ぼっちディズニーをアメリカで実行した話 #22
時は、10月最後の日曜日。
天気は快晴。気温は26度まで上昇するとの予報。
世間がハロウィンを目前にして賑わう中、私はぼっちディズニーを決行してきました。
先に言っておきますが、
私はアメリカまで来て、目標だったぼっちディズニーをわざわざ達成したかったわけでは
ありません!!
これは偶然が重なった驚きのぼっちなのです…
しかし、バッチリ楽しんできたよ!!ということをお伝えするべくこのnoteを書いていますので、カリフォルニアディズニーに興味がある方、1人でディズニーに行ってみたいという方、安心して読み進めていただければと思います。自己満記録にならないようにいたします!
まず経緯について書いておきたいのですが、もともと私は、この日に友人とアナハイムのディズニーランドパークに行く予定でした。オンラインサイトでチケットも購入し、行く気満々で楽しみにしていたのですが…
1週間前に友人がコロナ陽性に。
アメリカの規定によって、当日には隔離解放となりますが、体調を考慮し、友人は日程をキャンセルすることにしました。
私もキャンセルしようとも思いましたが、冷めやらぬディズニー愛…
一度行くと決めた私の気持ちは、もうキャンセルできなかったのです。
加えて今はハロウィーンイベント真っ只中。
これを逃しては二度と行けないかもしれない!
と、もう完全に行く気になってきました。
友人には、いつでも絶対一緒に行くから!と断りを入れて、初ぼっちディズニーが決まりました!
ちなみに私の話を聞いた他の友人たちが、私も行きたい!と言ってくれたのですが、その日のチケットはすでに売り切れ。私のぼっちディズニーは必然となりました。
留学前に達成できなかった「1人ディズニー」の目標を、こんな形で達成できることになりました。
私のディズニー愛は確かにすごいもので、前日は楽しみでなかなか眠れず、当日は目覚ましが鳴る前の5時半に自然と目が覚めました。(いつもこうであれ)
Uberで颯爽と向かい、到着したのはオープン40分前の7:20。東京のディズニーでは信じられないくらい、開園待ちの列はガラガラでした。
到着してすぐゲートが開き、8:00のアトラクションオープンまで、中で待つことができました。
中の雰囲気と音楽を味わえるってだけで、中に一歩入れるのはすっごく嬉しい!
だんだんと日も上り、ついに8:00!
みんな行け〜〜という園内アナウンスと共に張られていたロープが解かれ、皆思い思いの方向に飛び出しました。
飛び出したと言っても、東京と同様に園内で走るのは厳禁。
スキップはOKだよ〜なんて言われていたので、一生懸命早歩きをする人や、子供に混じってスキップして進む大人たちが、必死すぎて面白かったです。
最初に向かったのはスペースマウンテン!
外観も乗り物もほとんど日本と同じですが、唯一違うのは、ロックな音楽が流れていること!
宇宙の中を、ロックンロールに乗せて走り回るのはとても快感でした。
トゥモローランドの構造は東京とほぼ同じで、バズがありスターツアーズがあり、といった感じなのですが、カリフォルニアにしかない人気アトラクションもあります。
それが、ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジです!
潜水艇に乗り込み、ニモたちの世界を覗く、という海底2万マイルに少し似たアトラクションです。
15人ほどが狭い潜水艇に入る、なかなかユニークなアトラクションです。隣の人との距離も近い、なんだか不思議なアトラクションでしたが、私の隣にはなんとぼっちの男の子!
彼は決してぼっちではなく、ママパパもいたのですが、なぜか彼らと離れ、少年は1人で私の横へ。
「ぼくニモすごい好きで、ファインディング・ドリー3回も見たんだ〜」という5歳くらいの少年。
「私も3回くらい見たよ!ファインディング・ニモは5回は見た!」と答えると、彼は嬉しそうに色々と話し出しました。
ヒトデがいるね〜あれはダイバーだね〜今の魚見た??なんて話しながら、子ども相手なら英語力バッチリだぞ、と思っていました。相手は5歳くらいですが。
正直アトラクションはちょっとあれでしたが、少年と仲良く話してとても楽しめました!潜水艇を降りてから、彼のママにも、うちの子と話してくれてサンキューなんて言われました。
カリフォルニアのディズニーでは、「キャラグリが豊富であまり並んでいない」という噂を耳にしました。せっかく一人でディズニーに来たんだから、たくさんキャラグリをしよう!と決意し、私はキャラクターを探し始めました。
歩いていると、確かにキャラクターに会える確率が高い!
グリーティングの有無にかかわらずこの日私が遭遇したのは、プーさん、ティガー、イーヨー、ミラベル、ミゲル、ミッキー、ミニー、グーフィー、アリス、マッドハッター、ゼペット、ティンカーベル、ストームトルーパーの総勢13人です。これは多い!!
日本では会えないティンクやミラベルなどに会えたり、ストームトルーパーが徘徊してゲストに絡んでいるのは、カリフォルニアならではだなと思いました!
何よりも嬉しかったのは、どのキャラクターともハグができること!!!
