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月と太陽の夫婦愛


『あたしは君のメロディーやその哲学や言葉すべてを守るためなら少しくらいする苦労も厭わないんです』

最近夜はいつも、平成に夫の中で流行った歌たちがYouTubeで流れていて

特に夫婦揃ってファンの椎名林檎さんの
『幸福論』が今流れて、口ずさんでいた時に

このネタを一番に書こう、と思った。


歌って、不思議だ。
25年も前からこのこの曲は知っていて、
当時小学生の私も口ずさんでいたというのに


今、初めて思う意図があったりする。


先日、
同じコミュニティに入っている、ファッション職人のちさこさんに

夫婦の月星座と太陽星座を見てもらった。

太陽星座は、みんなが思っている、いつもの星座だ。

私は、おうし座。夫は、双子座。

月星座とは、それとは違う。

月星座反転ファッションコンサルの、商品説明の欄に、こうある。

【月星座は、本当は自分に合っていない物事を「合っている」「好き」と思いこませます。 自分の月星座の服を着ると、パッとせず、運気が悪くなってしまうのです。 そこで、おすすめしたいのが月星座と正反対の位置にある星座のファッションを取り入れる、月星座反転ファッションです。】

自分にないものだから、埋めようとする。。
憧れて取り入れようとするけど、なんだか違う。でも、そうじゃない、ないものじゃなくて、あるものを見つめて、美しく着よう。あなたはすでに、足りないものなんて、ない。


そんなふうにいっているように、聞こえた。


私は、自分の着たい服が、産後わからなくなっていて
好きだった緑の服がタンスの中に全く入っていなかった。


一方、夫はどうだろう。
真っ赤な服に、全部色が抜けた真っ白なジーパン。

ウォーリーか楳図かずおしか、着なさそうなあの柄の服。しかも、パジャマだった。

どこで売ってるのかわからない、すごい柄の半袖ジャケット。

同じ靴を気に入って、廃盤になってもメルカリで買いたす私と、
定期的に赤、緑、白ピンクなどのスニーカーを数足買う。

一貫性はないけれど、
きっと、少し前の私のように『意識しないでいたら大好きな緑の服がなかった』ということはなさそうだと思った。


見てもらった結果、

・汚れてもかまわない
・夢の世界、あいまいな世界
・空想的なスタイル
・ハンドメイドの服
・紫
・精神世界
・ロマンティック
・ユニセックス
・現実を忘れさせてくれる不思議な配合の色

というキーワードをもらった。

『逆立ちしてもわからないような夫を理解しようと思う気持ち、愛』と、ちさこさんに言ってもらった。


そう、
私は新卒入社14年、転職なし。
転職、人生で何回してるかわからない。本人いわく10回くらい?な夫。

車、2台目、自腹は1台目、な私。
夫はアメ車とか乗っていたらしく、今は7台目らしい。


30歳過ぎまで、人と1年付き合えたのが最長、だったらしい夫。

3年、5年、10年な私。

嫌いなもの、らっきょうくらい?

嫌いなもの、
トマト、ナス、ピーマン、オクラ、かぼちゃ、でかいにんじん、セロリ、、覚えきれない。

逆立ちしても、わからない。



夫婦になるって、恋人と違って、だいたい、
同じ家にいて
同じようなものを食べて、同じ部屋で、眠る。

理解できないことや、私の中の価値観とは違うものが多くて

それは恋人のときはおもしろいだけだったけれど
きっと家族になり、親になり、簡単に

『面白い』だけでは片付けられなかった違いの数々。

こんな職場やら親族にも公開のところになかけないくらい、驚愕の数々。(詳しくはスタンドエフエムとかで、話します)


でもねぇ、『なんでなんだろう』なんですよ。

私はこれを、赤だと思うんだけどあなたは青だと思うのね。

仕事は楽しくてお金をもらえるものなんだけど、あなたは全然違うのね。


いつものこれ、が私は落ち着くんだけど、あなたはその、どこで見つけたかわからない柄、が好きなんだね。

10年経っても、一つずつ一つずつ、紡いでいく。


好きな食べ物が覚えきれないので、(嫌いな食べ物と混ざる)ついにグーグルキープに、メモをし始めました。

『これ、買っていい?』と聞くときは


だいたい、照明とかライトか、音楽か、派手な洋服です。ただ、理解はちょっとできなかったり、初見じゃ何に使うものかわからないもののときもあります。


月星座を見ていただいたときに、ちさこさんが
『しゅがーさんに、いつも、ご主人が「これ、どうかな?買っていい?」と聞くのは、安定のおうし座のしゅがーさんで、確かめてるのかもしれないですね』のようなことを、おっしゃっていた。

ああ、そうなんだ。だから、結局自分のお金で買うのに、毎回聞いてるんだ。


ふわっと、酔っているような魚座のやりたいことを、これは、大丈夫な範囲か?と確かめているのか。

そうか、私はいつだって、基準点にいて「いつもの」でいよう、と思った。素敵な診断でした。


『あたしは君のメロディーやその哲学や言葉すべてを守るためなら少しくらいする苦労も厭わないんです』


林檎ちゃんの、このときの好きな人は魚座の男性でしたでしょうか?


ちさこさん

https://www.instagram.com/chisako_miwa?igsh=MXB2MGtzNWcyY3E1aA==


幸福論


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