構築勢に捧げる一夜漬け2Pick攻略法【DoV編】
みなさんこんにちは。のりものポケモンです。
今週27日に開催されるJCG3人チーム大会、みなさんは参加されるでしょうか?
これを読みに来た方の8割くらいはこの大会に出るために人を集めたはいいものの、貧乏くじを引かされて普段やらない2Pick担当を押し付けられた構築勢かと思います。
このブログはそんなチャレンジチケット3桁所持プレイヤーの方向けに
とりあえず頭につめこんどきゃどうにかなるあたり前をまとめた内容となります。(筆者は今期チャレンジマスター称号を取得する程度しかやり込んでないので悪しからず)
・ピックについて
・提示されるカードの法則
1.基本的に同じレアリティ同士でしか提示されず、レア度ごとに提示される枚数は決まってる。
2.最新パックのカードは他のパックのカードより提示されやすい(通称:新弾ボーナス)
2pickは1.の法則から基本
選んだクラスの、金虹6枚銀8枚銅12枚
にレジェンド以外のNクラスのカード4枚を加えた30枚のデッキが出来上がる。(※)
この特徴から相手の出てきたカードのレアリティからデッキの中身を推測したり、ケアの優先順位を決めることができる。
また2.の新弾ボーナスの要素も含めると
2Pickで出来上がるデッキの低レアリティのカードはそんなに変わることはない。
つまりデッキの強さはゴールドレジェンドの強さに依存する。
要は金虹ゲーということ。
※(最初の提示のみクラスの金虹と一緒にNのレジェンドが提示されることがある)
・クラス順位
Tier1 Nm>E≧W
Tier2 B>V>R
ban D Nc
この順位になった理由は省くが、普段2Pickしない素人が握って勝てるのはTier1のみ(厳しめにいうとNmだけ)
なので今回はNm E Wの3クラスのみ解説する。
もし当日Tier1のクラスが提示されなかったら構築担当2人に土下座しましょう。小指1本で許してくれるはずです。
・ネメシス
・特徴
〜長所〜
・低レアリティ群の質が飛び抜けて高い
・ボードアドバンテージの獲得に優れる
・後攻用のカードが存在するため先手後手問わず戦える
〜短所〜
・ライフレースに弱い
・アンタッチャブル(攻撃されないフォロワー)に弱い
・優先ピック
丸をつけたカードを優先的にピックすればおおよそ強いデッキが組みあがる
ブロンズ
シルバー
ゴールド レジェンド
・解説
優先カードを見て貰えば一目瞭然だが
ブロンズでは《パラダイムシフト》生成カードを、シルバーでは後攻で強いカードを、ゴールドレジェンドはフィニッシャーをと各レアリティでピックしたいカードがはっきりしている。このわかりやすさもネメシスの大きな強みだ。
特にブロンズでは《アームメカニック》、シルバーは《肉球シュート》、レジェンドは《アーティファクトシップ》を最優先でピックしたい。
《アームメカニック》をピックした枚数がそのままデッキの強さに直結し、後攻は如何に強く《肉球シュート》を打てるかがカギを握る。
《アーティファクトシップ》は8コスト本体が安着すれば実質勝利といっていいほどのフィニッシュ性能を持っている。
なのでこれらのカードは一緒に選ぶカードがどんなに弱くても歯ァ食いしばってピックしましょう。
(特に《アーティファクトシップ》は提示されてそれを避けるというシチュエーションは現実的なレベルでは存在しないです。)
プレイングもピック基準からして明らかで、5ターン目以降如何に《アームメカニック》を強くプレイするか、8ターン目に《アーティファクトシップ》をどううまく安着させるかを大局観としてプレイを組み立てれば良い。
・対ネメシス攻略
この対面で明確に意識しておかなければならないカードは
《肉球シュート》《スパイデバイス》の2種。
先攻を引いたときはリーサルの目処が立たない限りは無理に進化を切らずに《肉球シュート》の追加起動をさせないよう立ち回り、こちらが後攻の時は3ターン目に出てきた《スパイデバイス》をできるだけ《パラダイムシフト》を加えさせずに処理したい。0枚が理想だが1枚で抑えられればとりあえず及第点。2枚以上加えさせたらその試合はほぼ負けなので処理に失敗したら横の構築2人に焼き土下座です。
・エルフ
・特徴
〜長所〜
・銅銀で展開、除去、バーストダメージが一通り確保できる
・全クラス中最も広いレンジで戦える
〜短所〜
・ハンドリソースを確保しにくい
・万能だがそれぞれの要素は中途半端でよくも悪くも器用貧乏
・優先ピック
ブロンズ
シルバー
ゴールド レジェンド
・解説
こちらはネメシスとは打って変わって提示カードによって適宜基準を変える柔軟なピックを求められる。
