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【英国大学生日記】実験・博物館実習の話 

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みなさんこんにちは、
いかがお過ごしでしょうか?

生物系学部の2年生のゆかです。
今回は大学での実験や実習について紹介したいと思います。

・実験

1年生
1年生の頃はコロナ禍中であったことも影響して、実験動画をオンラインで視聴したり、自宅に送られてくる実験キットで実験をしたりしていました。

実験キットを用いた実験は、始め考えていたよりも面白く、気づきが多かったです。日々何気なく使っている日用品を駆使して実験を行った点が思い出深いです。

2年生
2年生の一学期で、実験を中心とした科目がありました。座学では、実験の背景や、どうしてその手順を行うのかを深堀しました。座学での内容を踏まえて、実際の実験を行うという流れでした。実際の実験は一回約3時間ほどで、ペアで行います。先生や大学院生の方が実験室を回ってくれているので、確かめたいことや、質問があれば聞きにいくことができました。

実験系の科目では、レポート提出が課されることが多いと思います。実験後は、内容を忘れないうちにレポートを進めたり、データを見やすいように整理したりすることが多かったです。

1年生の時の家での実験とは違い、実験室にしかない機材を使って本格的に実験をすることができました。教科書に出てくるような綺麗な結果が出なかった時に、どうしてそうなったのかを友人や先生と話せる環境も実験室ならではなのかなと思いました。

・博物館実習

選択授業で進化について学びました。その一環で大学に併設されているGrant Museum of Zoologyという動物学の博物館で標本を観察しました。哺乳類 の頭蓋骨には目の穴だけではなく、後頭部側にもう一つ穴があることを観察しました。この授業を受けるまで「骨の共通点」という視点で生き物を見たり分類したことがなかったので、とても新鮮な機会でした。今後の博物館めぐりが楽しくなりそうです。ちなみに、Grant Museum of Zoology は、ダーウィンの先生が教鞭をとっていたところだそうです。床や柱が濃い茶色の木でできていて、歴史を感じました。もしかしたら、ダーウィンもここで授業をうけていたのかも…!


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