日本ではまだ解禁されていないので、数年ぶりのミッキーとのハグは、涙が出そうになるほど嬉しかったです。
ちなみに、人間ではないキャラクターは当然喋りませんが、かなりのリップ音を放ってくれます。笑
ミゲルの強烈なキスには、さすがに笑ってしまいそうでした。
カリフォルニアにしかないスリル満点アトラクションが、マッターホルン・ボブスレーです。
ディズニーランドパークの象徴でもある、このそびえたつマッターホルンが目印です。
三人乗りのボブスレーに乗って、山の内外を縦横無尽に走り抜けるのですが、これがとにかく楽しい!!動きが激しくてものすごく揺さぶられるし、スピードはめちゃくちゃ速いし、途中現れるアイツが怖い…!!
ぼっちの味方、シングルライダーのサービスがあったので、5分以内に乗車できるのが快感で、私は三回も乗ってしまいました~
ボブスレーの動き方は2パターンあり、どちらになるかはランダムなので、何度乗っても楽しめるアトラクションだと思います!ディズニーランドパークに訪れるときは、このアトラクションは欠かさずに乗ることをおすすめします!
今回私が最も楽しみにしていたアトラクションが、スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジにある、スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンスです。
まずスターウォーズのエリアというのが、スターウォーズファンからするとアツい。アツすぎる。
我らがミレニアムファルコンがリアルすぎるのと、エリア全体が完全に違う星になっているという世界観に、私はもう感動が止まりませんでした。
ただ一つ残念なのが、チューバッカとレイに会えるらしいと聞いていたのに、何度行っても出会えなかった!悔しい!リベンジするしかねえ!!
そして夕方、待てど暮らせど決して減らない待ち時間にしびれを切らし、ライズ・オブ・ザ・レジスタンスに並び始めました。
19時ごろにして待ち時間は75分の表示。一日を通してこれくらいの時間表示で、私はこの日最長の待機に覚悟を決めました。
しかし、実際に並んだのは30分ぽっち!(ストップウォッチをセットしていたので確かです)
あっという間に乗り場に辿り着きました!
ネタバレはしません。
スターウォーズファンも、そうでない方も、
このアトラクションに乗らないと後悔する!!!
ということだけはお伝えしたいと思います。
ぜひ、全身全霊で楽しんでください。
セットの全ても、キャストの一人ひとりも、全部見てください。
本当に最高でした。
どうか長い待ち時間にビビッて乗らずに帰らないでください。
絶対に待つ価値があります。
ここに来た甲斐があったと思えるはずです。
そしてぜひ、ぜひ、スターウォーズを予習してきてください。
より楽しめること間違いなしです。
ああよかった、、、
スターウォーズに入り込んで感無量になったところで、ファンタズミックの開演待ちをしました。30分前に会場となるアメリカ河に到着しましたが、そこにはものすごい人の数!ハロウィンパレードはほとんど誰も見ていなかったのに、ショーに対してはすごい熱気です。
一人なのをいいことに、人をかき分けてかなり前列に陣取りました。
ファンタズミックとは、世界中のディズニーリゾートで愛されている素晴らしい海上ショーですが、東京ディズニーシーでは2020年に惜しまれながら終演してしまいました。
私はこの大迫力のショーが本当に大好きで、2020年以来ファンタズミックが恋しくて仕方がありませんでした。
そんなファンタズミックを、この肉眼で納めることができました。
感無量に重なる感無量。本当に美しかった。ドラゴン最高。ミッキーかっこよすぎる。
もうほんとありがとうございます。
世界からファンタズミックをなくさないでください。
そして、花火が始まったのです。うわあ、、、
ショーで最高の気持ちになった後に始まる花火。あまりにも良すぎる。
ハロウィンの音楽に乗せて打ちあがる花火に、私は思わず涙をこぼしてしまいました。一人でこんなに楽しめるのかと驚きもしました。
ディズニー上手く出来すぎやろ、、、
時間が経つたびに感動が更新されていく感覚に、私は気持ちの良い敗北感と幸福を覚えていました。
ディズニーは、カリフォルニアでもやってくれたぜ。
非常にまとまりのない文章になってしまいましたが、あの日の興奮そのままにお送りしました。
今回の一人ディズニーでは、変わらぬ感動を感じるとともに、一人でも心地よさを感じることができました。
ここアメリカは、常日頃から感じていますが、非英語話者がとても多い。
カリフォルニアディズニーでも、体感4割ほどがスペイン語話者でした。英語を母語としない人たちの数は、皆さんが想像するよりもずっと多いと思います。
だからこそ、キャストは皆、言葉の伝え方が上手い。
英語を母語としない人との会話のコツを知っているようだったし、緊張感なく話すことができました。適度な距離感があるようで、易しい英語を使ってくれていたり、親密に話しかけてくれたりしていました。
キャストの方々と待ち時間にディズニー愛満載のトークをするのはとても楽しかったし、寂しさや疎外感を感じる瞬間は全くありませんでした。
世界中のディズニーキャストたちがそうであるように、ホスピタリティが抜群なだけではなく、心地よい距離感や、非英語話者が多いからこその無理のない言葉選びは、とても素敵だな、居心地がいいな、と感じさせられました。
やっぱりディズニーは、アトラクションだけではない魅力にあふれています。
カリフォルニアのディズニーでも、期待を裏切らない最高のひとときを味わえました!
次こそは友達を連れていくことにします笑
ああ楽しかった!
おまけ