アグロ、コントロール。乗り物、アクセラetc...。それぞれのパターンのピックの寄せ方全てを記述することは可能だが、それら全てを頭に詰め込んですぐ実戦することはまず不可能なのでここでは一番理不尽に勝てる【フェアリー軸】を意識したピック基準を掲載した。
金虹枠で《瘴気の妖精姫・アリア》を気合いでピックし、シルバー枠で1枚でも多く《陽光のエルフ》をかき集め、ブロンズ枠のフェアリー展開札とバウンスカードと《ブレードエルフ》でデッキを埋めていく。
アリアがもし提示されなかったら横の2人に左腕を差し出しましょう。
大まかなプレイ手順は当たり前だが
・1ターンでも速く《瘴気の妖精姫・アリア》を進化する。
・5T以降は《陽光のエルフ》を絡めたボード制圧でマウントを取りつつ相手のライフを《ブレードエルフ》の5点(7点)、《ウィンドフェアリー》の6点(10点)のラインまで落とす。これだけ。
要はアリアをピックするということはこれくらい楽に勝たせてくれるということである。
・対エルフ攻略
この対面は基本的にカードコンボで大きなアドバンテージを獲得するクラスなので何かをケアするのは他対面以上にシビアだ。
なのでここでは単体で試合展開に大きく影響を与えるカードのみを紹介する。
《蜂の襲来》は1枚で複数枚を実質確定除去でこちらのボード制圧を否定し、
《大自然の捕食》は6コスと高コストだがこちらのフォロワーの体力が高いほどライフとハンドを与えてしまう。特にドローさせてしまうのが問題で、コンボで真価を発揮するクラスに手札を与えるのは死に直結する。
因みに今期は《《吊された男》ローフラッド》のエンハンスプレイはウィッチ対面以外では基本的に自殺行為である。
・ウィッチ
・特徴
〜長所〜
・2Pick最強カード《マナリアクイーン・アン》を使える
・ボード形成とドローに優れる
〜短所〜
・ダメージソースが一部のカードに依存してしまう
・低コストの質がレア度問わず悪い
・優先ピック
ブロンズ
シルバー
ゴールド レジェンド
・解説
《マナリアクイーン・アン》(《レグニスロード・グレア》)を《魔力による複製》で増やして《イクシードブラスト》(《フェイタルバーン》)を連打すれば例え相手がプロプレイヤーでも楽に勝てます。
(正直3連エモート+席を立つ+過剰なリーサルよりよっぽど悪辣なバッドマナーとさえ思うくらいゲームを否定しうるパワーです)
なのでこれらのカードを全力でマリガンして手札に持てるようピックも意識的に「序盤からフォロワーを並べられる構築」か「AoEと回復で序盤のリードを巻き返す構築」のどちらかを目指して組む。
因みにこれらのカードがもし取れなかった場合は《マーシャルゴーレム》《楽隠居の元国王・フォリア》等の展開カードを起点に常時ボード上でマウントを取り続け、《フューチャービジョン》と場のフォロワーとでリーサルを目指すプランを目指すこととなる。
アングレアなくても勝つことはできなくはないですが、もしどれもピックできなかった場合はとりあえず切腹しておきましょう。
・対ウィッチ攻略
・対ウィッチ攻略このクラスの特徴として、単体AoE問わず基本3点ダメージであることが挙げられる。
この対面では常に場に残すフォロワーの体力が3以下かそれ以上かは常に意識しなければならない。
だがそれ以上に警戒しなければならないカードが2種ある。
一つは《ハリケーンゴーレム》
通常時は2点AoEと心許ない性能だが場に土の印アミュレットがあるときはAoEの打点が5点と一気に跳ね上がる。
さらに場に出る土の印が自身のアクセラと《バイオレンスゴーレム》の結晶であることが多いため一緒に《ガーディアンゴーレム》が出てくることが多く、このカードの着地でボードが一気に逆転することは少なくない。
そしてもう一枚が《リトルメイガス・アリステラ》。
(通称「ひろゆき」)
このカードはアディショナル前は度々ローテーションでも見かけることはあっただろう。
「自分の体力の下1ケタと同じ値を相手フォロワーに与える」という独特な効果により常に相手の体力を0に近い値までで止めるか、それ以上削るかのプレイが求められる。
ケアの仕方自体は構築でもう慣れてるだろうから無問題だとは思うが、ローテーションよりもこのカードが強く使われた時の試合の影響度は大きいということだけは覚えて欲しい。
以上で解説は終わりです。みなさん27日の大会頑張ってください。
また来期からは構築Pick問わず今まで以上に積極的に情報発信する予定なのでこの記事が良かったと思っていただけたらTwitterなどのSNSで拡散、投げ銭をしていただけると嬉しいです。
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