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新たなパンデミックの可能性

4年前の3月11日、世界保健機関(WHO)はコロナウイルスをパンデミックと宣言しました。
WHOの公式発表によれば、2024年2月25日の時点で700万人以上がこの病気で死亡しています。
しかし、確認されている数字は通常過小評価であり、検査を受けていない人がコロナに直接起因せず死亡した場合や、医療システムの混乱によって間接的に引き起こされた死亡などを考慮すると、死者数はさらに多い可能性が高いとされています。

以下の表は、新型ウイルスによる新たなパンデミックの可能性について各国の人々の意識を調査したものです。
マレーシア、トルコ、インドネシアに住む人々が、世界的大流行が再び起こる可能性が高いと考えていることがわかります。対照的に、ヨーロッパの国々では逆の意見が多く、ドイツ、フランス、イギリスでは10人に4人程度しか、再度の世界的大流行の可能性があると答えていません。
調査対象となった34カ国全体では、平均48%が再び世界的なパンデミックが起こると予想しています。

現在、世界各国の政府や医療機関は、備えのレベルを向上させるため、より広範なウイルスに関する研究を実施しています。
研究者たちはこの仮定の病気を「Disease X(疾病X)」と呼んでいます。これは2018年にWHOが作った造語で、流行やパンデミックの可能性を持つ未知の病原体を表す言葉です。

再びあのようなロックダウンが世界的に起こることは絶対に避けないといけないと思いますが、現代のように人の移動が極めて活発な中では、パンデミックが起こる可能性は残念ながら高いのではないでしょうか。




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