ディオゲネス
生涯
シノペという都市で両替商の親から生まれた
青年期、神託を受ける
『国に広く通用しているものを変えて良い』
本来は習慣や制度を変えていけという意味だったが
ディオゲネスはそれを通貨のことだと勘違い
貨幣を偽造(鋳造)して国外追放される
追放後にソクラテスの弟子、キュニコス派の創始者でもある
アンティステネスに弟子入り
キュニコス派の思想
キュニコス派の創始者アンティステネスはソクラテスの弟子
ソクラテスが大事にしていた【徳】を引き継いだ人物でもある
幸せに生きるためには、ソクラテス的な強さ(徳)意外には何もいらない
賢者は生活を送るに当たって、世の中の法律や習慣に従うのではなく
徳の法則に従うべき
ディオゲネスはプラトンの貴族的な生活に批判的
プラトンはどう思っていたかは不明だが
ディオゲネスは明らかにプラトンを攻撃の対象にしていた
ディオゲネスの弟子クラテスは
ストア派の創始者ゼノンの師にあたる
キュニコス派の欲望に対する考え方はストア派に影響を与えていた
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