また会う日　は来ない島

長きにわたって続いていたちいかわ島討伐編が
ようやく終わった。
（多分これで本当の終わり）

すごく、、、更新のたびに
メンタルにきつく刺さる展開が辛かった。
人魚の鱗を見つけて、
ちいかわがカバンにしまったり、
葉っぱちゃん達と対峙した時は
『いよいよ証拠品を突きつけて話し合いをするのか』と思ったが、
無言のまま、ハチワレと合流し別れた。
そして『みんな終わったよかったね』
って大宴会をして船に乗って
ちいかわちゃんたちは帰っていった！
まさかのフルメンバーが
帰っていっちゃったよ！！

セイレーンに一撃は与えたけど
根本的解決にはなってない！！

そして、船の上で出した人魚の鱗が
風にさらわれて流れていく
まるでこの物語の終焉を彩るかのように。

今回はすごく全体的に動きのある話だった。
これが映画化したら、とんでもない作画量になりそうだ。

そして今回は珍しく2ページ更新されたので、
これでエンドロールかと思いきや、
最後の最後に大爆弾が来た！

葉っぱちゃんのその後ストーリー辛い！！
めちゃくちゃ辛い
葉っぱちゃんたちがひっそり島を離れて
2人で見知らぬ土地で洞窟を見つけ、
またここから1から始めようと言う流れになって、『ああ、こうやって2人はひっそりと暮らしていく道を選んだんだなぁ。複雑だけどよかったな』
と思ったら、
1番最後のコマに度肝を抜かれた。

その葉っぱちゃんがたどり着いた島に
忍び寄る影、セイレーンだ！！！
これはこの後、セイレーンが
その島にたどり着いて、
2人を見つけて永遠の地獄を味わせる
超バッドエンドの流れだ！！！
怖い。

今回は本当に救いようのない話で辛かった
割とちいかわちゃん達が
窮地に追い込まれるし、敵と何度も戦い負けるし、
明確に
『敵に捕まり、閉じ込められる展開』は、
今までなかったから、新しい

　唯一、シーサーちゃんだけが
島の暗い面も知らず、酷い目にも遭わず
『島のキラキラした部分』だけを知って
「楽しかったね」って帰っていってる
（シーサーちゃんは、善人ポジション、
超ラッキー体質でキラキラ面しか知らずに生きていたキャラクター？）

今回も展開が、全く読めない内容だったが
どんどんナガノさんの中の闇が出て、
全ての読者が想像したフラグをバキバキに折って、ブルドーザーでその上を潰して作った道を
「これが私の物語じゃ！読め！」
とナガノさんが言っているように感じる

ダークなのに、パワー系！本当に凄いと思う

もう、あの島には
「今日の日はさようなら　また会う日まで」
は来ない　永遠に。