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そんなつもりじゃなかった〜I’m 31歳児〜
こんばんは。
春野つみれです。
私が小さい頃、私の母は自称ケチでした。
安売りをしているスーパーに出かけたり、急ぎではないけれど欲しいものがちょっとお高い時は安くなるのを待ったり、なんでもない時に贅沢をしなかったり。
文字にしてみると私の感覚では普通なことばかりです。私もしっかりその血を受け継いでいます。
今思えばケチを名乗ることで、弟と私にあまり無駄なものをねだらせないようにしていたのかもしれません。お買い物に行くたびにお菓子をねだられたら困りますもんね。
しかしそんな母はいつも本だけはケチらず、読みたい本があれば買ってくれました。
買ってもらえなかったのは漫画と携帯小説です。
(携帯小説めちゃくちゃ懐かしい。)
「本はケチったらあかん」が口癖だったように思います。
そのお陰で私も本はかなり低いハードルで買うタイプに育ちました。
買った本をきちんと読むかはまた別ですが。
さて、最近私が読む本の入手経路は主に実家です。
母が読み終えた本をもらってきて読みます。
私はこれを実家文庫と読んでいます。
実家文庫は母が購入したものと、弟が購入したものがあります。
弟も本を買って読むのですが置き場がなく、ある程度本が溜まってくると実家に送りつけているようです。それにあやかる姉。
というわけで、最近はめっきり自分で本を買うことが少なくなりました。
先日本屋さんに行くと、インスタで見かけて気になる本が売っていました。
せっかく見つけたし買おうとしたのですが、ふと「実家文庫にあるかもしれない」という考えがよぎりました。
実家になければ買おうと思い、その場での購入は見送りました。
数日後、母にメッセージを送ります。
私「この本ってそっちにある?」
母「見たことないからたぶんない、急ぐの?」
私「全然急がない」
母「買ってあげる!」
私(??!?!買ってくれるの?!)
母「ついでにこっちの本もあげる、おもしろかった」
母にとって私は子どもですが、世間でみたら立派なアラサーです。
まだ本を買ってもらえるのか、と思いました。
ありがたい限りです。
そして本日「本買ったよ!そっちに用事あるし届けにいくわ!」とメッセージがきました。
もう一度言います。私はアラサーです。
何かお礼をしなければ。
そして本を買うハードルは低く育ったのではなかったのか。
実家に本がなければ自分で買おうと思ったのは本当です。本当ですよ。
ちなみに2025年の目標である「月2冊は本を読む」ですが、初月ですっ転んだので2月は1月分を繰り越して3冊読むことになっています。
現在の進捗状況をお知らせいたします。
なんと0冊です。
まだ1冊目を読み始めてすらいません。
私は一体何をしているのでしょう。
ツムツム再来か?
アニメにはまった?
もしかして読書よりダイエットに励んでいる?
ただの怠惰?
明日記事にしたいと思っていますが、まだ未着手なのでなんとも言えません。
お読みいただきありがとうございました!
◾️本日の見出し
そんなつもりじゃなかったのに、買ってもらえることになり「ありがとう」とハートが飛び出てきました。
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