灯火 SHIKABI
スタジオでお仕事をご一緒させていただいている映像作家の杉本篤さんのご自身の作品が出来上がったというのでお邪魔して来ました。スケボー、スケートボーダーを描いた作品です。
日本橋兜町にあるKeshiki スペースAAという場所です。会場に入って受付でブックレットを貰います。丁寧につくられたものであることがすぐにわかります。極力、装飾を配してシンプルなメッセージを感じる写真とモノローグで構成されています。レイアウトもとても素敵です。
会場内はご自身の写真やアクリルアート、アスファルトアートなどがゆったりと展示してあります。前衛っぽくも見えるのですが、僕には心が潤う優しいアートに感じました。とても心地よい空間です。
映画の上映が始まりました。無骨で荒々しいスケボーの映像と音で構成されています。音楽もとてもかっこいいです。サウンドトラックはつくらないのでしょうか?作品は一見、脈略がないように感じますが、しかし、一つ一つの点がしっかりとした線で繋がっていきます。
言葉数少なに語られていく映像から監督やスケートボーダーたちの胸中の湿気を感じ、自分も共感して映像の中に入っていってしまうような感覚です。
上映は3/26まで。足を運んでみることを、ぜひ、おすすめします。