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渡會将士「MorroW SoundS」個人的感想
推しである渡會将士さんのニューアルバム「MorroW SoundS」を聞いています。まだ通して何回かしか聞けていないけど、感想を書いていこうと思います。あくまでレビューじゃなくて感想ね。
なんかこう…なんかこう、「このアルバムはマスターピースだ!」みたいなことを書きたいわけではなくて、素直に自分の感想を書いていけたらいいと思います。あと、書いていることや歌詞の解釈は全部私の個人的なものなので、「私はそうは思わない!」って人がいるのは当然だと思います。
01.写真はイメージです
この曲、感想書いてなかった…ですよね? わたらいさんが飲んでるコーヒーの粉?か何かのパッケージに書いていた言葉から出来た曲らしいです。創作者ってそういう小さな違和感をもとに作っていくってことに驚かされます。写真はイメージだけど、みんなの気持ちがぴったりくっついた時間は確かにあったはず。という曲と捉えています。
02.Daybreaker
タイトル先行で作られた曲って言ってたな。夏の朝のドライブにぴったり!な爽やかで元気な曲。この曲、ライブでバンドアレンジで聞いたことがないのですごく楽しみにしています。このMorroW SoundSというアルバムは、夏イメージなのかな?でも「万葉の花」「Wake me up」も入ってるか。どっちなんだろう。
03.蝶結び
これもわたらいさんが蝶結びが苦手、という1つの事実から作られた(っぽい)曲。ほんとにそれだけから曲作れてしまうんだからすごいし、サビのリフレインがとても耳に残ります。わたらいさんの曲で「リインカーネーション」というようなフレーズ出て来るの珍しい気がします(「雨に還れ」でも出てきますね)。わたらいさんの曲の中に多い切なさは、どこからくるものなんだろう。
04.Wake me up(Re-mix)
これはクリスマスソング。わたらいさんの曲ってひねくれていたり笑、視点が他の人とは違うところが多かったりするわけですが、この曲は大切な人を思って純粋にその人に喜んでもらいたいという気持ちがすごく伝わっていて好(ハオ)。あとバンドアレンジとコーラスがすごく好きで、めちゃくちゃグッと来てしまいます。
05.Offshore
1発で聞いて大好きになった曲!早くバンドアレンジでライブで聞きたいです!この曲は「Daybreaker」と対になるのかなあとか勝手に思っています。
韻の踏み方が大好き!サビで手を上げてライブでノッてる自分がもう想像できちゃって、嬉しい! あとバンドアレンジカッコよすぎない!? 「よござんしょ」とかいう感じの言葉遣いも好き!
06.タイガーリリー
わたらいさんが小学生の時に好きだった女の子のことを歌ったらしい曲。1回サビでうたって、そのあと「ヘイヘイヘイ!君と歌ったナンバーは」って続くの大好きすぎる。タイガーリリーに対してちょっと距離を置きながらも、それでも優しい視線を見せるわたらいさんが好き。
07.in the mood
この曲ね〜〜好きなんですよ。FoZZtone時代の音源に別タイトルで入ってまして、いい曲だなあって思っていたので、今回このアルバムに入ることになって本当に嬉しいです。インタビューではわたらいさんはクズの曲だって言っていたけど、そんなことない、かわいい曲だと思います。だって星の海をワルツで駆け抜けるんだよ!?
08.Kebab
この曲はもうちょっとおちょくった感じの曲を想像していたので、かなり驚きました。Bar bar poleの「一盃口」を思い出しました。けだるい感じが良き良き。コックさんの歌なのかな。こんなふうにわたらいさんに全部お膳立てしてもらえたらなーと思います。「よかろう↑〜おおおお〜」っていうのがすきすき。
09.雨に還れ
あやまちを犯した男女が、それを忘れようと試みているけど忘れられない、そんな曲かなあと思います。わたらいさんこういう切ない系の曲、とてもお得意な印象があります。「polka dots」思い出しました。この曲にも「生まれ変わって」「カルマ」って出てくるけど、何か心境の変化あったのかな?
10.万葉の花(Re-mix)
何を隠そう、私は本当にこの曲が好きです。配信当初から好きすぎる。もう私のために作ってくれたんじゃね?というくらい好きです(そんなはずない)。RE-mixも好きです。この曲があるだけで1兆点加点です。
11.アンカー
アンカーってどういう意味かはわかりかねているのですが、この曲で夜を迎えて、最後の曲で朝になるんですねえ。私 夜の海があまり得意ではなく、怖いから苦手なんですが、わたらいさんもちょっと怖い?と思ってくれてたことが判明して嬉しいです。あとアコギの音がよい。
12.MorroW SoundS
アルバムの最後を飾る曲。「Weather Report」で「青信号一回分の幸運を」と願ってくれていたわたらいさんが、「どうぞいい日を」と言ってくれていて、そういう善意みたいなもの、わたらいさんがもっている誠実さみたいなものが感じられて、20周年という記念のアルバムである以上に、私は嬉しかったです。
音楽活動開始20周年記念ということでこのアルバムは出たわけですが、私は評論家ではないので、これが最高傑作かどうかは…わからん。でも御本人がそう言ってるからにはそうなんだと思うし、そういう作品を作れたわたらいさんにおめでとうと言いたいです。
伝わらないかもしれませんが。わたらいさんはわたらいさんが思っている以上に、善意と誠実さに溢れた、素晴らしい人だと思います。そんなわたらいさんがこれからも、自分がやりたいと思える音楽をやっていけますように。
おやすみ。そして朝にまたこのアルバムを聞こう。