遊ぶことを知らない愛犬
こんにちは、ぴぐです。
我が家に愛犬ざらめがやってきて、1年が経ちました。
推定5歳でやってきたので、現在推定6歳。
病気をすることもなく元気に過ごし、我が家にすっかり慣れてくれたように思います。
ただ、1つ悩みが。
それは、全く遊ばないことです。
繁殖犬として過ごした期間
ざらめは元々、繁殖犬としてブリーダーのもとで過ごしていました。
この期間、どのような飼われ方をして、どのように過ごしてきたかはわかりません。
ただ、歯の状況が悪いことや、極端に人や物に怯えることから、恐らく一般的な社会性は身に付いていなかったと想像しています。
また、もしかすると何か怖い目にあったのかもしれません。
我が家にやってきて
ざらめを引き取る際、おもちゃで全く遊ばないことは聞いていました。
とはいえ、何種類かおもちゃを与えたら、そのうち遊ぶようになるだろうと軽く考えていたのです。
我が家にやってきて、早速3種類ほどおもちゃを与えてみました。
音が鳴るおもちゃ、おやつが入るおもちゃ、ロープ。
まず、音が鳴るおもちゃは怖がって逃げ、ブルブル震えました。
おやつが入るおもちゃは、クンクンするものの、すぐに興味を失います。
(ざらめの前でおやつを取り出してやり方を教えてみても、効果は同じでした。)
ロープに関しては、見向きもせず。
タオルはどうだろう?と思い、タオルの端を丸く結んでざらめに差し出してみました。
おいで〜と言いながら、タオルをユラユラ揺らしてもほぼ無視……。
定期的にさまざまなアプローチをしてみましたが、効果なしでした。
唯一興味を持ってくれた鹿の角も、わずかな期間だけ。
お散歩は好きなようで
我が家に来る前はお散歩もほとんどしていなかったらしく、外に出すだけでブルブル震えていましたが、しばらくすると楽しさがわかってきたようです。
ハーネスを見せると、喜んで走ってくることが増えました。
ただ、外の匂いを嗅いだり立ち止まったりすることはありません。
とにかく前に向かって歩くのみです。
お散歩が好きなのであれば!ということで、外に出てボールを転がしてみたり、庭で一緒に走ってみたりしましたが、冷ややかな目で私を見つめているだけでした……。
遊ばないこと・興味を示さないことのリスク
ざらめに遊ぶことを覚えてほしい理由が、2つあります。
1つ目は、単純に楽しい!という気持ちをもっと味わってほしいから。
そして2つ目は、認知症のリスクを少しでも減らしたいから。
ざらめは食事とお散歩のとき以外は、ずっと寝ています。
犬はよく寝るものだよ。とも聞きますが、それにしてもずっと寝ているんです。
なんなら、子どもたちが学校に行って帰ってくるまで、ずっと同じ場所で寝ていることも。
病気なの?と思い、獣医さんに相談したりネットで調べたりしましたが、そういうわけでもなさそう。
いい刺激があった方が脳が活性化すると思うので、もう少し何かに興味を持ってほしいと思うのが正直なところです。
最後に
ざらめはおもちゃで遊ばないので、いたずらも全くしません。
目の前にスリッパがあろうと、充電器が転がっていようと全く興味を示さず。
飼い主にとっては、ものすごく飼いやすいんですけどね。
犬としての喜びや楽しさを少しでも見つけて、残された犬生を過ごしてほしいです。
これからもざらめの意思を尊重しつつ、ストレスにならない程度に、さまざまな方法で働きかけをしていこうと思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。