
【WCS Day2進出】VGC2023の取り組み
りんご(@pika0765)です。
先日はWCS2023でDay2まで行けた構築記事の紹介をしました。
今回はVGC2023のシーズン全体を通しての取り組み方法を紹介します。
↓はDay2行った構築の記事
今後も役立ちそうな成果物としては、簡易ダメ計シートを作ったこと。
詳細は本文で紹介しますが、下画像のように能力値等を入力すればダメ計してくれるシートです。環境が変わっても使える便利なものを自作しました。

SV発売まで(これまでの経歴)
VGCは2013年(BW全国)~2016年(ORAS禁伝あり)まで精力的に取り組んでいました。が、WCSどころか全国大会(今でいうPJCS)ですら出たことはありませんでした。
WCS会場の雰囲気が楽しいことは歴代の出場者から聞いていたため、2013年はバンクーバーに2014年はワシントンに自費で行きました。当時はLCQという、Day1前日に現地に集まった人だけで行われるDay1出場権をかけた大会がありました。そこで権利を取るのを目標にやってましたが、それも叶わず、WCSは遠いなぁと感じる日々でした。

今日のポケモンオーケストラのムービーでWCS2013でローブシンごっこ(本体げべぼ、右腕ぼく、左腕風流)した映像が流れたらしくてクソワロタ
— りんご (@pika0765) August 10, 2023
10年前……懐かしいなぁ…… https://t.co/qUrFeIYkcD pic.twitter.com/QapL8QHq36
ポケモンから離れることになった転機は2016年。デジタルカードゲームのShadowverseがリリースされたため遊んでいると、直後に賞金付き大型大会『RAGE』が発表されので、賞金欲しさに出てみることに。
すると運良く勝ててしまいファイナリスト(TOP8)まで勝ち上がることができました。結果はTOP8で負けてしまいましたが、良い夢を見れてしまったため以降はShadowverseに注力するようになりました(これもWCSと同じRAGEの呪いでしょうか)。
その後RAGE Shadowverseは年4回のペースで今に至るまで開催されていますが、私は第1回に続いて第3回大会でもファイナリストになることができました(3位フィニッシュ)。RAGEは選手の人柄にフォーカスしたムービーを作ってくれるため、様々な場面で使えそうな素材をたくさん提供していただきました(RAGEの使い方あってる?)。
今回のブログの趣旨とは関係ありませんがRAGEで生まれた私の素材も紹介しておきます。







今回のWCSで久しぶりに使えて良かった
2016年~SV発売までの間はWCSをYoutubeで見るくらいで、自分でプレイしたりはしていませんでした。
WCS2022も同様にWCSをYoutubeで見ていたら来年の開催地が日本であることが発表されました。それを聞いて昔のポケモン仲間もポチベが上がったようでみんなでSVから本格復帰することにしました。
SV発売後~レギュレーションCまで
12月のレギュAシーズン1では最初はノオーフロストタイカイデンガブのレンタルパを使っていました。放電地震とか追い風地震とか吹雪連打とか懐かしい~ってなってました。
シーズン1終盤にはザプスさんが作った3種のこだわり寿司を使って、こごかぜゴルラ楽し~~って言いながらボタンポチポチしてたら2桁でフィニッシュ。勝てるポケモンバトルって楽しいなってなっていました(あたりまえ)。
最終78位
— りんご (@pika0765) January 5, 2023
使用パーティは↓です
とても楽しいゲームでしたhttps://t.co/2B6xlmGtZT pic.twitter.com/TF89ewzDz3
レギュレーションC(PJCS予選~全国大会までのルール)
1月と2月はあまりポケモンをやらずに3月上旬にPJCS予選がレギュCに決まってから活動再開。
3月のランクマルールはレギュBだったため、練習は仲間大会が中心で、連日開催してくださったcobaltさん(@cobalt_poke8128)やピヨリリィさん(@PiyoLily145)の仲間大会に多く参加しました。主催していただきありがとうございました。
(ピヨリリィ杯優勝賞品のイラスト欲しすぎたけど優勝できなかった;;)
3月中旬くらいに使い始めた6体が使い心地が良くて、結局PJCSのオフライン大会まで使い続けることになりました。レギュCは3月から6月にかけて、環境がコロコロ変わっていきましたが、ポケモンは変えずに技・持ち物・立ち回りを変えるだけで対応できる6体だったため、攻撃/防御面ともにバランスが取れた6体にできていたのかなと思っています。
並び自体は私が考えましたが、中身や立ち回りについては、のしん(@Cynthia_nosin)、ファその(@funkymisono)、zapusu(@zapusu)とときどきおじゅんと一緒に考えて作り上げました。
個人的にはのしんが提案してくれたサーフゴーのテラバーストに今年のポケモンノーベル賞をあげたいと思っています。

