバシ.comにて2024年8月現在販売終了なさっているようなので私はパテはタミヤの物を使いました。ヨドバシさんいつもありがとう。

書籍はそれっぽいキーワードで検索して取り寄せたら気になる部分を読む感じ。
たとえば「月刊ホビージャパン 2022年5月号」は工具などの比較がされているのに加えて初心者の私には「そもそもこの工具どうやって使うの?」から説明があって参考になりました。
ねんどろいどカスタムのやり方ド直球の書籍は私には見つけることができなかったのでホビージャパンさんのガンプラ作成過程あたりが参考になるかなと読みました。

他にも「ねんどろ 改造」とかで検索サイトからいろいろ…noteの記事もいろいろ…youtube動画もちょいちょい…
少しずつ異なった面からのアプローチを見れて面白いのでぜひいろいろな方の作り方を参考にして自分に合った方法でカスタムされるのがいいと思います。この記事もあくまで私のやり方であり完璧なものではない、というスタンスでお願いします。

お顔デカール方式以外の方法を選ばなかった理由

逆説!ねんどろいどカスタムについて「目なんか描けないよ!なんとかしてよ!」という方もニッコリ、グッスマさんがなさってるサービスがあります。

お値段もお手頃、ギャグ顔や汎用的なお顔はこの辺で作れると思います。
ただね…24年8月現在だとまだこちらで作成したお顔には鼻がないのです。ちょっとのっぺりさん。
この記事だと上の初めて作ったレベル1がそれです。
ん?平たいな?キャラクターは平たい顔族ではないぞ?
というわけで上の子はちょっとだけメイクを追加してます。ねんどろいど、かつ男の子キャラクターだとそんなにいらない気がするけどね。メイクについてはもっとすごい方がたくさんいらっしゃるのでネットの海で探しましょう。
ちなみにこのお顔のっぺり問題は今後フェイスメーカーでもお鼻つきの顔を使えるようになる可能性が高いです。フェイスメーカー7周年記念にTwitter(Xと言わない)にて発表がありました。

今回採用しなかった理由はもう一つあって
推しキャラの虹彩デザインが特殊すぎて実装されてない!!
フェイスメーカーに実装済みのデザインでは表現しきれない。これが最大の理由です。2体めも同じ理由だった。

お顔作りには他にも塗料で直接描くという方法とやはりグッスマさんから販売されているかすたむフェイスパーツ(アイホールが開けられているもの)にお好みの目パーツを組み合わせるという手もあります。ドールアイもグッスマさんから出てますし、フェイスもアイもいろんなディーラーさんが作られてます。この辺は好みで選んでいいと思う。
図工、二次元絵だと成績(時々)5だったんでしょって?
左右対称にお目目を描くのって大変だよ!泣
ここに自信がなくて秘技・左右反転ができるパソコンソフトによるお絵描きでのデカール方式にしたという次第です。

用意するもの

いーっぱいありました。
買ったもの
【デカール用】
・A-oneさんデカール用紙(ハガキサイズ・顔料インクのプリンタ使用の人は別のものを推奨)
・同上転写シール用紙
・タミヤ筆極細
・水性ホビーカラーホワイト
・水性ホビーカラークリア
・水性ホビーカラー用薄め液(塗料が新品ならそんなにいらない)
・マークセッター
・水性プレミアムトップコートつや消しスプレー
・ツールクリーナー


【パテ成型用】
・ねんどろいどかすたむヘッド
・タミヤ エポキシパテ高密度タイプ(髪パーツフルで作ったら25gパッケージだとおかわりした)
・同上 エポキシパテ軽量タイプ
・ベビー向けワセリン
・スパチュラ(ダイソーのメイク用品置き場にあった200円のとヨドバシに売ってた1000円弱のもの計2本)
・カッターマット(作業台。100均の200円くらい・A4で充分)
・瞬間接着剤ゼリータイプ(100均)
・瞬間接着剤剥がし剤(100均)
・激落ちくん(100均・数個でいい) 
・使い捨て手袋
・使い捨てビニルエプロン(これは塗装用かな)
・ホビー用マスキングテープ(デコレーションして楽しむ系よりしっかり貼れる)
・ピンバイス
・上記と別売りならドリル刃(とりあえずタミヤはそう)
・ニッパー(100均・もっとちゃんとしたもの推奨だけど制作過程次第では使わない)
・ステン針金(100均・ちょっと上級スキル向け)
・ネオジム磁石(用途による)
・紙ヤスリ #180,#240,#400,#600,#800,#1000あたりがいいらしい
#180はユザワヤで、#240と#400はそれが含まれてるダイソーの、#600以降はゴットハンドさんの神ヤスで3種まとめてセットで含まれてるスポンジ付き紙ヤスリを購入しました。
神ヤスさんにこだわるほどでもないけどめちゃめちゃ使います。かといって1枚ずつで余裕で足ります。

