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麻布台ヒルズの妖怪


おはようございます。
今月はもう仕事がないので
ゆるやかな日々を過ごしております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて今日も
これは記憶に留めておきたいと
感じた出来事を書いていきます。

最後にややセンシティブぶち込んでます。


マタニティウェア?
そんなん、なんぼでも買ったらいい

最近、少しずつ大きくなってくる自分のお腹。
いよいよ手持ちワードローブでは
ウエスト周りがきつい。

『そろそろ、部屋着ズボンのゴムですらきついわー。』

と旦那に言うと

「マタニティウェアやな。そんなんなんぼでも買ったらいいんよ。なんぼでも買い。」

これ一見、優しい旦那さまという誤認をされる方が続出するかと思うのですが

発言に対して家計が間に合ってないのよ。
なんぼでも買えへんのよ。
ユニクロ、H&M買い渋る気持ちすらあるんよ。

『ありがとう。すごいね。麻布台ヒルズに住んでる旦那みたいなこと言うね。』

「へへ」

へへじゃねぇ
まあ気持ちは嬉しい。ありがとうな。
彼にとっては至ってまじめに本心で発言してるから余計におもろい。

ほんまに家計をかえりみず
服買いまくったとて
きっと彼は何も言わないでしょう。


我慢して使うくらいなら、全部買い替えたらいいねん

昨晩、わたしが
買い間違えたトリートメントが
お気に入りの香りじゃなくて
とても残念ということを伝えた時

なんかボソッと言うわけですよ

『え、なに?』

「そんなん、、、たらええねん」

『え?何したらいいって?』

「そんなん我慢して使うくらいならぜーんぶ買い替えたらええねん」

『でたぁ!麻布台ヒルズの旦那!!』

妖怪ですよ、もう。
麻布台ハイですよね、あなたもう。

笑うしかない、これは。

でもそんな旦那が最高に面白くて好きだな、と
改めて感じましたね。

何が面白いってやっぱり
いたってまじめにそう答えてるところが
面白いですよね。
こちらはお子が生まれる事に
この先の家計とか思考を巡らせ
財布の紐締めまくって生きてるのに
とつぜんそんな
ゆるふわな事言われたら
拍子抜けするというか
冷静にアカンやろ、と思うというか。
まあ優しいんでしょうね。


ちなみに

あえて言うのも恥ずかしいくらいですが
麻布台ヒルズには住んでませんからね。
麻布台ヒルズにお住まいの旦那様がどんな感じか知りませんが、きっとなんでも買ってくださるのかしらという完全なるイメージでお送りしております。フィクションでありノンフィクションです。(?)


最後に

先日ね、
美容院の担当さんが
両親が熟年離婚しそうだと話してくれました。

昔は絵に描いたような仲良し家族で、まさかそんな日がくるなんて思いもよらなかったと。
2人の、いや、お父様の鬱憤が爆発したことと
ご両親の育ちの違いからくる価値観の差が
原因していたみたいです。
お父様はずっとそれを、我慢していたと。

なんかそれ聞いて悲しくなりましてね。

どんなに仲の良い夫婦でも
いつかひょんなこと
周りから見れば些細なこと
でも本人からしたらずっと
気になっていた小さなしこり
それが原因で
仲良し家族が、夫婦が離婚しちゃうんだなって。
あの頃大好きだったはずなのになって。

自分たちにも
いつ何が起こるか分からんなーと
そうおもうわけですよ改めて。

我々夫婦はシングル育ちで
いい意味で夫婦生活にキラキラを求めていないし、夫婦はお互いの努力が必要ということも幼い頃から染み付いている。その点は大変助かる。
同じシングル家庭でも
育った環境はまるで違いますが。

だからこそ
嬉しかった記憶とか
幸せだった記憶って
やっぱり大事だなって。
できる限り
怒りで満たされて
最後通告しそうな時でも
なんとか踏みとどまれるように
そのためにやっぱり
嬉しかった記憶は覚えておきたい!


妊娠期間中って色々あると思いますが
どうかみなさまが
楽しく面白く今しかないこの貴重な瞬間を
過ごされることを
切に願います。

元気な赤子うみましょうね。

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