サンフランシスコまでひとっ飛び【見どころ編】 #25
アメリカの11月11日
こんにちは。ぴおりです!
本日は、アメリカの国民の休日のお話からです。
アメリカの11月11日は、いったい何の日か知っていますか?
ポッキーの日じゃありません。
独身の日でもありません。(台湾の子が、独身の日は一大セールの日だと教えてくれました)
アメリカでは、Veterans Day 退役軍人の日 として祝日に指定されています。
第一次世界大戦が終戦した日であるこの日には、学校や仕事はすべてお休みとなり、軍人たちを称賛する日とされています。
余談ですが、アメリカという国にとって、軍人たちはとっても偉大で称えられる存在です。軍関係者や元軍人たちは、皆に称賛されるだけでなく、多くの施設入館などにおいて割引が適用されます。
日本人の私たちからすると馴染みのない慣習ですが、多くのアメリカの子どもたちも「軍人になりたい」と言うほど、軍人は別格です。
どうりで、キャプテン・アメリカがアベンジャーズのリーダーなわけですよね~~
話は大きく逸れましたが、先日迎えた11月11日は金曜日でした。
めでたく三連休となったので、私はルームメイトとサンフランシスコに行ってきました。
サンフランシスコはどこにあるか
とりあえず一度地図をご覧ください。
赤く塗られたエリアがサンフランシスコで、茶色いエリアの上の方がロサンゼルスや私の住むアーバインです。
え?意外と近いねって?
じゃあこちらをご覧ください。
サンフランシスコからロスは、車で6時間ほど。
東京から、青森とか広島くらいの距離ってとこですかね。
カリフォルニア、思ってるよりデカい!!!
東京から青森くらいの距離なので、気候は違います。街の雰囲気も違います。
私たちは、車なき者たちなので、LAXからSFOまで飛行機で向かいました。
サンフランシスコを形作るもの
金曜の夕方にサンフランシスコに到着しました。
ダウンタウン方面へは高速列車BARTが出ているので、タクシーを使わずとも、30分ほどで楽に向かうことができました。
私たちのホテルのあるユニオンスクエアの中心駅、Powellステーションで降り立つと、その景色はアーバインのものともロスのものともまるで違っていました!
まず気づくのが、サンフランシスコに坂が多すぎること!!
The 平坦シティのアーバインに暮らしているせいで、坂は本当に見慣れていません。
道を行くたびに出会う急勾配に、少し進むだけでヘトヘトになりました。
そんなサンフランシスコの街。
市民の力強い足となるのがこれ。
どんな坂も力強く登り、どんな急な下り坂もゆっくりと下ってくれるケーブルカーは、ローカルや観光客の強い味方でした。
10分おきほどでやってきて、さまざまな観光地まで送り届けてくれます。
これがなかなか年季の入ったケーブルカーで、車と同じ路面を走りますが、運転手が一人で一生懸命レバーを動かしたり、ベルを鳴らしたりしています。
乗り方は簡単。
ケーブルカーの駅を見つけて、乗りたい!と合図するだけ。
車内に空きがあれば、運転手が手招きしてくれるし、車内になければ、"outside"と言われます。
写真の女性のように、手すりにつかまって立ち乗りするんです。
これがなかなかスリリング!
ケーブルカーのスピードはそう速くはありませんが、急な坂道を上り下りすると結構怖いんです!
滞在中何度かケーブルカーには乗りましたが、外側に乗る時はいつもワクワクしていました。
またサンフランシスコには、多くの聖堂やチャペルがあります。
坂の多いサンフランシスコは、頻繁に見晴らしの良い坂上に立つことができます。
広い空。青い海。
そしてそびえ立つ白い大聖堂。
街には有名な聖堂も多く、外観を眺めるだけでも優美さを感じられました。
公共交通機関が十分に整うサンフランシスコは、車いらずとも言われています。
紹介したケーブルカーに加え、バス、電車、乗合バス、高速列車、などなど。
ユニークなのは、muniという系列会社の電車です。
こちらの2枚、実は同じ電車なんです。
muniの電車は、一定区間では地下鉄、ある区間は地上の鉄道、そしてまたある区間では路面電車となります。
すごい!!
地下鉄のうちは、通常通り改札を通ってホームに降りますが、路面電車の時は、バスのように道の停車場で待ってそのまま乗ります。
初めて乗った時は、支払い方も降り方もわからず混乱しました。
ちなみにサンフランシスコの公共交通機関は、すべてCLIPPERという交通系ICが利用可能です。
suicaのように、スマホでこまめにチャージして乗り降りできるので、とても便利でした。
サンフランシスコを行く《フィッシャーマンズワーフ》
サンフランシスコといえば!
