息子からの手紙で号泣した話
こんにちは、ぴぐです。
息子の中学校の卒業式が、無事に終わりました。
卒業式が終わったあとに息子からもらった手紙で、号泣した話です。
手紙を渡すことを事前に知らせてきた息子
先日息子が「レターセットちょうだい」と言ってきました。
普段手紙を全く書かない息子。
珍しいなと思い、理由を尋ねました。
すると、
「卒業式の日に親に手紙を渡せってさ。本当は親に内緒で、100均とかでレターセットを買うべきなんだけど、面倒やけん家にあるのをちょうだい!」
と言ってきたんです。
そんなこと、言わんで欲しかった!!というのが本音でした。
とはいえ、息子らしいなとも思い、家にあったレターセットを渡すことに。
卒業式前日
卒業式前日の朝になっても、息子は「お母さんたちに手紙を書いてない」と告白してきました。
「手紙とか、相当苦手!何を書いていいかわからんけん、空の封筒だけ渡そうかな」なんてことをボソボソ言いながら登校していきました。
卒業式当日
卒業式当日。
無事に式を終え、クラスの友だちや部活の先生方との語らいを終えたあとに、息子がスッと封筒を出してきました。
私があげた、封筒を。
てっきり空の封筒だと思っていた私は、いい意味で裏切られました。
息子からの手紙
息子のヘナヘナした字で、便箋の1枚目にこう書いてありました。
「お父さん、お母さんのおかげで無事卒業することができました。手紙が苦手で、何を伝えたらいいのかわかりません。なので、自分なりの方法で感謝の気持ちを伝えます。2枚目をみてください。」
2枚目にはQRコードが貼り付けてありました。
QRコードを読み取ると、そこには息子が生まれてから成長していく過程での写真とメッセージが、動画としておさめられていました。
泣くつもりなんて全くなかったのに、夫婦して大号泣。
息子にお礼を言うと「あれくらいで泣くなんて」と笑っていましたが、きっと照れ隠しだったと信じています。
最後に
息子はお勉強ができるタイプでも、リーダーシップを取るタイプでもありません。
紙上での点数が重要視される受験では、とても苦戦を強いられました。
けれども、自分=動画編集というポジションをしっかり取って、私たちに最高のプレゼントをしてくれた息子を、誇りに思います。
高校生になって、動画編集とは違うことに興味を持つかもしれません。
本人が進みたいと思った道を信じ、全力で応援できる親になれるよう、私たちも頑張ろうと思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。