家にあったもの:
・新聞紙
・爪楊枝
・綿棒
・彫刻刀
・平筆(高校の図工の名残)
・はさみ(日用品でOK)
・パソコン(タブレットでもいいかも)
・上記にインストールしたお絵描きソフト
・プリンター

必要だけど用意しなかったもの
・サーフェイサー
・エアブラシ(8/21:呼称修正しました)
・コンプレッサー
・塗装コーナー
・塗装棒
・塗料各種
塗装周りはレンタル工作スペースさんに備え付けのものを利用させていただきました。
利用した工作スペースさんには買ったものも色々置いてあった(紙ヤスリや塗料とか)のですが自宅でできない作業っていうと塗装周りだけお世話になってあとは基本自宅で作業、工作スペースさんで作業するときにはお借りするスタイルがいいと思います。
塗装環境は金銭的コスト(多分5桁円かかる)と物理的場所の余裕が必要です。
塗装棒(持ち手棒)は安いけど1ロットが多い。ねんどろカスタムにそんなに使わない。竹串+ワニ口クリップでも代用できるらしい。
・瞬間接着パテ
・瞬間接着剤硬化スプレー
と言っておきながら工作スペースさんにあるしって買わなかった2点。使うには使うけど余ると思って。まあ他も色々余ったけど。

以上、これいくらかかったかって?
一通り揃えた時点で既製品ねんどろが買えると思います。
愛だからプライスレス!
あと既製品パーツからの改造なら元にするパーツ代が必要ですね。プレミア値ついてないといいね。

アイデカール

詳細な作り方はぜひ参考に貼りましたなめらかさんによるまとめを是非。
パテ成型とどっちを先にやるの?というとどちらから先でも自由だと思います。時間的には並行してやることも可能だと思います。
私は顔が先にできている方が髪の位置もイメージできると感じるのでアイデカールをまとめて先に完成させます。
この記事でデカールと言ったりアイデカールと言ったりしてますが正確には今回は目と口をデカールというシールの一種(このへんは模型初心者すぎて先達に倣って呼んでるだけ)で作りました。

お絵描き


お絵描きソフトはCLIP STUDIO PAINT PRO Ver.2.0を買い切りでパソコンにインストールしてあったのでそれを。高機能でセールの時に買うとかなり安い。昔フォトショップエレメンツとかペインターの二強だった時代にお年玉はたいて頑張って買ったあの頃より安い。すごい。でも個人的にSAIも好き。クリスタは後続バージョンが出ています。
お絵描きのためのタッチペンやらタブレットやらはあるといいですね。私のパソコンはタッチペンによるタッチパネル反応形式(ちょっとややこしい)なのでフリーハンドで描きました。
ないならお絵かきから印刷の過程をiPadなどのタブレットで行ってもいいと思う。
どっちもない?それは…直接描くアイペイント形式のほうがコスパいいかな…スマホで出来るかは私は試したことないです。
昔取ったなんとやら、昔はお絵描き大好き!好きだから描く!という人間だった名残かこのパートが1番楽しいです。
描いた目の画像は(いないとも思うけど)知らない間になんらかに使われるのは好ましくないのでTwitterにアップしたアカウント名入りの画像にしときますね。

書きやすい方の片目だけ描きます。
なんとなく外側のアイラインっぽいものを描く→
手ブレ補正でもキレイに引ききれなかった分を消しゴムツールとブラシツールを駆使して整える→
別のレイヤーに黒目部分になる円形を描く(円形ツールでもいいと思う)そして整える→
アイラインと組み合わせて非表示にしたいあたりをさらに別レイヤーで白で塗りつぶす
※正面向きと横目でバリエーションを作りたい時や黒目位置や大きさの微調整の時に描き足す手間が省ける
→白目の影や目の中を描いていく
私はお絵描きしてた昔から必要あるか?ってぐらいレイヤーを分けて描いたのでグループフォルダを作ってその中にしこたまレイヤーを分けて細部を描きました。レイヤー分けると色調補正をしたい時にいいのよ。
たかがインクジェット印刷、されどインクジェット印刷というかんじでまあまあ描き込みも印刷できます。最近流行りの暗い色部分に中間色をぼんやり乗せるとかの淡い変更は特殊紙印刷だからかいまいち印刷しきれませんでした。ハイライトやコントラストは気持ちクッキリした方がいいです。
あとねんどろいどカスタムなら目はなるべく大きく。縦にも大きく。
デフォルメフィギュアだからね。かわいくしよ。
画像はお顔だけ作った番外の子