海!港!シーフード!
というわけで行ってきました。
The 王道 フィッシャーマンズワーフ& Pier 39!
青い空と広がる港。どこからか香る美味しいシーフードの匂い。
フィッシャーマンズワーフは三連休ということもあってかとても賑わっていて、とても活気がありました。
美味しいものは後ほど紹介するとして、今回ご紹介したいのはこちら。
アシカです!!!
Pier 39にはアシカが多く集まることでも有名で、いつだってとても多くのアシカが寝そべっているんだそうです。
なんなら、この日はちょっと少ないくらいらしい。
かなりの頭数が身を寄せ合っている様子はなかなかシュールで、それでいてほっこりする風景でした。
サンフランシスコを行く《ゴールデンゲートブリッジ》
サンフランシスコといえば!(二度目)
ゴールデンゲートブリッジ~!
この赤い雄大な橋に、どれだけの人が思いを馳せたでしょうか。
私は、カリフォルニアに行く、と決めたときから、ゴールデンゲートブリッジを見に行きたいと願っていました。まあその頃は、カリフォルニアのどこに橋があるかは知らなかったわけですが。
ゴールデンゲートブリッジへは、フィッシャーマンズワーフ近くのギラデリスクエアからバスで向かいました。
少し距離はありますが、バスで2,30分ほどで行けます。
この日は多くの観光客で賑わっていて、橋のふもとではみんなで写真を撮りまくっていました。お土産屋さんやカフェもあるので、立派な観光地となっていました。
私もポストカードを買ってみたり。
ちなみに、Uberの兄ちゃんは、橋を見るベストスポットはBaker Beachだと教えてくれました。
私は今回時間の都合上訪れることができなかったので、代わりに紹介だけしておきます。行ったことある方は、どんな感じなのかぜひコメントください。
サンフランシスコを行く《科学アカデミー》
最終日は一人でCalifornia Academy of Sciencesに行ってきました。
連れは、脱獄不可能な元監獄で有名なアルカトラズ島へ。私もアルカトラズに興味はあったのですが、「歴史より今でしょ」という謎の名言を残し、恐竜や水族館を優先しました。
カリフォルニア科学アカデミーは、サンフランシスコの西側にある、巨大な科学博物館です。
プラネタリウム、水族館、植物園に加え、様々な標本や化石などが並ぶ、とんでもない大規模です。
生き物に関するものなら全部!
というような勢いです。残念ながら期待していた恐竜の化石は、入り口入ってすぐのものくらいでしたが。
動物のはく製や、前日見たばかりのアシカの骨にはとても興奮しました。
しかしもっともワクワクしたのは、熱帯雨林館で存分にアマゾンの熱帯を味わってからの、水族館エリアの熱帯雨林の川魚を見る流れでした。
ガーなんて、どうぶつの森でしか見たことありませんでした。めちゃデカで魅力的でした。
とにかくいろんな展示があって、3時間じっくりかけて見て回っても、まだ見たいと思うほどでした。
科学アカデミーが位置するGolden Gate Parkも、観覧車や日本庭園など見どころ沢山なので、ここには時間をかけることをおすすめします!
アーバインに帰って思うこと
その他にも、全米最大級のチャイナタウンや、ロスよりずっと本気なジャパンタウン、くねくね道で有名なロンバード・ストリート、ギラデリチョコを買い漁ったギラデリスクエアなど、有名な場所をいくつか巡りました。
その上で共通していることは、
サンフランシスコめっちゃ楽しい
どこでも観光客が多く活気があって、外国人にも優しい印象を受けました。交通網は発達しているので、移動はずっと簡単です。
坂が多い〈おかげで〉空は広く夕焼けは綺麗に見えるし、海の景色はいつも素晴らしかったです。
治安が最高とはお世辞にも言えませんが、ホームレスがよく寝ている程度です。彼らは観光地にはなかなかいないので、まあ寝かしておいてあげましょう。
電車やバスは基本的に安心して乗れたので、文句なしです。
そして何よりもサンフランシスコ、
メシが旨い。
お次のnoteでは、今回紹介しきれなかった美味しいグルメのご紹介とします。ご期待ください!
本日も読んでいただきありがとうございました。
良ければいいね♡お願いします♡
では!