立ち回りについてはGoogleスプレッドシートにメモりまくっていました。(下画像参照)
汎用性のあるアーキタイプや構築記事になったパーティは事前にある程度の立ち回りを考えてメモっておき、実際に対戦して想定外のことをされたらそれをメモって後で対策を考えて・・・、ということをひたすらに繰り返していました。
この準備のおかげでプレッシャーのかかるインターネット大会でも精神面では折れることなくプレイできたかなと思います。
このシートは自分用に使うだけでも効果的ですが、人にパーティを貸したりするときの説明に非常に便利で、借りた側もフィードバックがしやすくなるため、貸す側も借りる側もwin-winです。作成作業は大変ですが、可能な限り今後も続けていきたいなと思っています。

左から相手のアーキタイプ、自分の選出、数ターン目までのプラン、参考にした構築動画や記事

レギュCは期間が長くアーキタイプが多かったためスゴイ文量になりました
パーティを決める時期が早かったため、立ち回りシートのほかにも簡易ダメ計シートも作成しました。
ShadowverseプロのSpiciesさんがセカコロで優勝した際のnoteに記載があったダメージ計算一覧表を見て、感化されたのがきっかけです。
ポケモンのダメージ計算式は厳密に行おうとすると大変複雑ですが、自作のダメ計シートで知りたかったのはダメージが30%なのか40%なのかくらいの解像度で良かったため、精度はほどほどにして自分が作れる範囲で作りました。
後で厳密なダメ計をして比較してみると最大でも±2%くらいのズレだったため、そこそこ実用性のあるお手製シートになったと思います。
暇なときにこのダメ計シートを眺めてダメ感を養っていました。
大したものではないので需要があればこのシートを公開してもいいかも?欲しい人いたら何かしらでご連絡ください。気分で公開したりしなかったりします。欲しい人誰もいなかったら自分で使うからいいもん(プンッ

ダメージ帯による色分けとかは個人のセンス

攻撃側は環境で固定されるから、パーティ変えるごとに防御側の値だけ変えれば使いまわし可能

切り捨てとか四捨五入とか五捨五超入とかいろいろあって複雑スンギ
あとはランクマとか仲間大会とかを録画しておいてあとで見返すのも結構効果的だったと思います。とりあえず録画しまくって振り返りたい試合を後で見返していました。

これらの取り組みの成果もあってか、5月のランクマで初の最終30位以内(リバティ圏内)を達成。6月のランクマでは1桁フィニッシュを達成。
シーズン6ダブル最終24位
— りんご (@pika0765) June 1, 2023
目標30位以内達成やった〜〜#リバティノート pic.twitter.com/VJYUOJXksV
シーズン7ダブル7位
— りんご (@pika0765) July 1, 2023
1桁フィニッシュやったね#リバティノート pic.twitter.com/WgEeoFXVDT
そして、6/10のPJCS決勝大会では○○×〇×の3勝2敗でbest32、無事にWCSの権利を獲得できました。
実は、勝利した2試合目はこれまで一緒に調整をしてきたファそのとのマッチングでした。勝った方がWCS権利、負けたほうは即終わりではないけど次の試合勝たないとWCS権利無しになる非常に辛い対戦になりました。
使ってるパーティは同じなので、もうじゃんけんで決めようぜと言いたくなる状況でした。
ファそのは次の試合で負けてしまい、一緒にWCSに行く夢は叶わず。勝った私も複雑な気持ちでした。
best32で終わり!
— りんご (@pika0765) June 10, 2023
Tシャツと帽子ゲットやったぜ
YOKOHAMAの世界大会もよろしく pic.twitter.com/2LbgQDRRMv
↑いやコイツ全然嬉しそうにツイートしてんなw
レギュレーションD(WCSルール)
7月に入ってからはWCSルールであるレギュDの練習に移ります。WCS使用パーティ決定に至るまでの話やパーティの解説は先日公開した下の記事に記載していますのでよろしければこちらもご覧ください。
レギュDでも同様に立ち回りシートやダメ計シートを使って練習をしていました。期間が短かったこともあり立ち回りシートはレギュCの時ほど充実はしてませんでしたが、書くよりも実戦、ということで、oMiさん(@Raito_star)主催のぼさんないと(OTS-BO3の練習会)にたくさん参加させていただきました。
クローズのBO1しかほとんど経験がなかったですが、オープンのBO3もかなり面白いゲームだなと感じました。誰に習ったわけでもないですが、BO3を何回もやってると、BO3ならではのコツみたいなものに気づくことができて、練習してるのとしてないのでえらい差が付きそうなルールだなとも思いました。BO3は練習しにくいルールなので、大会を開いてくださる方々にはとても感謝しています。
ここ1か月はオープンシートBO3でしか遊んでいなかったため、今ランクマやったら立ち回りがぐちゃぐちゃになってクソ弱い生き物が誕生してそうです。
終わりに
VGC2023のシーズンが始まった3月上旬からWCSまでの約5か月間、ポケモンと仕事以外ほとんど何もしてないんじゃないかってくらいポケモンに注力しました。振り返ってみて充実してたと感じるのは、運良く結果が伴ってくれたからでしょう。
ポケモンというゲームがとても面白いことを再認識できた半年でした。
運良く結果が伴ってくれるようにこれからも頑張っていきます。
今後も、来年も引き続きよろしくお願いします!!