ここまで描き込んだけど本番(下の画像)ではもう少しだけクッキリさせました
デカールで目と口を貼った図。頬にほんのりドール用チークも乗せてる

片目が描けたらその上に眉を。別々のシールとして作ってもいいけどここは一緒に描いておくと楽です。最終的に目と眉の間は透明なシールになるのでここで目と眉の距離感を決めます。眉が目に近いほどカッコイイ系の顔に見えるんですってね。時々聞くね。
描けたら画像をコピーして片方を左右反転して上のような印刷用画像を作ります。
※目の光(ハイライト)だけは左右反転しないでコピー推奨。やってみるとなんとなくわかると思う。世のイラストはハイライトは左右同じような位置にあるって。
印刷向けには出来るだけ目や口パーツを近づけて配置してハガキサイズ(個人的にA4用紙を買って印刷するほどは要らないかな)いっぱいに複数個コピーした画像を配置します。ただ顔のイメージのため印刷用配置の前にリアルにフェイスパーツに貼る距離を想像して調整することもお勧めします。

印刷


転写シールに裏返しに貼る、という後工程があるので左右反転した状態で印刷してください。クリスタならキャンバスの左右反転をした状態で印刷実行したらできます。印刷設定大事。用紙の商品注意書きにある通りインクジェット紙設定で…我が家のプリンタ(EPSONの)にその項目がない!!
私はフォト専用紙(クリスピア)という設定で印刷しました。
それが良かったのか悪かったのか、この時点で何割かインクがストッキングの伝線みたいに伝ってしまって目の中に点線みたいなものができてしまって没にしました。第一の難関。これはプリンタのローラー?あたりの掃除をしたら改善するかも。よくわからないのでとにかく数を増やして印刷する戦法でいった。
印刷したらドライヤーで2〜3分乾燥。加えて数時間単位で放置する方がいいと思う。まとめの教えによると1,2分ってあったけど私の場合触ったらまだインクが乾き切ってない部分がありました。

シール作り

普通のデカールならここでもう貼り付けなのです。あとはニッコリとか閉じた目とかの要するに白目と黒目を描かない時はそのまま貼り付けへGOなんだと思う(未経験)
インクジェット印刷だと白目の白色部分が印刷されない。しかし白い用紙に印刷すると余白なし・境目ぴったりにシールをカットするのが大変。
というわけで印刷したシールに後付けでホワイトを塗って白目を作ります。できたらくっきり白を表現したいので二度塗りします。
画像なし!この辺はなめらかさんのまとめを見て!(投げやり)
ここもしばらく乾かす。読書したり食事したり全然違うことをまとめてするぐらい放置していい。私はした。
ホワイトが完全に乾いたら(光沢塗料なんでテカテカだけど触って全くサラサラで指紋がつかなければ大丈夫)適度な大きさに切って、それより若干大きくカットした転写用紙にクリアカラー塗布。薄く塗って体感3分くらい待つ。
塗料が半乾きになったらホワイトが乾いたデカールシールを塗料を塗った同士の面で貼り付け。私はここが第二の難関で待ちきれずに滲ませまくりました。かといって完全乾燥するとくっつかなくなるし。参考先のまとめによると筆塗りでなくてクリアスプレーを吹くといいとありました。未経験。
接着後は正直待ち時間わかりません。念のため1分半タイマーつけて待った(せっかち)
くっついたかなと思ったらデカールシールの方に湿る程度に水を塗布。ここは1分くらいとまとめにあったけど私は1分半待機。ここで水を塗りすぎてもやはり滲む気がする。あと全体に塗らないと次の工程でシールが剥がれにくいかもしれない。
時間経過したらそっとデカールシールの台紙をスライドさせて剥がす。
ここですんなりスライドできないならもう少し水を足して待つ方がいい。でもそういう時は大体失敗する…あとスライドできてもヨレたり滲んでたりと失敗が明白になる。
そこでさっきたくさん印刷しておいたわけですね!レッツリトライ!そのための予備だ!
ただ、試行錯誤の結果なのか今回の3体めはバッチリ一度ずつで成功したんだな。赤目の番外の子はめちゃくちゃ失敗して印刷おかわりまでしたのに…
お前(3体め)、ひょっとして私のこと好き?
ここまで出来たら再度シールの上にクリアカラーを塗ってコートします。

貼る

目+眉で左右に分けて貼る方がいいと思います。
余白が顔とぴったりになってればいいけどエラー数を考えると上記の通り余白をなるべく少なくして目画像を複数印刷しておく方が安心ですし。シール作りの段階までは左右一緒に作って貼る直前に画像ギリギリにカット。別々に作っても可。転写シールまるっと貼っても最終的にはほぼ目立たないですけどね。逆にカットしすぎて小さすぎると相当器用な貼り作業が求められます。
貼る位置と目の角度は最大級に重要です!

