旦那、今は横で寝てるよ
本日 入籍した
愛する人の苗字になれた事、
法的に夫婦になれた事を喜ばしく思う
まだ『苗字』に慣れない
役所で、「おめでとうございます」と言われ、『そうか、めでたいことなのか』
と思い、
「お名前の確認を 」
で
新しい苗字を言い、
手続きの関係で
何度も、その名を口にしたが、まだ慣れない
これからは、「以前の名前あるある」
(漫画によくある名前だが実際なかなかおらん、名前順に出欠取るとき後ろになる)
が通じなくなる、
「割とありふれた名前」になる
不思議な気持ちだ
思えば色々あった
どん底の時を思うと本当に凄い変化だと思う
何年か前の 落ちてる時は
ひたすら運がなく、精神的にも疲弊して
自殺願望やら鬱の手前になり
『孤独死するんだろうな それもいいな』
と思っていた
そんな自分が結婚するなんて夢にも思わなかった
旦那は優しいとても良い人
大喜利界隈で出会ったが、
その時は「沢山いるメガネ男性の1人」
という印象しかなかった
旦那とは、鴨川杯がきっかけ
私が 寂しい時期で
『話す人誰かおらんか、
あ!ちょっと話した事ある人じゃ!』
と隣に座り、お喋りした
そこからカラオケに行く約束ができ、
カラオケ行ったら
その場で「お話があります」
と告白された
(真っ直ぐ目を見て言われた)
旦那曰く、
『鴨川の時に話しかけてくれて、
話しやすい、、好き』になったらしい
人生、何があるか分からないものである
もし、鴨川杯に行かなければ、
隣に座らなければ、
そしてカラオケの約束をしなければ、
この出会いは 存在しなかったのだ
旦那は信じられない位、純粋で
『よくこんな薄汚れた社会を生き抜けたな』
と思う程、天使なのだ
抜けている所が多いので、私が引っ張っていく事が多々あり、その点で喧嘩する事もあるが、
私が体調悪い時にヨーグルトを買ってきたり
マッサージをしてくれる 優しい男なのだ
私の証人欄は、かたみせましさんに書いていただいた (趣味の方で結婚相手に出会い、婚姻届の証人書いていただく人にも出会えた)
結婚式(まだ未定)は、
私は親を呼ばない代わりに、
私の親のポジションに
かたみせましさんに 座っていただこうと思う
よくあるエッセイで
「色んな病気や精神にまいっていたが
パートナーが出来てそれを乗り越えた」ストーリーがある
これに対し、
『病気パートは共感できるが
解決法が知りたいのにいきなりご縁があり、それでオールOK!丸投げ! は困る』
という意見がある
ごもっともだ
私もそれは思う『けっ、相手頼りかよ』と。
私の場合は、落ちるとこまで落ちて、
それから、死なない為に絵を描いて息をして
毒親から全力で逃げて
色んな人に出会って傷付いて傷付いて
また絵を描いて息をして
を繰り返し
やっと周りの景色が見えてくるようになった頃に旦那に出会えた
解決法は人それぞれ だが
結局は「動く」しかないのである
落ちてる時に無理にしんどい事をしなくても良いので、
まず「自分の好きなこと」、
「ストレス発散になっている事」に没頭しまくれ
それか「興味ある事」に飛び込め
「負の連鎖」になる原因から全力で逃げろ
そこから動かないとなにも変わらない
窮地を救ってくれるヒーローも王子も
この薄汚れた社会にはいない
ありきたりだが、
幸せは自ら動いて掴むしか無い
その動く時期は辛いと思うが
そこを乗り越えたら小さな事に感動できたり
幸せを掴んだ時に
『辛いことがあったからこそ今、幸せだな』
と感じれる
(「嬉しくて泣いた」のは旦那の前が初めてだ)
落ちるとこまで落ちた私だからこそ今、言える
私は今、幸せ だ
そして幸せを運んでくれた旦那をはじめとする周りの人々に感謝を渡していきたい
まずは、 「ありがとう」