エンペドクレス
ヘラクレイトスとパルメニデスの考えの融合
ヘラクレイトスのパンタレイ
万物は変化を続け世界を作っている
パルメニデスのト・エオン
万物は不生不滅で不変不動
タレスから始まる自然哲学者
アルケーをあるものに求めたのは一定の評価ができるが
それをそのものだけに限定したのが間違いだった
万物の始原は『水・空気・火・土』の四元素
インドのヴァイシェーシカ学派の四元素に類似
言い換えるとパルメニデスの言う
『ト・エオン』が『水・空気・火・土』の四元素
これらの存在は不生不滅のため、他のものに変わったり
生まれたり消えたりすることはない
常にそこにあるし、これからもそこにある
この四元素が互いにくっついたり離れたりすることで
様々な変化を生じさせている
それらの根元達は引力と斥力でもって
くっついたり離れたりしている
引力を愛、斥力を争いと表現したのは
ヘラクレイトスの影響か