上過ぎても下過ぎてもイメージがガラッと変わります。
上過ぎた+これはデフォルメが弱く縦の大きさが足りなかった例

顔パーツだけ×2の写真がなかった

んーなんか…かわいくない…
顔パーツをよく見ると目を配置するといいあたりに少し窪みがあって頬からまた膨らみがあるのですがそこに添うサイズにできてなかった。かと言ってキャラによって目の大きさ違うよっていうとそれもそう。男女の違いとか。でもだいたい窪みから頬の膨らみラインに目の下が合うとちょうどいい気がします。(赤い眼の子は少し下過ぎたと思う)

上のお披露目とは別バージョンの顔。
こちらもやり直ししました

目の大きさもすごく大事。ただかなり難しい。
印刷し直す用紙の余裕を持って一旦貼ってから再挑戦する勇気もいるかも。まとめに倣って本番印刷前に普通紙に印刷して配置して試してみたけどそれでも本番を貼ったら違う!ってなりました。

最終段階の前に試しに配置した時の図。
背景を肌色で塗った普通の裏紙
お絵描き段階で黒目の非表示部分を白く塗ったとこが白い

目の角度がわずかながら垂れててフニャってした顔になってるのが伝わりますでしょうか。

これも顔だけの写真がなかったのでパテ途中段階とあわせて

今度は配置が下過ぎた。少し頬の膨らみにかかるくらいに貼ると幼く見えます。目を下気味に配置すると可愛く見えるキティちゃんの法則(なんかうっすらどこかで聞いた)
でも今回作ってるキャラは青年男性設定なのよね。
最終的に髪パーツがほぼ完成まで行った段階で違うなあって決定的に感じたのでシール作り直しからの貼り直しをしました。(でもまた一発で成功した。お前私のことが…)
目の垂れ目具合・吊り目具合にも注意。左右対称にもすごく注意。
デカールの貼り方は以下リンクをご参照いただければ。

水に30秒浸す→貼る位置付近でそっと台紙側をスライドさせて抜く方法が1番うまくいきました。
シールをピンセットで剥がす方式だとたまにクシャッとシール同士でくっついてしまって悲しい目にあいました。
完璧な位置で台紙を剥がさなくても多少は大丈夫。上手くいけば貼ってすぐならシールの位置を少し動かせるはずです。そこで位置を最終調整!
あるいはマークソフターというものがあれば転写シールの糊を弱めてくれるそうですが私は持ってない。マークセッターは逆に糊を弱めすぎて剥がれがちになったときにちょいちょい塗ると再度くっつくようになります。要するに糊。
ただマークセッター含む水分が多すぎるとたぶんせっかくここまで綺麗だった印刷もボロボロになります。一回やった。

トップコート

ここまでくれば楽なものよ(※比較的)
ホコリの混入に気をつけつつトップコートスプレーを吹きます。古新聞紙の上に顔パーツを置いて吹き始めを新聞紙の上(つまり顔パーツでないところ)にすることを意識すると均一に吹けます。
水性塗料を使ってるはずなので水性のもので。つや消しがいいよ。既製品見るとつや消しって感じよ。
ちなみにねんどろいどフェイスメーカーで注文したものは既製品と印刷方法が異なるらしく(ソースはネット)プリント部分だけテカテカしてるのでもし気になったらトップコートスプレーを一度吹くだけでも違和感が減ります。今回のようにデカールを貼った場合はシール部分と顔パーツの境目を目立たなくするためにもかなり厚吹きします。サッと表面に一度吹いて乾燥させ、を5,6回繰り返しました。といいつつ今回はホコリ混入や気泡ができたり乾燥し切る前に髪パーツと組み合わせて凹ませたりしてもっとやった。やり過ぎると徐々にデカール部分が若干薄くなります。塗膜が厚く覆うためね。一度も吹かないと普通にシールやプリント部分が剥がれかねません。
厚吹きするたびに乾燥時間は伸びてく気がします。一気に重ねるとスプレーに含まれる気泡が塗膜に入って白くなります。やった。
スプレー吹きたて時液状で表面がテカテカしてるのが見えなくなったな、と思ったら次のスプレー。途中でホコリや気泡が乗っちゃったら次のトップコートを吹く前にデザインナイフなど小さな先端で除去できます。
最終的に一日くらい乾燥させるのが無難かも。夏の暑い日に吹いて半日ぐらい放置でも髪パーツと組み合わせて凹ませた時もあった。本格的にやり直すならツールクリーナーをティッシュなどに含ませてしばらく顔パーツを覆ってから拭うと塗膜を剥がせます。ただし強い薬剤だそうですのでやりすぎるとデカールも剥がれる。ここで水性カラー薄め液を使っても可能。というか今回の薄め液の使い道。
むしろ全部やり直したい!って時はツールクリーナーをじっくりと。多少のデコボコならもう一度トップコートする方が楽です。

デカールや顔作りはあんまり写真撮影してませんでした。
パテ成型は何段階か写真を撮っておいたのですが…結構長くなってきたので記事を分けます!


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