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クリーンエネルギー製品を製造しているのは主に中国
国際エネルギー機関(IEA)は、2050年にゼロ・エミッション、脱炭素化・CO2排出ネットゼロの達成を目標に掲げている。
まだまだゼロ・エミッション達成の道のりは遠いものの、クリーンエネルギー製品の製造については、早くも明暗が分かれつつある。
以下の通り、ほぼすべてのクリーンエネルギー製品で中国が圧倒している。
中国の平均シェアが65%、アジアを含めると約75%がこの地域で製造能力を有していることになる。
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燃料電池など、製造キャパシティが現在の需要を大きく上回っているものもあり、必ずしも売上などとは直接関係しないが、2050年に向けて今後需要が急増してくることを考えると、先行投資がなされている理由は難くない。
中国が優勢な理由は:
低い製造コスト
コバルト、リチウムなど、クリーンエネルギー用のレアメタル生産
持続的な補助政策、投資
であるとされている。
人件費を含む製造コストや、特にレアメタルの確保はなかなか他国に真似できないことから、今後も中国の優位は継続しそうだ。