イヤリングの別れ

前記事で書いた、共鳴のイヤリング。
このイヤリングをお迎えするにあたり、他の名もなきイヤリングの別れがあった。

きっと、心の奥底で、欲しくてたまらないというデザインではなかった、値段を抑えるためだった。
そんな思いがきっとどこかにあつまて、いなくならせたと思う。

共鳴のイヤリングが欲しくなってすぐ、右耳が居なくなった。
居なくなったこと自体が、新しいイヤリングを買いなさいのメッセージにしか思えず。
このサインを見送ってはいけないと思って、色彩検定1級試験直前だったけど、オーダーに行った。
それから、残った左耳を落としたくなくてほぼお蔵入り…
ついに新しいイヤリングを受け取って、そうだ、イヤーカフとして一緒に使えばいい。
新しい子が来てすぐ見つかった、なんてよくある話だから、ついに右耳も帰ってくる。

そう思った矢先。
左耳も居なくなった。

あれは、育休から戻って、不安にまみれた私を支えてもらうためのイヤリングだった。
今は、仕事に対する不安は手放しワークでだいぶ消えたから、お役目を果たしたのかもしれない。

このイヤリングは特殊だったと思う。
着けてる時は、あまり変化や試練を感じなくて。
居なくなることで、気付きや試練をくれた。
一緒になって探してくれる人がいること。
やっぱり欲しくてたまらないデザインにこだわるべきこと。
イヤリングはやっぱり揺れるのが私は好きだ、ということ。
顕在意識と潜在意識はやっぱり思ってる以上に違うこと。

顕在意識では、右耳も帰ってきて、揃うことを望んでた。
潜在意識ではどうだったのだろう?
新しいイヤリングが来るから、あっても使えないと思ってた?
妥協して選んでいるから失敗した、なかったことにしたい、と思ってた?

一緒に居て支えて欲しかった、という思いはあるけど、
自分の心は本当はどう言っているのか、よく向き合いなさい。
それを教えてくれるのがお役目のイヤリングだったのかもしれない。

と、お役目を理解したところで、落としたと思しきところを捜索するしかない✊
落とし物に届いていたり、しないだろうか…

いいなと思ったら応援しよう!